ボラティリティ 意味。 ボラティリティ|FX用語集

ボラティリティとは|FXや株での意味と計算方法が初心者でもわかる!

ボラティリティ 意味

・ボラティリティとは何か 先物やFXなどスポット・ポジション損益は「ボラティリティ」の変化に影響を受けませんが、オプション・ポジションの損益は「ボラティリティ」の変化から多大な影響を受けます。 よって「ボラティリティ」の理解を曖昧にしたままオプション取引をすることはできません。 「ボラティリティ」は、マーケットで最も重要な指標の一つであるにも関わらず、最も理解されていない指標の一つでもあります。 ところが「ボラティリティ」のことを「ボラ」と略して話すほど オプション・トレーダーは「ボル」と略すことが多い マーケットに精通している者でも、「ボラティリティとは何か」と問われると、多くははっきりと説明することができません。 それほどまで曖昧にされている指標なのです。 「ボラティリティ」に価格の方向性は内包されていません。 ・標準偏差 68. これはマーケットの価格変動は予測不能という前提で、 便器的に価格変動は正規分布 またはガウス分布 に従うと仮定していることが原因です。 これは 明らかに誤った仮定です。 正規分布は平均値に対して左右対称ですが、マーケットの価格変動の分布は当然に対称ではありませんし、大規模な下落が起きる頻度は正規分布で示す値よりも多いものです。 仮定が誤っているので 100年に1度のはずの危機が100年間に何度も起きることになります。 1998年のLTCM破たん以降、マーケット環境に正規分布を当てはめる仮定に大いなる疑問符が付くことは、現在となっては広く周知の事実です。 よってトレーダーはそのことに留意し 「正規分布を仮定とした数字には用心」していかなければなりません。 正規分布の便利さ故に、特にオプション取引ではこの誤った仮定が多用されています。 オプション取引の「必読書」として挙げた 「 上/下 -不確実性とリスクの本質 ナシーム・ニコラス・タレブ 」で、著者は正規分布をマーケット環境へ適応する危険性に対し 「ベル・カーブ 正規分布 、この壮大な知的詐欺」「まやかしの不確実性」と激しい論調で言及しています。 ・ヒストリカルボラティリティ HV とインプライドボラティリティ IV ボラティリティには大きく分けて「ヒストリカル・ボラティリティ HV 」と「インプライド・ボラティリティ IV 」があります。 オプション取引で言うところのボラティリティとは後者「インプライド・ボラティリティ IV 」のことを指しています。 「ヒストリカル・ボラティリティ HV 」はその名の通りヒストリカルで単純に価格変動が大きければ高くなり、価格変動が小さければ低くなります。 しかし 「インプライド・ボラティリティ IV 」は、これとは全く異なる次元のものです。 ・IV インプライドボラティリティ HV同様に原資産価格の変動が起きなければIVも変動しないと誤解されがちですが、これは大きな誤りです。 マーケットに大きな変動の懸念が出てくると、オプションは買われプレミアムは高騰します。 また当分マーケットは静かであろうと市場が考えているならば、オプションは売られプレミアムは安くなります。 IVはこの オプション・プレミアムから逆算されたボラティリティです。 つまりマーケット環境や市場の思惑が内包された インプライドされた ボラティリティということになります。 ・HV低下、IV上昇 一般的にHVとIVどちらかが先行して上昇すると他方も上昇し、低下すれば他方も低下します。 しかしどちらかが低下しているにも関わらず、他方が上昇するような特異なケースがあります。 感覚的には理解しずらいかもしれません。 例えば重要な指標がアナウンスされることが既知の情報である場合、多くの参加者はポジション整理を行い、指標発表の時を待ちます。 指標発表のアナウンスと同時に原資産価格が大きく変動する可能性が高いと誰もが考えているので、今はポジション整理をして 思惑のポジションを取って その時まで静かに待っていよう、ということです。 指標発表前に原資産価格が大きく動くことは滅多にありません。 このとき原資産価格の変動は停止状態にあるので当然に HVは低下状態にあります。 しかし指標発表後に上下どちらかはわからないが大きく動くであろうという思惑や、その時の市場のセンチメントからオプションの需要が高まり、原資産価格は動いていないにも関わらず IVは上昇します。 ・HV上昇、IV低下 逆にHVは上昇するがIVが低下するケースは、指標発表後に起こります。 指標発表により原資産価格が激しく変動しているので、当然に HVは上昇します。 しかし指標発表を通過したことにより市場心理は警戒が解かれオプションは売られます。 このことで IVは低下します。 このような現象を応用することで以下のレポートのようにオプション取引の「」をすることができます。 ・スマイルカーブ 前述のようにIVはオプション価格から逆算されます。 