ラカンパネラ 難易度 ピアノ。 これで攻略!リスト『ラ・カンパネラ』難易度と弾き方のコツ!

『遺作』が弾けたからといって「ピアノが弾ける」わけじゃない|winouhe|note

ラカンパネラ 難易度 ピアノ

50代で初心者が独学で「ラ・カンパネラ」を練習、2年でコンクールの予選通過を果たした男性。 今回はタイトルの通り、50代のピアノ初心者の男性が独学で「ラ・カンパネラ」に挑戦、1年で最後まで演奏できるようになった人がいます。 その方の名前は「徳永さん」と言って、YouTubeで「おやじ ラ・カンパネラ」と検索するとすぐに動画が出てきます。 その方は、1年で曲が弾けるようになった後、2年経過した頃には、ピティナのコンクールなどにも出場、今はそれから5年が経過し、つい先日、ピティナ(PTNA主催 ・全日本ピアノ指導者協会)のコンクールの予選を通過したそうです。 その男性はたまたま私がアップロードした練習動画を見てくださったことから、私がとても興味をもって、色々、根掘り葉掘り聞いてしまったのですが、快く答えていただいたのでその内容を紹介していこうと思います。 かなり長い文章になってしまうので、2回の記事に分けてご紹介しますね。 私にとっても衝撃でしたが、おそらくピアノを独学で練習されていらっしゃる方や、40代、50代から初めてピアノに向かわれる方にとっても参考になる話なんじゃないかと思います。 どうぞ、ご参考になさってくださいね。 この記事は、その方のお話をあまり加工したくなかったので、できる限り、私の質問に対して答えてくださっているそのままの文章をここに使っています。 (もちろん、本人の許可をいただいております) 記事としては少し読みづらいかもしれませんが、その方が臨場感があると思い、このQ&A方式にさせていただいています。 ご了承下さいませ。 初心者が「ラ・カンパネラ」を演奏するということ まず、初心者が「ラ・カンパネラ」を演奏するということについてお話しさせていただきますね。 「ラ・カンパネラ」はリストの名曲でかなりの難曲です。 リストは指が長い(手が大きい)ことで有名な作曲家なので、1オクターブ(ドからド)どころか、10度以上(ドから高いミまで)を同時に演奏するという楽譜も多く、さらに「跳躍」といって「指をあちこち飛ばなければならない」というテクニックも多いので、割と「リスト」と聞いただけで諦めてしまう人も多いのが実情です。 私自身、手が小さくてオクターブ届くのがやっとなので、ショパンでもかなりギリギリ・・・(汗)「リスト?あ、無理・・・」と思ってしまっている部分もありました。 ピアノのことがあまりわからない方に対して説明するのなら、大学受験に話を置き換えることもできるかもしれません。 例えば、ピアノの曲の難易度(難しさ)を中学、高校、大学の種類に分けるとすれば、「エリーゼのために」が中学生位の感覚で考えると、曲にもよりますが「ショパンのワルツ」くらいが高校生の感じ、その次に大学生レベル「ショパンのエチュード」(別れの曲)などがあって、リストの「ラ・カンパネラ」はその上かもしれない?くらいの難易度の曲です。 難易度というのはもちろん目安であって、「ラ・カンパネラ」のテクニックはその人にとってはそんなに難しくないけれど、「ショパンのワルツ」の方がその人にとってはものすごく難しいと感じる人もいるので、あくまでも、なんとなくの目安と考えていただければ良いと思います。 それにしても、全くピアノをやったことがない人が挑戦するには、ピアノを知っている人からすれば、ほぼ「無謀」とも言える選曲ではあるかと思います。 なので、ほぼ独学でその「ラ・カンパネラ」を演奏できるようになったという話を聞いて、私はとても驚きました。 ラ・カンパネラを演奏できてから、1年後の演奏と5年後の演奏(今)の違い まずは、この方のYouTube動画をご覧ください。 これは2013年6月の演奏です。 練習を始めて1年だそうです。 それにしても1年かかったとはいえ、ひとりでよくここまで演奏できるようになったと、本当に感心してしまいました。 具体的にどうやって練習したのかなどについても聞いていますので、この後の記事でご紹介しますね。 この2つの動画を見比べるとよくわかるのですが、かなり脱力ができるようになってきていますし、何と言っても音の響きが全然違います。 無意識にでも、肩の力が抜けてきているのかもしれません。 そのあたりも含めて、色々と質問させていただきました。 52歳から独学でピアノをやろうと思ったきっかけと、なぜ「ラ・カンパネラ」だったのか??? ここからの文章は、私の質問に対して答えてくださっている文章をできるだけそのままここに転記してしています。 ピアノは本当に全くゼロの状態から始めたのですか? ゼロではありませんが、限りなくゼロに近い素人です。 話せば長くなりますが私が高校生二年の40年前の時に付き合っていた彼女がいましたが、その彼女は小さい時からピアノを習っていて音大に行くか普通の大学に行くか迷って、私に相談しました。 彼女のピアノは趣味程度の腕前だった様です。 私は彼女のピアノのレベルはチンプンカンプンなのでどう答えて良いのか分かりませんでしたが、 彼女に「1か月間だけ答えるのを待って」と言ってその時はそのまま帰りました。 その後、私の家は鍵盤楽器がないので、音楽の先生に頼んで(いつもピアノには鍵がかかっていました)彼女の為にピアノを練習したいので練習して良いですか?