カメラ を 止める な つまらない。 カメラを止めるな!素晴らしい!つまらない!

なぜ芸能人も大絶賛?『カメラを止めるな!』人気を改めて分析してみた

カメラ を 止める な つまらない

もくじ• 37分ワンカットゾンビ映画は、本編ではなかった 本作は、 96分の映画にも関わらず37分ワンカットゾンビ映画という情報しかSNS上で拡散されていない。 というのも、残り59分はネタバレの塊。 観た人は、あまりの面白さに、この59分は隠さねば! と全力で伏せているのだ! 観た人のほとんどがネタバレを全力で防ごうとする程愛されている映画なのだ。 さて、本作はどんな映画なのか? まず、実は三部構成になっていたのだ。 第一部で、ダメダメ低予算ゾンビ映画が展開される。 そして、残りの二部でそのゾンビ映画が作られるまでの過程を描かれる。 第二部で、下準備を整えた上で、第三部に移る。 第三部では、37分ワンカットゾンビ映画を舞台裏目線で描写していくのだ。 なので、第一部で「このゾンビ映画ダメダメじゃん! 」と思っていた人は、第二部、第三部で裏切られることとなる。 そして、この第二部、第三部のドタバタコメディは明らかに三谷幸喜の 『ラヂオの時間』を意識しているのだが、あっさりとそれを超えるクオリティ。 見事なまでの伏線回収、意外性のある物語展開を魅せたのだ。 全く予想もつかない展開。 コロンブスの卵ともいえよう、今まで何故誰も映画にしなかったのだ! というシャープに攻めたテーマに圧倒された。 伏線は二度貼られる しゅはまはるみ扮する日暮晴海に注目 37分ワンカットゾンビ映画の正体が、映画内幕ものだと言うことは、コロンブスの卵、言われれば分かる。 しかし、こうもまんまと第二部に衝撃を受けてしまったのはなんなんだろうと思って、800円のパンフレットに掲載されている脚本を熟読した。 そして気が付いた。 第一部内で伏線を張り、しっかり回収する描写があったのだ。 それが、 しゅはまはるみ扮するメイクさんの描写にある。 突如、扉の方から「ドン! 」と音がする。 すると急に怖くなったのか、男優がメイクさんに「趣味って何ですか? 趣味」と訊く。 急に訊かれたもんだから、メイクさんは 「護身術」という。 急に冷めていく会話。 何とかギコチナイ空間を元どおりに戻そうとする三人。 そしてメイクさんは男優さんに、羽交い締めされた時の対処として「ポン! 」っと両手をあげる技を魅せる。 このシュールな珍場面が、劇中で伏線として使われるのだ。 ガチなゾンビに襲われていくスタッフ。 極限状態により狂気にかられるメイクさんを周りは止めようとする。 その時に、あの「ポン! 」という技が使われ、伏線として回収されるのだ。 ワンカットの中で既に小さな伏線張り及び回収を行うので、その外側にある大きな伏線が見えなくなるのだ。 この細かいテクニックに一本やられました。 鬼畜ゲス監督は、涙のアクションだった 濱津隆之扮する日暮隆之に注目 ブンブンが本作で一番気に入ったキャラクターは、濱津隆之扮する日暮隆之だ。 第一部では、狂気にかられるクソ監督にしか見えない。 どうかしている鬼畜さっぷりに、サイコ以外のものは一切感じなかった。 しかし、第二部に移ると、ゾンビ専門チャンネルの企画で30分生放送のゾンビドラマ制作に携わる羽目になってしまった男としての彼が映し出される。 家族からは尊敬されておらず、いく先々で謝ってばかり。 涙が出るくらい気弱な男なのだ。 しかも、第二部の前半の時点では、ゾンビドラマ本編に出演しないことになっているのだ。 そんな彼が、何故、本編で監督役として出演し、女優に対して狂気じみた演技をするようになったのかという謎解きが第二部全体で描かれていたのだ。 突如、監督役が当日に欠席するアクシデントが発生してしまうのだ。 窮地に陥った監督は、自らその役を演じる。 そんな彼が放つ 「本物をくれよ! 恐怖に染まった本物の顔、顔、顔! 」というセリフは、娘が撮影現場で役者である少女に本物の涙を引き出す為放った言葉でもある。 娘が、本気で仕事をしている姿に自らを重ね、あまりにもリハーサルで生意気な態度をとる女優に対して、自分も何とかしないといけないという想いが炸裂する。 そして、狂気じみた監督を止めようとする男優に対してのビンタも本気のものと化けた。 文句だけいって、何も改善しようとしない彼に対する怒りのビンタを日暮隆之は男優にするのだ。 そう、ドラマでの彼の振る舞いは、無茶振りに耐えきれない、でも企画を成功させたい男の《演技》を超えたものだったのだ。 この哀しすぎる展開、泣けてきます。 』ファンの方がこう語っていた。 