アンドリュー サル クス。 絶滅種/アンドリューサルクス

史上最大の陸棲肉食獣

アンドリュー サル クス

A・モンゴリエンシス A. mongoliensisOsborn, 1924 アンドリューサルクス(: Andrewsarchus)は、約4,500万- 約3,600万年前(中期- 後期半ば)の東部地域(現在の)に生息していた、原始的な大型の一種(1)。 下位分類は現在、 A. mongoliensis (A・モンゴリエンシス)の1のみが知られている。 (ひづめ)を持つであり、推定(頭胴長)382cm 、推定180-450kg というその体躯の巨大さゆえ、ときに「 史上最大の陸生肉食獣」と称される。 実際、で最大、史上でも最大級の陸生肉食哺乳類であると言える。 その意味合いは「 アンドリュース(にゆかり) の統治者」である。 Andrews は本属のを発見した調査隊を率いていた研究員 のことであり、すなわち、である。 学名であるラテン語音は「 アンドレウサルクス」。 mongoliensis ( モンゴリエンシス)は「 モンゴル産」「 モンゴル由来のもの」との意。 発見と分類 [ ] は6月、のモンゴル領内にある Irdin Mahna にて、前述の調査隊の一員であったカン・チュウエン・パオ(Kan Chuen Pao)によって発見された。 そこで見出されたのは(したあご)の無い(とうがいこつ)と、わずかに2、3個の骨片のみで、これに続く発見例はまだ無い。 しかし、歯と頭蓋骨の的分析により、 類との類縁性が認められ、その下位分類に書き加えられることとなった。 ゆえに、現在その全体像が語られるとき、基底となっている情報の多くは「アンドリューサルクス属の」と言うより「メソニクス類の」特徴である。 再現像のなかの頭蓋骨以外の部分は、完全な骨格が残る属( )の1種である メソニクス・オブトゥシデンス( Mesonyx obtusidens)を比較資料として組み上げられたものである。 本種は翌1924年、によって記載(学術上の正式命名)された。 現在、アンドリューサルクスはメソニクス目()に分類されているが、に含めたり、()に分類したり、あるいはまた、やへの分類をあえて避ける場合などがあり、分類は必ずしも確定したものではない。 本種が属するメソニクス類は、かつては歯の類似などから(鯨目)の祖先系統と考えるのが主流であった。 しかし、による知見、および、他の化石の発見などに基づく形態学的知見によって、(比較的近いとは言えるものの)直接的な祖先系統や最も近縁と言えるような系統ではなかったことが判明した。 特徴 [ ] 形態 [ ] Andrewsarchus mongoliensis の頭蓋骨化石の複製( 英国・ 蔵) アンドリューサルクスは、現在知られている限りの全ての陸生肉食哺乳類のなかで最大級の顎の持ち主である。 長い部によく発達した顎を持ち、そこに生えるはどれも大きかった。 、湾曲した鋭い、そして、獲物の骨を噛み砕いたかもしれない頑丈なを具えている。 頭蓋骨は長さ83. 4cm 、最大幅56cmと巨大。 頭蓋骨の巨大さや全体のプロポーションから、大型の類である()に類した動物と考えた研究者もあったが、この類似は同じような食性によるの結果であり、系統的にはメソニクスに近縁と考えられるようになった。 頭蓋骨の形態が似ている前述のメソニクス・オブトゥシデンスを参考に頭骨長から単純計算されたアンドリューサルクスの大きさは、体長約382cm、肩高約189cmほどである。 ただし、胴体部分の化石が無いために確かなことは分からない。 いずれにせよ、近縁のものから類推して、大きな頭部とやや長めの胴体、そして長い尾を持った、かのような体形の大型獣で、やや短めのとその指先に小さく丸まった蹄を具えている、そのような姿で再現されるものである。 生態 [ ] Andrewsarchus mongoliensis (生態復元図の一例) かつて、アンドリューサルクスは、狭義でいう肉食獣(性の高い肉食獣)として語られてきた。 しかし今日では、そのように描かれることはない。 彼らの歯は肉を切り裂くような形態ではなく、むしろ、強靭な顎の力で硬く丈夫なものを強引に(そしゃく)するのに適当な構造をしていると考えられるからである。 つまりこれは、の甲羅や貝殻・大きなといったものを食するための顎と歯ではなかったか、という意味である。 通常、それらの動物は陸生肉食獣の手には負えないもの、どれほど飢えていても素通りするよりほかにないもの達である。 学説が正しければ、本種は他のものが手出しできないまたと無い(生態的地位)を獲得していたことになろう。 アンドリューサルクスの食性については、次に挙げる3つの説が現在の主流となっている。 水辺などで小型・中型の動きの速くない動物や貝類を漁るもの(厳密にはこれも肉食であるが)。 陸生大型哺乳類や水際に打ち上げられた大型水生動物の死体を主食とする獣(スカヴェンジャー、屑あさり)。 草の根であろうと何であろうと貪欲に口にする雑食獣。 食性のいかんにかかわらず、始新世という時代にあって彼らが獲物としたもののなかには、同じ地域で当時最大の草食獣であったなどもいたと思われる。 黎明期にあったも水際で手に入れやすかったかもしれない。 