と相談して、昼休みの30分と放課後の1時間だけ鍵を開けてもらって独学で練習しました。 その頃、テレビ番組で赤い激流と言う番組があってて、主人公が毎朝コンクールに出て最後に優勝する番組の中で,1次審査が英雄ポロネーズ、2次審査がカンパネラ、本選がテンペストだったので、その3つの曲の中から「英雄」を選んで(クラシックのピアノの曲はこの3つしか知らないので)毎日、一時間半練習して1か月後に彼女の前で3ページだけ弾きました。 実は、この話は自分自身はすっかり忘れていた話なのです。 何しろ、今から40年近くも前の話なので。 その彼女に「人間やろうと思えば何でも出来ない事は無いと思うよ。 ピアノが好きなら頑張れ。 」と私がそう言ったそうです。 そして、その横ではボロボロ涙を流して、一言「うん」と彼女は言ったそうです。 その時に上手に弾いたのか、下手に弾いたのか? 私自身は彼女の前でピアノを弾いた事すら忘れていたので、覚えてすらいないのですが・・・ 今から5年前に、最初の「ラ・カンパネラおやじの挑戦」をアップした時は、本当に弾いた記憶が無かったので、初心者だと書いてしまったのですが、その後で、その時の彼女から1か月間だけ独学で(絶対先生からは習ってません)弾いてたと言われた時は、自分でも驚きました。 本当にすっかり忘れてしまっていたのです。 YouTubeにアップロードした時に、「初心者」と書いてしまっていたので、実は少し悩みましたが、52年間の中の一か月だけで、その記憶すらなかったので、「大丈夫かな」と思って初心者のままでYouTubeには書いてあります。 本当に独学で高校2年の1か月間だけです。 2,ピアノを始めた年齢はいくつからですか? 今からだと5年前??? 5年前の52歳からです。 3,最初からラ・カンパネラしか練習しなかったのですか? Q:最初から、ラ・カンパネラを練習していたのですか?それとも、初心者用の教材を何かされましたか? 最初からカンパネラです。 カンパネラの楽譜は有りましたが、楽譜が読めなかったので、他の方がYouTubeでカンパネラのピアノの鍵盤が光っているのを演奏しているという動画をアップロードしてくれていたのがありましたので、その動画を参考に練習していました。 演奏の音に合わせて押す鍵盤が光る動画を見つけて、1音1音光ったら止め、光ったら止め、繰り返して押す鍵盤を覚えました。 曲の音の長さはピアニストの演奏動画を聴いて覚えました。 バカの様な嘘の様な本当の話です。 本当にカンパネラだけで、2年~4年の頃、カンパネラと併用して英雄、革命、幻想即興曲を譜読み程度の速さで弾いてました。 4,5年前の映像と今の映像を見比べると・・・ Q: 5年前の動画と今の動画を比べると、無意識か? 自然に身についたのか?誰かに教えてもらったのか?ちゃんと脱力ができるようになっているのがわかります。 これって、誰かから指導されたのでしょうか? 誰からも教えられてませんが、高校の時の彼女からは「弾く時は玉子を握る様に弾くのよ」と教えられました。 脱力は無意識だと思います。 最近ピティナの審査員もしている有名な作曲家の先生や色んな有名な先生達からもFBで知り合い、ユーチューブの最初の動画から5年物までの演奏を見て頂き最初から脱力が出来ていると言われ不思議に思ってます。 (私は演奏の時、鍵盤をガンガン叩いているので、脱力は出来てないと思いますが・・・。 ) 私に興味を持って頂き有難う御座います。 私がカンパネラを弾き始めて、いろんな出来事がありましたし、カンパネラにまつわるいっぱい面白い話があります。 質問にはありませんが、ピアノを(カンパネラ)を弾き始めて2年でピティナの地方本選まで行けたのは嬉しかったです。 この「なぜ行けたのか?」の話も先生やピアノをやっていらっしゃる人にとっては面白い話だと思います。 追って、お話しますね。 こんな記事もお役に立つかも? ・ 幸せピアノメールマガジン始めました。 あなたがピアノで幸せの道に進めますように、いつも応援しています。 今日も訪れてくださり、ありがとうございます。

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ピアノのペダルの踏み方。どのタイミングで踏めば良いか

ラカンパネラ 難易度 ピアノ

リストの作品に総じて言えることですが、譜面通りに弾ければそれで終わり というものが多いです。 勿論、譜面通りに弾くこと自体が難しいのですが。 ショパンの作品は作曲者の意図を理解し音楽として表現することが求められます。 両者は方向性が微妙に違うので単純な比較は出来ないのでは? ラ・カンパネラという曲は、パガニーニのバイオリン曲をピアノ曲として 書き直したものです。 パガニーニは、当時、その超絶技巧で一世を風靡した人ですが、 芸術性の点でも卓越したものがあり、ショパンとリストも深い感銘を受けたようです。 この曲もそうですが、リストの作品には他人のインスパイヤが多く、 ショパンはそういった事情を知っていましたので、あまり快く思っていなかったようです。 リストも晩年は味わい深い曲を残していますので、ショパンがその頃まで 生きていれば、少しは見直したかも知れませんが。 A ベストアンサー こんにちは。 どちらも技術的に大変難しい曲ですね。 私は曲に難易度をつけること自体、ナンセンスなことだと思っています。 (質問者様を批判しているのではありません。 ) 技術的なことで難易度をつけるのは容易ですが、音楽はもっと奥深いものです。 ですから、私も全音の難易度には不快感があります。 そもそも偉大な作曲家は難易度を競って曲を残したのではなく、音楽の素晴らしさを曲として残したわけですから。。 全音は偉大な作曲家に失礼だと思います。 私が弾いた感覚としては、カンパネラのような曲は、手が大きい人のほうが有利でしょうね。 両方弾いた感覚では、技術的には大差無いと思います。 本当にどちらも難しい曲ですから。 技術的なことだけでなく、音楽的に美しい音色を奏でて曲を表現するということを考慮すると、技術的に簡単と思われる曲も難曲になると思います。 つまり、すべて難曲なのです。 音楽は音を楽しむものです。 弾けることが最終目標となりがちですが、曲が弾けるようになってスタート地点に立ったと思って下さい。 ピアノと一体になっていかに美しい音色を奏でられるか。 ピアノの練習は自分との戦い?です。 こんにちは。 どちらも技術的に大変難しい曲ですね。 私は曲に難易度をつけること自体、ナンセンスなことだと思っています。 (質問者様を批判しているのではありません。 ) 技術的なことで難易度をつけるのは容易ですが、音楽はもっと奥深いものです。 ですから、私も全音の難易度には不快感があります。 そもそも偉大な作曲家は難易度を競って曲を残したのではなく、音楽の素晴らしさを曲として残したわけですから。。 全音は偉大な作曲家に失礼だと思います。 私が弾いた感覚としては、カンパネラのような曲... A ベストアンサー 何度も投稿すみません もしかしたらピアノピース中? 全音楽譜出版社ってあるけど。 でしたら 一部挙げた中の曲で ないものもありました。 すみません。 ピアノピースのEFっていまいち客観性がないので D級でも限りなくFにちかいものからCに近いものも。 技術的にはリストのハンガリアン、プロコのトッカータなんてFFF!!だと思うんですが・・・ 以上 ロマン派で 挙げてみました。 A ベストアンサー 発表会でショパンのエチュードを弾くのはある意味かなり勇気がいります。 エチュード=練習曲 ですので、テクニックを習得する曲なのですが、ショパンのエチュードは無味乾燥としたややもすると退屈な練習曲を芸術性のあるものに変えてしまった画期的な練習曲集です。 単なる機械的テクニックのみならず、音色の使い分け等の芸術性も要求されます。 特に一定の速度で弾かないと少々みっともないので、そういう意味からもこれを発表会で弾くのはピアノ教師でも躊躇される方が多いです。 因みにこの黒鍵のエチュードはショパンのエチュードの作品番号10に収められている5番です。 上達の早い子なら中学生くらいで弾いちゃいます。 エチュード27曲中では比較的安易に弾けるレベルですが、そもそもショパンのエチュードはレベルが高いので、その中では「弾きやすい曲」という意味です。 難しいエチュードには作品25-6番, 25-11番、10-2番あたりが御三家とも言われたりしますが、この黒鍵のエチュードは題目の通り、1か所除いてすべて鍵盤が細い黒鍵を高速で弾く曲です。 人によって体感的難易度は様々ですが、中級者が簡単に弾ける曲ではありません。 これを発表会に弾かれるのは中上級者以上のレベルの方として考えてよろしいかと思います。 因みに私も発表会で以前エチュードの10-1番を弾いて高速に弾きすぎて慌てた口でした(笑) 発表会でショパンのエチュードを弾くのはある意味かなり勇気がいります。 エチュード=練習曲 ですので、テクニックを習得する曲なのですが、ショパンのエチュードは無味乾燥としたややもすると退屈な練習曲を芸術性のあるものに変えてしまった画期的な練習曲集です。 単なる機械的テクニックのみならず、音色の使い分け等の芸術性も要求されます。 特に一定の速度で弾かないと少々みっともないので、そういう意味からもこれを発表会で弾くのはピアノ教師でも躊躇される方が多いです。 因みにこの黒鍵のエチュ... A ベストアンサー 自分の演奏技量と相談しながら弾きたい曲、苦手なテクニックの含まれている曲を弾いていけばいいのではないでしょうか。 ショパンのエチュードを弾けるレベルなら曲の難易度は楽譜をみたりちょっ弾いたりするだけで分かると思いますので自分でランクづけして順番にひくのもいいと思います。 私のお勧めですが良かったら参考にしてください。 ショパンのエチュード集を買ったらまずはop. 10、op. 25に挑戦する前に3つの新しい練習曲を練習するといいと思います。 3曲とも簡単なのでしっかり仕上げると後々の自信になりますし。 それが終わったらop. 10-6,9、op. 25-1,2,9あたりが割と簡単な部類なのでここら辺から挑戦します。 つぎは有名どころ「別れの曲」「革命」「黒鍵」は中間レベルなので10曲前後弾けるようになってから弾くといいと思います。 残り数曲になったら「木枯らし」が弾けると思います。 「木枯らし」はテクニック的にも表現的にも難曲ですので最後の目標にとっておくといいでしょう。 エチュードの難易度で参考になりそうなサイトを紹介しておきます。 ciao. plala. html 自分の演奏技量と相談しながら弾きたい曲、苦手なテクニックの含まれている曲を弾いていけばいいのではないでしょうか。 ショパンのエチュードを弾けるレベルなら曲の難易度は楽譜をみたりちょっ弾いたりするだけで分かると思いますので自分でランクづけして順番にひくのもいいと思います。 