「ある業界人が言っていたのだが、これは今年の作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞を与えるべきなんだって」 鑑賞前、「作品賞、監督賞、脚本賞は分かるが、主演女優賞? 」と疑問だった。 しかし、これはマジで 秋山ゆずきに主演女優賞を与えたい素晴らしい演技を魅せていた。 ネタバレなし評でも書いたが、第一部の37分ワンカットゾンビ映画で彼女は成長を遂げる。 最初は大根演技。 監督が、「本物をくれよ! 恐怖に染まった本物の顔、顔、顔! 」罵声を浴びせるのも無理ない程酷い。 それが、「ゾンビ映画を撮っていたら、本物のゾンビに襲われ窮地に陥る」という極限状態を通じて彼女は成長していくのだ。 37分後半では、もはや 《演技》であることは捨てられ、《本物》を魅せる。 この『ハッピーアワー』に近い女優の演技の変化に燃えた。 本作はENBUゼミナール映画。 ワークショップ映画だ。 なので、『』のように等身大の演技の成長を撮ったものだろうと思い込んでいた。 しかし、この演技の変化は、本物ではなくフェイク、《演技》だったのだ。 第二部で本作が作られるまでの過程が描かれる。 そこで37分ワンカットゾンビ映画のヒロインを演じた女優が相当な大根、クズ女であることが分かる。 できない、やりたくない演技は「事務所がNGなんで」「涙は目薬でいいですか」と飄々と回避する。 本作に情熱はなく、ただギャラの為に仕事しているだけの女優なのだ。 そう、37分ワンカットゾンビ映画本編での彼女の変貌は、本当に大根女優が成長する姿を収めたドキュメントとなっているのだ。 つまり、秋山ゆずきは、「大根女優が成長するまで」を重層的に演じきった。 その姿は、虚実が分からなくなるほど精巧で、もはや秋山ゆずきというアイデンティティは映画の中では無となっていた。 これは凄い! 凄すぎる! 録音マンは何故フレームに? 山﨑俊太郎扮する山﨑俊助に注目 第一部で、謎に映り込む録音マン。 彼の扱いがありそうでなかった。 てっきり、演出ミスかと思ったら、いきなり扉を飛び出し、「うわーーーーー」と叫ぶ。 あまりにトリッキーなゾンビに襲われる場面だと思い込む。 そんな彼の正体の答え合わせは、じっくりと時間をかけて明かされていく。 第二部での彼は、強面の録音マン。 スタッフにいちゃもんをつけるイヤーなスタッフだ。 彼のこだわりは、「水」。 硬水は苦手なんだとか。 そんな彼が、生放送直前に、うっかり他のスタッフの「水」を飲んでしまうのだ。 それが硬水だった。 そして、彼は本番生放送中にゲリラゲリに襲われてしまうのだ。 もう、録音どころじゃない。 彼の脳裏にはもはや 「ゲリラゲリ ゲリゲリゲリラ ゲリラゲリ」とゲリ川柳しか流れない。 それ故に、うっかりカメラに写り込んでしまったのだ。 そして、彼が飛び出した扉の先で何が行われていたのか? それは、ウンコに行きたい彼と、それを止めるスタッフのバトルだった。 この展開にまたしても一本取られました。 乱れカメラワークその訳は… ドラマ本編、途中でカメラワークが変わる。 これにもきちんと仕掛けがある。 腰痛持ちのカメラマンが撮影中にコケて、戦闘不能となり、その助手がその後の撮影を担当していたのだ。 この腰痛持ちのカメラマンという要素、さらっと流していたので無意識の彼方に追いやられ気がつかなかった。 それだけにネタあかしされた時、そこも伏線回収するんだと驚かされました。 組体操は演技ではなく、マジだった! そして、本作のクライマックスは、壊れてしまったカメラのクレーン装置の代わりにスタッフ、役者の組体操でもって代用する。 このシーン、めちゃくちゃスリリングで手汗にぎる緊張感がある。 カメラが何度パンしても、組体操が出来上がっていないのだ。 パンフレットを読むと驚きの事実が明らかに! 何と、本番当日まで組体操は一度も成功していなかったのだ。 あそこのスリリングな場面は、演出ではなく、ガチで組体操に苦戦している人を撮ったドキュメンタリーだったのだ。 完全にまいりました。 最後に… 本作は、改めて、今年の作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞、主演男優賞ノミネート確実、何なら賞を総ナメしてもおかしくないほどに面白い作品でした。 最近の賞を獲るような映画、ベストテンに挙がるような映画は政治的だったり貧困等の社会問題を扱った作品が多い。 どうしてもそういった作品の方が評価しやすい。 しかし、ここまで純度の高い娯楽に徹した映画を観ると、ブンブンがすっかり忘れてしまった映画の《娯楽性》を思い出させてくれる。