オプション価格は権利行使価格 ストライク ごとに違うので、IVもストライクごとに違います。 例えばATMは買われているがOTMは売られている、プットは売られているがコールは買われている、といったように、 オプション価格は常にストライク間に価格の歪みが生じています。 よってIVにも同等の歪みが生じます。 このような IVの歪みを視覚的にグラフ化したものが「スマイルカーブ」です。 「スマイルカーブ」はオプション取引を行っていく上で最重要ツールとなります。 控えめに言っても「スマイルカーブ」なしにオプション取引を行うことなど、目隠しをして車を運転するのと同義であり大罪です。 オプション取引に手を出すのであれば、必ず「スマイルカーブ」を確認できる環境を整えておきましょう。 「スマイルカーブ」は「」に実装されています。 エクセルで動きます。 こちらのYouTubeのLIVE配信では簡易的に「スマイルカーブ」を確認できます。 外出時などにご活用ください。 ・ベガとは ようやく本題の「ベガ」までたどり着きました。 ブラック・ショールズ方程式をボラティリティで偏微分して求められます。 ベガ値はATMで最大値となり、逆にITMやOTMへ離れるほど小さくなります。 また残存日数が長いオプションほどベガ値は大きく、逆に残存日数が短いオプションほどベガ値は小さくなります。 オプション買いのベガ値はプラス値、すなわち 「ポジティブ・ベガ ベガ・プラス 」であり、ボラティリティの上昇はポジション損益に対して有利に、ボラティリティの下落は不利に作用します。 オプション売りのベガ値はマイナス値、すなわち 「ネガティブ・ベガ ベガ・マイナス 」であり、ボラティリティの上昇はポジション損益に対して不利に、ボラティリティの下落は有利に作用します。 ・ボラティリティ・トレード 以上のベガ特性からオプション取引は、同限月・異権利行使価格、または異限月・同権利行使価格のオプションのうち、ボラティリティが低いオプションを買い、ボラティリティが高いオプションを売るという裁定取引の機会が生まれます。 また「」の項では「 ・ヘッジ」のことを書きました。 「」により価格変動のリスクを消し、 「ボラティリティを取る 抜く 」という戦略が可能になります。 このような「」はオプション取引に於ける基本戦略の一つとなっています。 オプション取引には多くの手法や戦略がありますが、本レポードで行っている取引の多くはこの「」になります。 「メシの種はボラティリティ」という訳です。 今後もレポートで「ベガ」に言及していくことになると思いますので、実践的な内容はここでは割愛します。 またベガの損益の計算方法も過去レポートで何度も書いてきているので割愛します。 「Vega 55. 96 JPY」、これがベガ益。 ・主要グリークスの振り返り ここまで基本的な4つのグリークスを見てきました。 本レポートでは「」という言い回しが頻繁に登場しますが、生身の人間が現実のマーケットでオプション取引で利益を上げるには、教科書的な理論を知った上で肌感覚でも習得することが重要です。 わたしたちにとって 「」にこそ大きな優位性があり、「」などを利用して、何百回も何千回も繰り返し売買シミュレーションを行っていくのが良いと思います。 それが肌感覚で習得する一番の近道ではないでしょうか。 安定的な資産運用を目指し、日経225オプションギルドの見倣いトレーダー「ゑもん」が、ろくでもないトレード記録をわかりやすく綴ります。 [スマイルキャッチャー/ダウンロード] 【上野原土下座ゑもん】日経225先物オプション専業トレーダー。 Extremistan の僻地辺境、山岳地帯にひっそりと生息する Chronolynx クロノリンクス というユキヒョウに似たネコ科のサブスピーシーズ。 好物はクズOP。 専業トレーダー。 2010年からオプションをメインにトレード。 11で吹き飛んだことをきっかけに、とあるオプション天才プロ集団のクローズドギルドで勉強させてもらえることに。 以来【ギルドの訓え】を習得すべく戦友たちと切磋琢磨しつつ、真剣に日々の取引を積み上げています。 本サイトの開設は2018. 【ゑもんレポート オプション取引編 】ロゴについて 中世ヨーロッパの星形要塞 城塞 の基礎設計図。 死角が生まれる従来の曲面デザインを排し、大小で組み合わされた稜堡 三角形の突端 で構成されている。 稜堡はそれぞれがお互いをカバーできるよう設計されており、周囲から直下まで全方位の脅威に対し死角なく十字砲火を浴びせることが可能となっている。 ゑもんレポートでは「ギルド」は星形要塞そのものであり、オプション取引またギルドに集う仲間にとって「互いをカバー・死角がない」ことを表している。 石板には古代ルーン文字で「ギルドの訓え」が刻まれている。 【ギルド】中世より近世にかけて西欧諸都市において商工業者の間で結成された各種の職業別組合。 [Monthly profit and loss] 2020.