私のお勧めですが良かったら参考にしてください。 ショパンのエチュード集を買ったらまずはop. 10、op. 25に挑戦する前に3つの新しい練習曲を練習するといいと思います。 3曲とも簡単なのでしっかり仕上げると後々の... Q 昨日奥さんと辻井伸行のコンサートに行ってきました。 奥さんは非常に感激しておりました。 私は、ジャズのピアノならある程度、好き嫌いとかわかるのですが、クラシックはさっぱりです。 もちろんコンサート自体は楽しいものでしたが。 ウチの奥さんは辻井氏のハンディキャップに萌えているだけなのでしょうか? それとも、辻井氏はピアニストとして相当なレベルの人なのでしょうか? クラシックに詳しいか、ピアノに詳しい方のご意見を宜しくお願いいたします。 ちなみに、チケットの料金はステージのすぐ横の2階席で一人13000円でした。 一階は10000円以下だったそうです。 昨今、音楽以外の物語を音楽家に求める人や関係者が多い気がして、質問した次第です。 よろしくお願いいたします。 A ベストアンサー 障害云々で芸術やクリエイティビティを語りたくないので、率直に言います。 一演奏者としては、(問題が明るみになる前の)佐村河内さんと同じ印象・・・ごめんなさい。 辻井伸行は前者と違って実際に演奏しているのは確かですから、「世間的評価」の点でです。 「障害者のプロピアニスト」という設定で素人の気を引く以上の価値は感じられません。 彼の作曲なんてもっと酷いものです。 (言葉は厳しいとお思いかもしれませんが、ヨーロッパでの芸術家・音楽家に対する批評なんてものはこんなものです。 ハンディなんかで芸術の評価が左右されるべきではない、と主に考えるのです。 勿論「理想的には」の話ですが。 ) 辻井伸行の演奏を初めて観たのは自分が好きなラヴェルの曲か何かだったと思います。 非常にマニュアル通りな演奏というか、アカデミックというか、世界的プロピアニストの演奏とはかなり傾向が違う・・・そういう印象が強かったです。 ヨーロッパの多くのピアノコンクールというのは、独自性のある演奏が重んじられるそうです。 大家のクラシック曲を普通にうまく演奏するだけの演奏なんて過去にやり尽くされていますし、今となってはそんな演奏をするのは「プロ」もっと言うなら「アーティスト」にあらず、と判断される訳です。 (ただアメリカのコンクールではそうでもなく、今でも昔ながらの演奏スタイルが好まれる傾向にあるようです。 ヨーロッパとアメリカの芸術に対する姿勢の違いかもしれません。 ) こういう点からも、前の方の話に出ているように「クライバーンだから入賞できた」けど「ヨーロッパのコンクールでは入賞できないと言われている」のだとしたら、まぁその通りなのでしょう。 彼の即興を聴いた限りだと・・・ジャズも本場を目指すならかなり、いえ相当に、厳しいかな。 そんな感じでした。 大きなお金やメディアを動かせるということと、「一アーティスト」「一クリエイター」として成功するいうことは、全く別次元という現実をよく示してくれていると思います。 まぁこれは今の時代に限ったことではないと思いますけどね。 障害云々で芸術やクリエイティビティを語りたくないので、率直に言います。 一演奏者としては、(問題が明るみになる前の)佐村河内さんと同じ印象・・・ごめんなさい。 辻井伸行は前者と違って実際に演奏しているのは確かですから、「世間的評価」の点でです。 「障害者のプロピアニスト」という設定で素人の気を引く以上の価値は感じられません。 彼の作曲なんてもっと酷いものです。 (言葉は厳しいとお思いかもしれませんが、ヨーロッパでの芸術家・音楽家に対する批評なんてものはこんなものです。 ハンディなん... Q ショパンの「エチュード10-4」をMP3プレーヤーでよく聞いています。 いつも聞きながら、「指の筋肉が鍛えられそうだな」とかピアノの上手い人が練習曲として弾くのに良さそうだな、なんて思っていました。 私の予想では、「エチュード10-4」はピースでCレベルくらいだと考えていたのですが、インターネットで調べてみるとFレベルで、かなりの上級者向けの曲だと分かりました。 耳で聞く分には、「速さが命の曲」という印象で、曲の旋律自体はそれほど複雑に感じませんでした。 (前述したように指の筋肉がついていないと弾けない曲だと思いましたが) 実際、弾いた事のある方がいたら、曲の難しさの印象を教えて下さい。 自分が弾きたいわけではなく(私のレベルでは弾けません)、興味心の質問です。 youtube. なので聴いた感じ速さだけが際立ち さほど『大曲』というイメージを持たないというのは分かります。 難しさはその『速さ』なんですね。 指定のテンポを考えずにゆっくり弾けば F難度がC~D難度くらいになるでしょうかね~。 でもテンポを出して 速く 弾くのに難しい音型をショパンさんも考えている訳で…『そうは簡単にテンポ出して弾かせないぞ』みたいな?感じ 質問者さまもピアノを弾かれるのであれば テンポを速く弾く難しさってある程度お分かりになると思いますが F難度くらいになると指定のテンポで弾くのは 想像以上に難しいんです。 もちろん右手だけでなく 左手にも同じような音型がありますから 右手と全く同じテクニックを持って弾かなければならない。 それと 10度が頻発に出てきますので 手の小さい人には多少ハンディがあるかな…とか。 