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【カメラを止めるな!】映画 そんなに騒ぐ程、面白くなかった正直な感想 |おさるの空飛ぶリンゴの見つけ方!

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この辺が本当に映画のマジックで、この映画って映画の魔法を可視化してくれるんですよね。 だから面白いんだ — BWTT BoyWithTheThorn ロケ地を訪問した際にお聞きして驚いたのは、1日借りたら最低20万位かなぁと思いきや無料。 諸条件はあるかと 有料にするには修繕や管理 水道が使えるとか や維持費がかかる😔それより沢山使ってもらって茨城には素敵なロケ地がある事を知ってもらい誘致に繋がる方がいいなと。 映画見てなくて前半つまらんって言ってた人達が後半でめっちゃ面白いって言ってるの見ると、映画館に行った人達がいかにネタバレしないように我慢してたかがわかる。 — でるた delta0401 パンフレットに書いてある監督のコメントがほんと好き。 そしてカメ止め、カメラマン役がいて、撮影を撮ってる本物のカメラマンがいて、それを撮ってるメイキングのカメラマンがいる。 つまりはこういうことですよね? — ナベ nabepopoki カメラを止めるなのクライマックスの組体操、なにが好きってさあ、結局ね、結局あのあとよその現場で会っても、スタンスが違うんだから仲良くなれるはずがないんすよ。 ナメたアイドルと、己に哲学がある若手俳優と、なんでもやる監督と、そんなの映画じゃねー娘はもう同じ向きを向かないの。 それがすき — 康一君 hqLsjDR84w 今夜9時から金ローでやる「カメラを止めるな!」、話題映画の地上波放送としては破格の早さかつノーカット、途中までCM無しと相当気合い入った企画なので是非多くの家庭で観て貰いたい一方、前半でチャンネルを変える人が続出し視聴率が奮わなかったらそれはそれで美味しいなって思っちゃう。 — でるた delta0401 カメラを止めるな!もそうだし、パデイントン2もそうなんだけど、伏線の回収がちゃんとしてる映画はとても気持ち良いんだよ。 カメラを止めるな!はちゃんと引っかかる感じの伏線がキッチリ回収されるのが気持ちよく、パデイントン2は何気ないところが後になってに 「!」ってなる。 中盤まではなんだこりゃ?酷い映画だなあと。 途中で出て行った客もいたらしいが、中盤からが凄い。 ラストはスタンディングオベーション。 映画館で不特定多数とこの瞬間を共有出来た喜び。 — 志らく shiraku666 カメラを止めるな、ご存知の通り出来上がった映像は本当にしょ〜〜〜〜もないんだけど、だけどそれを作る過程で生まれた輝きとか絆とかは得難いもので、それは現場でめちゃめちゃになってた彼らだけの持ち物というのが本当に良いんですよね なので、大枠ではキラキラ青春映画だと思っています — 宇宙を股にかけた感情のないでかい存在 本当に悪い 1gho 前も書いたけど、『ラヂオの時間』や『カメラを止めるな!』で、プロデューサーが(戯画化されてるとはいえ)、純粋なモノづくりの精神の対岸にいるような存在として悪者になってるけど、あれはあれで大事なことなんよ。 物が出来なきゃ意味がないんよ。 それが商業で物作ってるってことなんやから。 — matsu matsu009 (結果的に)死屍累々のゾンビの上に立つ親子が愛情を確かめ合う構図、完全にこれちゃんとゾンビ映画のクライマックスなんだよな。 何よりも人災で緊張の中右往左往ってのが、ゾンビ映画。 カメラを止めるなはメタだけどちゃんと骨子がゾンビ映画なんだよ。 金ロースタッフ、ものすごく頑張ったと思う — しみず さるひこ天狗(T. 前半のワンカットを撮った際の本物のスタッフさんの動きをトレースしたという。 フィクションと現実が何層にも重なるスゴイ場面。 前半40分を見て我々はこの番組をどう思ったか?我々がクソだと断じてきた作品たちの裏側にこのような情熱が無かったと、どうして言い切れるだろうか?そういった側面に思いを巡らせる機会をもたらした事こそ、カメラを止めるな!の最も価値ある点だと思う — 陸猫 Rikunekotton 映画製作講座に通ってた30代中盤でアルバイトの兄ちゃんが低予算映画の主役になり、その映画が社会現象になった結果1年後に舘ひろしと役所広司の間に挟まれて日本で一番の俳優に選ばれるか選ばれないかのところまでいった話、もうこれが映画になるじゃん — Roy. こんなパンチの効いた大阪のオバちゃんは大手のオーディションじゃ1億円かけても絶対探せない。 しかも裁判所勤めから50代で芸人になって55歳で女優に転向して58歳で遂に発掘されたとか奇跡以外の何物でもない — Roy.