アンドリューサルクスの巨躯を維持するに十分な生物量がそこにはあった。 時代の気候は高温であり、の豊富さに疑いの余地は無い。 絶滅 [ ] しかし、次の世であるが訪れようとするとき、当時の環境の中心的役割を果たしていたであろうが、完全な消滅に向けて縮小を始めていた。 これは、急速に北上を続けるがユーラシア大陸の南岸に衝突し、を初めとするの大を引き起こすという、から続くの流れの本格化であった。 テティス海(そのアジアの部分)が細って消えてゆくなか、地球規模での気候変動には多大な影響を受けたはずであり、また、ヒマラヤの本格的なとそれに先立つ活動が多くの生物を絶滅させたであろうことは想像にかたくない。 アンドリューサルクスが生息した地域の場合、乾燥化に見舞われたであろうことが言われており、彼らはそのような時代に絶滅していった動物であった。 また、それとは別に以前から言われていることではあるが、彼らはその体の造りから動きがさほど敏捷でなかったとされており、また、脳容積も大きいとは言えなかった。 そして、遅れて台頭してくる に比べての前時代的劣等性は否めない。 アンドリューサルクスらが滅びた後にそのニッチを肉歯目が埋めたのか、競合によってアンドリューサルクスらがされ、取って代わられるような状況もあったのかは分からないが、それは気候変動以外で絶滅の一因となりそうな事柄であろう。 いずれにしても彼らは、漸新世を迎えることなく絶滅した。 しかし、後釜に座った(もしくは、取って代わった)肉歯目もまた、気候変動かあるいはより洗練されたの進化・台頭によって、同じような運命をたどることとなる。 そのようにして、今日の肉食獣はを生きているのであり、アンドリューサルクスと肉歯類はその姿を見ることはない。 画像と解説( )。 しかし、実際には「最大」をこれと断じ得る種は存在せず、よって、語られるものの全ては最高位を複数とする「 最大級」である。 そして、頭骨長 83. 4cmで体長(頭胴長) 382cmの本種は、まずは間違いなく現在知られる限りでの最大級と言える。 北米に現生の(アラスカオオカミ、)との体長比較では約3倍であるという。 現生で最大の は体長(頭胴長)190- 220cm、全長240- 330cm、体重180-310kg(最大値384kg)。 現生最大の は体長(頭胴長)約220-280cm。 体長では明らかにアンドリューサルクスのほうが上を行っている。 ただし、ホッキョクグマは平均体重250- 500kgと質量が大きい。 史上最大のクマとして知られる ()は体長約3mながら、推定体重約400-600kgと重量級である。 体重については、日本ので平均300kg未満(最大値450kg)、北米の (グリズリー)で平均450kg 未満であるが、アンドリューサルクスの数値は180-450kgの間のどこかにあると推算されている。 つまり、巨大肉食獣のなかにあって質量的には特筆するほどの値ではないと言える。 ()の ()も推定体長4m、推定体重900kgとされる。 5- 6mで1,500kgとする説もあって、それが事実であれば間違いなく最大であるが、推定値の信憑性に疑問が残る。 この種は腐肉食獣であった。 脚注 [ ] []• 1924年、による Mesonyx obtusidens との比較推算。 4〜453. 上に同じくオズボーンによる推算。 ロイ・チャップマン・アンドリュースは有名な米国人であり、者。 映画『』シリーズの主人公のモデルの一人ではないかと噂される人物である。 ただ、監督がそれについて言及したことはない。 現生種ではが大きくても約43cm程度。 つまり、本種の頭蓋骨はその特徴的な細長い形で尺を稼ぐとは言え、ライオンのほぼ倍の大きさである。 以前からいたが、より競合力に優れた形質への進化に成功して分布を拡げた、という意味。 :この想像画では(純粋な肉食獣説に基づき)、アンドリューサルクスがのを襲っている。 後方から様子をうかがっているのは、肉歯目()の()である。 そして、手前には後に肉食獣の最終的勝利者となる食肉目の初期のものが描かれている。 また、樹上にいるのはである。 最大値はもっと上であるが、現生種のみ最大値で比較することは科学的ではない。 化石種の標本がたまたま通常より大きな個体である可能性もゼロではないが、特に問題にしなければならないほどの確率ではないであろう。 平たく言えばこれは、のっぽ型とがっしり型、とで比べているようなものである。 6kg。 ポンドのほうは Henry Osborn が提示した数値。 本種を専門とする古生物学者による数値ではあるが、これはあくまで憶測の範疇である。 BBC 2001. Walking with Prehistoric Beasts DVD. British Broadcasting Corporation. 関連項目 [ ] ウィキスピーシーズに に関する情報があります。 ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。 外部リンク [ ]• Osborn, Henry Fairfield, 1924 11 Nov. "Andrewsarchus, giant mesonychid of Mongolia" American Museum Novitates 146. 剥製風再現模型.