それに加え エチュードと言っても 非常に芸術性が高いものですので 深い表現力も必要になります。 ショパンエチュードに限らず ピアノ曲 だけではないと思いますが 私はピアノしか演奏しないので は聴いた感じより 本当はかなり難しいものが多いと思います。 よく音楽関係のカテゴリで 『私は今~をやっています。 ~を 例えばカンパネラとか 弾きたいのですが弾けるでしょうか?』というご質問をみかけますが それも多分 聴いた感じが簡単そうに聴こえるからなんでしょうね。 私は『エリーゼのために』でさえ パーフェクトなタッチ・ペダリング・解釈・表現力 全て完璧に弾くのはなかなか難しいなぁ…と思ったりしますね。 ピアノは いやいや 音楽は 奥が深いんです。 こんにちは。 なので聴いた感じ速さだけが際立ち さほど『大曲』というイメージを持たないというのは分かります。 難しさはその『速さ』なんですね。 指定のテンポを考えずにゆっくり弾けば F難度がC~D難度くらいになるでしょうかね~。 でもテンポを出して 速く 弾くのに難しい音型をショパンさんも考えている... Q こんにちは。 20代後半の男です。 3年くらいまえから初めてピアノを習い始め、そしてハマってしまい、仕事から帰った後や、土日にコツコツとクラシックを練習しています。 自分の好きな曲をチョイスして先生とレッスン、というスタイルで何曲か弾けるようになりました。 今はラフマニノフのOp. 3-2「鐘」を半年くらいかけて練習しており、もう少しで仕上がりそうです。 前置きが長くなったのですが、何年かかってもよいので「ラ・カンパネラ」が弾けるようになりたいです。 先日は及川浩治さんの生演奏を聞きに行き、ますます弾きたくなったのですが、 めちゃくちゃ難しそうで気が遠くなってしまいます。。。 特に右手の薬指と小指のトリルなんてあんなに速くは・・・。 月並みですが、トリルなどを早く正確に弾けるようになるためには、ハノンのような練習曲を使って、地道に練習するしかないと思います。 ハノンの中で、質問者さんの弱い指を鍛えるようなもの、トリルの練習に効果的なものを、先生に見繕っていただいたらいかがですか? それとラ・カンパネラは、けっこう鍵盤が飛ぶので、位置を正確に、体で覚える必要があります。 これももう、繰り返すしかないと思われますが。 私は、パソコンのキーボードもピアノも、手元を見ると、かえって間違います。 視覚で覚える位置より、指や腕の感覚のほうが正確のような気がします。 お話ししていたら、私もピアノを弾きたくなってしまいました。 頑張って仕上げてくださいね! A ベストアンサー 他の方の回答と重なる所がありますが、「難易度」や「平均」と一口に言っても、たとえば楽譜などに書いてあるものは目安でしかなく、どんなふうに弾きたいか、どのレベルまで持っていきたいか、あるいは弾く人にとって得意な種類の曲か苦手な所の多い曲か、などによると思います。 miho0111さんは、「子犬のワルツ」、好きですか?もし好きでしたらその気持ちを大事にして、楽譜に書いてある難易度や、他の人が何年生(ピアノをはじめて何年目)で弾いたかとか、そういうことはあまり気にしなくていいのではないかなと思います。 コツ、ですが、他の方も書いていらっしゃるように、リズムや曲の流れ(弾んでいる所や流れている所とか)にノって弾くこと。 それから、細かい音符も多いのでそういうところを丁寧に練習するといいと思いますよ。 楽しんでがんばってください。 A ベストアンサー 32曲すべてをランク付けなど到底無理だし、何をもって「難しい」とするのかは人それぞれでしょう。 ピアノを教えている人間として、「生徒にどんな順番で経験させたいか」という個人的な意見でとっかかりの数曲を挙げますね。 まずは19番と20番ですがこれはソナチネに分類されるものだし、ソナチネアルバムで経験済みな人が多いと思うので除外してもいいでしょう。 分厚いソナタ全集の第1巻を手に入れた時の感動、まだ覚えていますよ。 オレはまず5番から経験してもらいたい。 テクニックも内容もベートーヴェンの世界への入口にふさわしいソナタだと思います。 その次からは生徒に合わせて色々だけど、1番、4番、7番、8番(悲愴)、9番、10番、14番(月光)あたりから選ぶね。 これらを経験した頃には第2巻を買ってもらいたい。 大切なのは、常に、少なくともハイドンとモーツァルトのソナタを間に挟みながら勉強を続けること。 できればクレメンティなども「易しい」と思わずに弾いてみること。 バッハの作品群が旧約聖書なら、ベートーヴェンのソナタ集をはじめ古典派のソナタは新約聖書。 聖書が何度も何度も繰り返し読むことによって身に付くのと同様、「出来上がり」なんて思わずに繰り返し経験することはとても、とても、大切なことです。 32曲すべてをランク付けなど到底無理だし、何をもって「難しい」とするのかは人それぞれでしょう。 ピアノを教えている人間として、「生徒にどんな順番で経験させたいか」という個人的な意見でとっかかりの数曲を挙げますね。 まずは19番と20番ですがこれはソナチネに分類されるものだし、ソナチネアルバムで経験済みな人が多いと思うので除外してもいいでしょう。 分厚いソナタ全集の第1巻を手に入れた時の感動、まだ覚えていますよ。 オレはまず5番から経験してもらいたい。 テクニックも内容もベートーヴェ...