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カメラを止めるな地上波初放送の視聴率と感想!配信動画の無料視聴方法は?|vodが大好き

カメラ を 止める な つまらない

C ENBUゼミナール 2018年の映画界は上半期のトレンドが『バーフバリ 王の凱旋』だとしたら、下半期は間違いなく『カメラを止めるな!』だろう。 6月23日に公開が始まった当初はたった2館での上映ながら、口コミで評価が広まり連日各回上映が満席になる勢いに。 8月に入って人気は衰えるどころか全都道府県制覇&上映劇場225館以上(予定含む)に拡大という展開を見せている。 もはや社会現象ともいえる『カメラを止めるな!』旋風は映画ファンのみならず、多くのニュースメディアに取り上げられたことで一般層にまで認知されることになった。 映像がワンカットで撮影されていることはすぐに気づくと思うが、そうして途切れることなく続く映像に不穏な気配も胸の中に宿り始めるはず。 それがやはり重要なカギであり、「最後まで席を立つな。 この映画は二度はじまる。 」というコピーが示す意味が明確になる。 C ENBUゼミナール 実は映画全体の構成を俯瞰して見ると、思いのほかシンプルであることに気づかされる。 人間とは不思議なもので、やはり「何も言えない」「ネタバレ厳禁」などと言われれば中身が気になり始める。 作品を鑑賞した彼ら彼女らが劇場で「いったい何を見たのか」「何を経験したのか」を知りたいという欲求が芽吹き始め、観客が溺れた豊穣なアイデアの深淵の先を覗き込みたくなる。 キャストに名の知れ渡ったような俳優は一人もおらず、本作を紹介する際にどうしても「無名のキャスト」という枕詞が先にきてしまっていた。 今回、作品に集まったキャストはオーディションによって選ばれ、その人物にあったキャラクターが作られていったという。 そんなキャスト陣がどれだけ作品に情熱を注いだのかは見ての通りだが、公開当初からキャスト陣が劇場を訪れサプライズ的に舞台挨拶を行っていたのは有名。 それだけキャスト陣が作品を愛しどれだけの想いが込められたものか直に触れることができ、こればかりは大手配給を通さない自主製作体制の強みが濃く反映された結果なのだろう。 上映が終われば観客の見送りに立ち、一人ひとり丁寧に声をかける姿からはこの作品を成功させたいという思いが伝わってくるし、ムーブメントを巻き起こした今でも各地の舞台挨拶へと飛び回っている。 作品がキャストを愛しキャストも作品を愛した結果、観客もまた作品とキャスト(キャラクター)を愛した。 そんな連鎖が少なからず『カメラを止めるな!』という作品のムーブメントを支える一因となったのではないか。 後半からは本編に一歩踏み込んだ文章となるので、できれば鑑賞を済ませてから読むことをお勧めしたい。

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