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インプライド・ボラティリティ(IV)って何?

ボラティリティ 意味

ボラティリティはエクセルで簡単に計算できる エクセルがあればSTDEV関数でボラティリティは簡単に計算することができます。 2種類ありますがあまり気にしなくていいと思います。 ボラティリティは騰落率、対数で計算する 基本的に株や為替で用いられているボラティリティは、終値ベースの騰落率、或いは対数で算出されています。 対数で算出するのが基本のようですが騰落率で算出しても大した違いはありません。 ボラティリティは年率換算されている また、年率換算されているのが普通です。 年率換算という場合も365日の場合もあれば株式市場の営業日数、例えば245日あるいは250日などで換算されて表示されている場合がほとんどです。 ボラティリティは変動率そのものではなく平均からのバラつきをみる さて、そもそもなぜボラティリティなのか? ボラティリティが高いと変動率が高いと言われますが、ボラティリティは変動率そのものではなく平均からどれだけバラツキがあるのかをみるものです。 ボラティリティは標準偏差 偏差値は標準偏差によって算出しますが、ボラティリティは標準偏差そのものです。 正規分布表による確率分布が使える 例えばあるサンプルのデータを集計して平均が60、標準偏差=ボラティリティが10だとすると 正規分布によれば約68%の確率で50~70に該当するということになります。 ボラティリティ=標準偏差をイチから計算することはないと思いますが、その計算の流れを知っておくとボラティリティの本質が肌で分かり、ボラティリティを投資などに有効活用できると思います。 ボラティリティとインプライドボラティリティの違い ボラティリティと言うときインプライドボラティリティを差している場合があります。 インプライドボラティリティとはIVと略されることもありますが、オプション価格算出において使われるものであり、原資産価格から算出されるボラティリティとは違うものです。 インプライドボラティリティについての誤解 一般的にはIVとは予測ボラティリティとも言われますが、オプション価格を算出する場合にその対象原資産の満期におけるボラティリティを推定して入力されるから予測ボラティリティとか推定ボラティリティなどと言われます。 インプライドボラティリティはは確定していない将来のボラティリティ この点について、インプライドボラティリティをブラックショールズ計算式で算出するという説明がなされることがありますが、インプライドボラティリティはブラックショールズ計算式に後から入力するものです。 権利行使価格などの他のパラメータとは違い、インプライドボラティリティだけが確定していない数値だからです。 ボラティリティ及び正規分布で確率を推定して利用するのがブラックショールズ計算式 ボラティリティにより正規分布表から確率が分かるわけですが、その確率を利用しているのです。 従ってボラティリティが高いほうが変動幅が大きくなるので当然権利行使価格に到達する可能性は高くなることになり、そうなるとオプション価格は高くなることになります。 このボラティリティが将来いくらになるのか?それを想定してオプション価格を計算しますのでブラックショールズでオプション価格を計算したら自動的にインプライドボラティリティが算出されてくるわけではありません。 インプライドボラティリティ=IVは市場のセンチメントを表す 実際には取引する各個人が予測しているわけではなく市場で取引されるオプション価格から逆算しているような形になるのでこのような誤解が生まれると思いますが、オプション価格を実際に計算してみるとよくわかるはずです(ブラックショールズを理解しなくてもエクセルで計算できます)。 本来は日経平均先物オプションであれば日経平均のボラティリティから推定されるべきものでしょうが現実には大きく乖離することが多くなっています。 特に相場が急落している時などはファーアウトザマネーのプットオプションのIVが50%も60%にもなったりしますが、日経平均のボラティリティがそこまで高くなることは現実的ではないでしょう。 オプションの満期においてはいくらIVが高くオプション価格が高かろうとも日経平均の価格で清算されることになるわけですから逆に言えばそこに裁定、或いはサヤを取れる可能性があり収益の機会ともなるわけです。 オプション価格の計算については以下の書籍が参考になると思います。 数学的素養がなくてもブラックショールズのロジックが理解できると思います。

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相場のボラティリティを判断することができるインジケーターDaysPointとは?

ボラティリティ 意味

株式分析のヒストリカル・ ボラティリティ(Historical Volatility)とは、過去の株価のデータから、将来の株価の変動率を求めるテクニカル指標のことです。 ヒストリカル・ ボラティリティは、H... FX(外国為替証拠金取引)の ボラティリティ(volatility)とは、為替レートの過熱度を調べるために用いられるテクニカル指標の1つです。 ボラティリティでは、高値圏や安値圏、売りポイントや買いポイン... FXやCFDで相場のトレンドが継続するかどうかを調べるにはいくつかの方法があります。 ここでは、テクニカル指標のボリンジャーバンドと ボラティリティを使って相場のトレンドが継続するかどうかを調べてみます。 FX(外国為替証拠金取引)のチャート分析ソフトMT4(Meta Trader 4)のRVIの見方について解説します。 RVIは、MT4のナビゲーター画面の「罫線分析ツール」に登録されています。 チャート画... 株365で取引される銘柄は、日経225証拠金取引、DAX証拠金取引、FTSE100証拠金取引、FTSE中国25証拠金取引の4銘柄です。 この4銘柄について、取引開始(2010年11月、FTSE中国25証... FXやCFDのマスインデックスとは、高値と安値から値動きの幅を調べてトレンドの転換点を見つけるためのテクニカル指標のことです。 マスインデックスは、 ボラティリティの上昇とともに値が上昇し、 ボラティリティ...

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