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ラカンパネラ 難易度 ピアノ

「ビートルズの曲をぜんぶ暗記して、カタカナ発音で歌えたとしても、それを『英語が話せる』とは言わないですよね。 『ラ・カンパネラ』 2月3日のNHK『おはよう日本』で、が紹介されていた。 佐賀県に住む海苔漁師さんで、テレビで観たフジコ・ヘミングのピアノ演奏に感銘を受け、全くの初心者なのにいきなりリストの『ラ・カンパネラ』を弾こうと一念発起し、1年後には弾けるようになったそうだ。 当時52歳だったという。 テレビでは演奏は一部分しか映らなかったが、全曲がYouTubeに上がっていた。 立派なものである。 正直、決して技巧が優れているとは言えないと思うが、なんせ『ラ・カンパネラ』である。 では難易度E(上級)である。 素人がおいそれと弾ける曲ではない。 弾けるだけでも凄いことだ。 なお、他に難度Eといえば、同じくリスト『愛の夢第3番』、ショパン『夜想曲(Op. ネットで検索した記事によれば、徳永さんは楽譜が読めないのでYouTubeの練習動画を教材にして、フレーズを数秒ずつ区切り、一日8時間の練習(右手2時間、左手2時間、両手4時間、のサイクル)によってワンフレーズずつ習得し、ついに最後までマスターしたということだった。 練習過程をYouTubeにアップしていたことも話題になり、マスターした後は各地の演奏会から声がかかるようになっているという。 他の曲は弾けないが、現在レパートリーを増やすべく、特訓中とのこと。 次の目標はショパン『革命のエチュード』だそうで、これは全音ピアノピースでいえば難度F(上級上)である。 『夜想曲 嬰ハ短調(遺作)』 この徳永さんの努力は尊敬に値するし、イベントなど人前でミスせずに弾きとおす技術や度胸も大したものだと思う。 「奇跡のピアニスト」等と称されてあちこち引っ張りだこなのも頷ける。 しかし失礼を承知で言えば、且つまた「単なるやっかみだろう」と謗られるのを承知で言えば、この方は「『ラ・カンパネラ』を弾ける」だけであって、「ピアノが弾ける」わけではない。 少なくとも、俺が考える「ピアノが弾ける」状態ではない。 同様に、ピアノ初心者として3年弱の経験を積んだ2001年7月、所属していたピアノ教室の発表会でショパン『夜想曲 嬰ハ短調(遺作)』を弾いた当時の俺も、「ピアノが弾ける」という状態ではなかった。 当時の俺は、『遺作』は弾けたが、決して「ピアノが弾ける」わけではなかった。 より正確に言うと、俺はあの曲を弾くまで、「俺はピアノが弾けるようになった」と思っていた。 発表会を重ねるたび、演奏する曲もそれなりにステップアップしていき、「徐々に上達してきた」と悦に入っていた。 しかし、あの曲を弾いたことを契機として、俺は初めて、本当の意味で「ピアノが弾ける」ようになりたい、と思うようになったのだ。 『トルコ行進曲』 『遺作』は、全音ピアノピースでは難度D(中級上)である。 曲がりなりにもそれを弾き切った俺は、「だったら、難度D以下の曲ならどれでも弾けるんじゃない?」と思った。 まあ当然の高望みだろう。 それまでにも、難度B(初級上)のベートーヴェン『エリーゼのために』やドヴォルザーク『ユーモレスク』は発表会で弾いたことがあった。 前者はボロボロの演奏だったが、後者はそれなりに真っ当に弾けた(と、当時の日記に書いている)。 「今ならBぐらい余裕余裕」と考え、買ってきた楽譜がモーツァルト『トルコ行進曲』(難度B)だった。 これが、さっぱり弾けなかった。 いや、諦めずに練習を継続すればいずれは弾けるようになったのだろう。 しかし、それまでにマスターしてきた曲の数々と同じぐらいの熱意と練習量を注いでも、弾けそうな気配がまるで見えてこない。 嫌気がさして、放棄してしまった。 俺は素人なりに考えた。 『トルコ行進曲』は、とにかく速い。 しかし、運指そのものは、特に奇抜なものではない。 ただ速いだけだ。 それが弾けない。 あと、オクターブで弾くところがあるが、指の広がりがオクターブにならない。 俺は指が長いので充分に広がりはするのだが、オクターブの位置に指を保持できない。 それともう1曲、どうしても弾いてみたい難度Cの曲があったのだが、出だしは弾けるようになって喜んでいたのに、中盤で左手がたららららららん、とアルペジオを弾くところがさっぱり弾けなかったので、これも断念してしまった。 別にさほど込み入った運指ではなかったと思う。 でも弾けなかった。 「基礎」ができていないからだ。 そう考えた。 基礎からちゃんとやろう、と決めた。 だから、2002年5月の発表会でショパン『前奏曲(Op. それ以降、「曲を弾く」のではなく、「ピアノを弾く」ことを志した。 講師のK先生ともその旨を相談し、「じゃあヤマハのグレード受ける?」と言われて、それに向けて練習もした。 それから十数年経った2018年7月、偶然にも、かつて通った教室の近くの職場に転勤してきた。 これも何かのめぐり合わせ。 今こそ、あの時の続きをやろう。 そう思って通うことにした。 それが、冒頭の場面である。 ヤマハの教室も様変わりしていて、以前は存在しなかった「全国のヤマハ教室の共通テキスト」があり、まずはそれをマスターするというカリキュラムになっていた。 さまざまな運指、和音、スケールなどの練習、初見の練習、簡単な練習曲、などから構成されており、まさに俺がやりたかった「基礎練習」そのものだった。 昔取った杵柄などは全く残っていないので、俺は嬉々として初心者用のレッスンをこなした。 しかし好事魔多しというのか、会社の都合で、たった1年でまた別の職場へ異動させられることになり、泣く泣く退会せざるを得なかった。 テキストは途中のままである。 しかし捨てる神あれば拾う神ありというのか、共通テキストのおかげで、申し送りさえしてもらえれば、全国どこのヤマハの教室でも途中からカリキュラムを再開できるのだという。 ということで、新しい職場への通勤途上にある教室へ通うことにした。 約半年通い、最初のテキストを修了することができた。 残念ながら、仕事の都合でこの教室も昨年末で退会することになってしまったが、今回は十数年前とは異なり、自主練習は継続するつもりである(現に続けている)。 とりあえず今はいろいろ多忙で余裕がないので、本格的に練習を再開する日に向けて、朝晩欠かさずハノンをやっている。 加えて、それだけだとさすがに寂しいので、簡単な初心者向け曲集を練習するのと、さらにもうひとつ、自分を鼓舞するための背伸びとして、かつて発表会で弾いた曲に順次再挑戦していくことにした。 でも、新しく弾きたい曲に挑戦するのは、「ピアノが弾ける」ようになってから。 そう決めている。 「ピアノが弾ける」ということ 冒頭の場面には続きがある。 でも、俺はそれを『ピアノが弾ける』とは言えないと思っています。 俺は、『ピアノが弾ける』ようになりたいんです」 徳永義昭さんは、俺が考えるところの「ピアノが弾ける」人ではない。 しかし徳永さんのニュースは、格好の目安を与えてくれた。 上の発言で、俺は難曲の一例として「3年で『革命のエチュード』を」と言ったが、果たしてそれが可能かどうか、その相場観には自信がなかった。 それを、「次は『革命のエチュード』に挑戦」という徳永さんのニュースを観て、「自分が考えていることを説明するための例示として、必ずしも絵空事ではない(実現できるか否かは別として)」という確信を得たのである。 徳永さんNHKさんありがとう。 いやまあ実際に『革命』を弾きたいってわけじゃないんですけど(・_・)ゞ では、俺が考える「ピアノが弾ける」とは、どういう状態のことを指すのか。 明確な考えがあるわけではないが、造語めいたワードも使いながら説明するなら、四つの能力を獲得することだと思う。 この四つは、ひとつの大きな総合的能力をそれぞれ違う側面から照らしているだけ、ということになるのだろうが、ともあれ自分の頭の整理として、弁別して書いておく。 俺が独りで勝手に考えたことなので、世の中にすでに存在している音楽理論や練習メソッドに照らせば全く見当外れかもしれないが、責任は負わない。 ここではそれぞれ、「初見力」「即興力」「途中力」「習熟力」と称しておく。 1:初見力 文字通り、初見で演奏する力である。 おしまい。 というのはあまりに愛想がないのでもうちょっと書いておくと、プロの鍵盤奏者であっても、『ラ・カンパネラ』レベルの「新曲」を初見で弾きとおすことはできないのではないかと思う(実際はどうなんだろう? プロの方、ご教示ください)。 まあ「簡単な曲」のレベルをどの程度を見積もるのかにもよるが、市販の「初心者向けピアノソロ曲集」の最初のページに載ってる『ふるさと』、みたいなイメージである。 もう一点、初見についてはぜひ身につけたいことがあって、初めての譜面を見て、即座に「どの指から開始するか」を見抜く、あるいは決めることができる力っていうのが欲しい。 これも経験を積めば自然とできるようになるのだろうか? 2:即興力 文字通り、即興で(以下略) ここで俺が考えているのは、「既知の旋律にその場でコード伴奏を付け、左でコード、右で旋律を弾く」みたいなことである。 ギターなら、複雑なコード進行やテンションコードや転調を伴う場合はちょっと難しいが、まあ歌謡曲とかフォークソングの部類なら、その場で即興で適当にコードを付けてジャカジャカとストロークで弾いたりポロポロとアルペジオで弾いたりしながら歌うことができる。 これをピアノでできるようになりたい。 歌の代わりが右手である。 もちろんこれは初見力とも関連していて、未知の旋律なら右手には初見力が要求される。 あと、ギターなら慣れているので、リズムや曲調に応じてどんなストロークにするかアルペジオにするかは何となく自然に決定できる。 それ以外の選択肢は、カポを嵌めて移調するか、ハイコードを使うかローコードを使うか、とかその程度に収斂するが、ピアノの左手の伴奏は選択肢が多そうで厄介な気がする。 3:途中力 すまん。 日本語になってないのは承知の上だ。 よく合唱練習の伴奏で指導者から「練習記号Mの2小節前からやって」みたいな指示が出るが、あれができるようになりたい。 あれって実は難しくないですか? ハノンに載ってるスケールの練習を日々欠かさずやっているのだが、あれは下のほうのトニックから弾きはじめて、4オクターブ上のトニックまで上昇して、下降してくる。 それはできるのだが、上のトニックからはじめて下降だけ、というのが実は苦手で、オーソドックスに右小指・左親指で上昇が終わる調のスケールは下降から開始しても問題なく弾けるが、他の指で終わる調だと「えーっと……どこからだっけ?」てなことになる。 結局、下から弾いて「そうそう、右薬指・左人差し指終わりだった」と思い出すことになる。 上昇と下降のワンセットで覚えてしまっているので、途中入りができないのである。 それができるようになりたい。 途中入りができるようになれば、「苦手な個所だけを集中的に練習する」という作業の効率が格段に上がることも期待できる。 途中といえばもう一点、途中で間違えたり抜けたりしても止まらずに弾き続けられる力がほしい。 初見力の項で、「2,3回ペラペラっと」云々と書いたが、その場合でもひとつのミスタッチもなしに弾き切れるとは限らないだろう。 でも、プロの人は、それでも咄嗟に止まることなく、躊躇なく弾き続けると思う。 もちろん、練習済みの曲においても同様である。 その力を身につけたい。 そして「習熟力」 4:習熟力 これもやや日本語になっていない。 というか、何を言わんとしているのかピンと来ない単語だろう。 「習熟力」とは、「練習量に対する上達度合いの高さ」という意味だと考えてほしい。 テキトーな謎理論で、これを説明してみよう。 まず、練習量を数値化する。 試みに、「一日1時間の練習を1か月続ける」ことを、1単位と置く。 次に、俺がかつて『遺作』を弾いた時の練習量を積算してみる。 記録も記憶も残っていないが、当時の俺は一日1時間ぐらい練習していたのではないかと思う。 日記によれば、楽譜を与えられてから発表会まで7か月だったので、練習量は7単位である。 しかし、発表会での俺の演奏は、決して充分なものではなかった。 「いちおう、楽譜に書かれている音符は、書かれている通りの指番号で、押さえることが出来ている(しょっちゅう止まるし抜けるし間違えるけど)」という程度だった。 ネット記事によると、徳永さんは「3か月で楽譜通りに指が動くようになった」らしい。 俺の『遺作』もこの程度だったとするなら、充分にマスターするには、4倍の練習量が要求されたはずだったことになる(徳永さんが1年かかっているので)。 次に、演奏の難易度を考える。 同じ演奏者であっても、曲の難易度によって必要な練習量は変わってくるからである。 これを数値化するのは困難というか不可能だと思うが、どうせ不可能ならテキトーな謎理論でもかまわないだろう。 全音のピアノピースに設定されている難易度は、AからFまでの6段階ある。 これに、100から600まで、100刻みの数値を当てはめる。 『ラ・カンパネラ』はEなので500の難易度を有し、『遺作』はDなので400の難易度を有している。 Bの『エリーゼ』なら200である。 ここから、当時の俺は400の難易度を持つ『遺作』を克服するために28単位の練習が必要だった、ということが指摘できる。 3なので、14. 3の難易度を克服できることになる。 この14. 3が、「習熟力」である。 この数値が大きければ大きいほど、難曲でも短期間でマスターできることになる。 習熟力を測定するスカウターがあればいいんですけどね。 そんなのないし。 なお、計算によれば徳永さんが『ラ・カンパネラ』をマスターした際の習熟力は、5. 2となる。 はい、要するに「俺のほうが習熟力は上だ」と自慢したいだけですね(・_・)ゞ ジグソーパズル んで、今まで延々と書いてきたことを否定するようだが、「基礎をやらずにとにかく曲を弾く」というのも、それはそれで有効な練習方法である。 そこで身についた技術や知識は、他の曲にも活用できるかもしれないし、体系立てられていないだけでそれも「基礎の一部分」でもあるからだ。 俺は漢字検定の準一級を持っているが、一級は合格できなかった。 ただ、もし再挑戦するとしたら、一級対応の漢字は、漢字そのものを覚えるだけではなく、その漢字が単語や熟語として登場する文章をたくさん読むほうが効率的だろうな、と予測している。 文脈や前後の意味とセットで覚えたほうが記憶に残ると考えるからだ。 これはおそらく英単語もそうで、単語カードでせっせと覚えて数を稼ぐのも大切だが、きちんとした文章を読んでその中での使われ方を覚えていくことも有効だろう。 ピアノも同じだと思う。 だから、両方やる。 上のほうで、「自分を鼓舞するための背伸びとして、かつて発表会で弾いた曲を順次再挑戦していく」と書いたが、これは密かにこの効果も期待しているのである。 練習をジグソーパズルに例えれば、基礎をきっちりやることは端からひとピースずつ順序よく埋めていくようなものだろう。 ただ、「とりあえずここにはこのピースだろう」てな感じで置いておいたのが、布石のようにぴたっと嵌ることがあってもいい。 いきなり曲をマスターすることは、これに相当するのではないかと思う。 最終目標 俺が初めてピアノを弾いたのは、34歳の時だった。 やむを得ない事情とはいえ数年で教室をやめ、それ以降いっさいピアノには触らず、再開したのは54歳の時だ。 この年齢から始めて、どこまで上達することができるものだろうか。 やめずにずっと継続していたら、今ごろは『トルコ行進曲』ぐらいは朝飯前だったのだろうか。 ともあれ、過ぎた時間は戻ってこない。 いまこの時点から、最善を尽くすのみである。 「どうしても弾いてみたい曲を弾くこと」ではない。 「『どうしても弾いてみたい曲』を1か月で弾けるようになるだけの『習熟力』を獲得すること」である。 その曲は難度Cなので、300の難易度ポイントを有している。 これを1か月でマスターするには、300の習熟力が必要ということになる。 たくさん練習して、「今なら習熟力300あるはず」と思えるようになったら、着手しよう。 それが何年先であってもかまわない。 果たしてほんとうに1か月で弾けるようになるか。 それはその時をお楽しみに。 ご宥恕ください。

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