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10.マカイロドゥス亜科スミロドン ウィリアム・ブレイクはその有名な詩「トラ」の中で、どうしてあのような凶暴な生き物が穏やかな動物たちと一緒にこの世に存在できるのか、不思議がっている。 この手の大型サーベルタイガーの中では、スミロドンがもっともよく知られている。 骨はタール坑からたくさん発見されている。 群れをつくる動物は獲物の鳴き声を聞きつけてよく現われる。 単独行動をする動物は、獲物をめぐってほかの捕食者と争うことを恐れる。 捕食者も群れでいればより安心なのだ。 だから、スミドロンが最終的にタール坑の中でたくさん見つかったのは、ほかの動物の追い詰められた鳴き声を聞きつけて、舌なめずりをしながら集まってきた結果なのだろう。 ディプロトドン 水辺の近くから発見されたディプロトドンの顎の骨が水辺の近くから発見された。 オーストラリアの伝説の生き物「ブンイップ」(下記イラスト)は、水辺に潜んで人間を捕食すると言われている。 ディプロトドンがブンイップの伝説を生んだ可能性はある。 その骨は正確には顎ではなく鼻だ。 ディプロトドンは世界最大の有袋類で、コアラのような姿をしていたようだ。 もしコアラがカバのように巨大なら、その2本の第三大臼歯で人間の頭をバリバリ噛み砕くことができただろう。 草食だったと思われるが、カバと同様、だからといって人間を捕食しなかったとは限らない。 リヴィアタン・メルビレイ リヴィアタン・メルビレイの姿のヒントはまさにその名前にある。 この名は聖書に出てくる怪物レヴィアタンにちなんでいて、モービー・デイック(白鯨)の作者につながる。 その歯の大きさからして、いかに大きな体をもつクジラであるかがよくわかる。 このとてつもない歯で必死で逃げようとする獲物を生きたまま捕えて食いちぎっていたのだ。 リヴィアタン・メルビレイの推定サイズ 干したサツマイモのように見えるが、これはリヴィアタン・メルビレイの歯の一部である。 リティオダス 海牛属の仲間で、ジュゴンやマナティーの親戚。 両者はよく似ているが、リティオダスは現存のジュゴンなどよりもかなり大きく体長3. 6メートルにもなり、小さな牙をもっている。 これは天敵やより大きな相手に対する攻撃用ではなく、小さな獲物を狙って海底の砂を掘り起こすために使っていたのではないかと研究者は考えている。 化石はフランスで見つかっている。 アルシノイテリウム サイというよりもゾウに近い仲間。 足が完全にまっすぐではなかったと考えられており、ほとんど水中で暮らしていたからではないかと言われている。 古代の沼地をこんな動物が泳ぎ回って、巨大な角を重そうな水から突き出しているところを想像したらどうだろうか。 ヌララガスレックス ウサギ界のTレックス、ヌララガスレックスは体重が22キロにもなる巨大ウサギだ。 大きく太った扁平な足をしたウサギで、地中海のミノルカ島のあたりを跳ね回っていたらしい。 この大きな哺乳類はガラパゴスゾウガメと同じような境遇で、木の根を食べながら島のまわりを闊歩し、天敵知らずで生きていた。 だが、島に天敵が入ってきたことが原因で絶滅した。 アンドリューサルクス これは、体長3. 3メートル、体重1. 6トンにもなるオオカミのような動物「アンドリューサルクス」の顎の写真。 モンゴルのジュエルズ渓谷で発見された。 頭蓋骨だけで90センチもあり、臼歯は骨を砕けるようにできている。 陸上で最大級の肉食哺乳類である。 分析の結果から研究者たちは、この生き物はクジラの仲間と考えている。 小型だがシャチに足が生えた親戚が陸に上がってきて、エサとして人間を食べようと決めたら、アンドリューサルクスの天下になってしまうだろう。 グリプトドン グリプトドンはアンキロザウルスの体とアルマジロの心臓をもち、大きさは小型車くらいあってゾウのようなイメージだ。 動きの鈍い巨体の埋め合わせのためか、敏感なよく動く鼻と口をもち、食べ物を選別することができた。 こうした動物はみんな奇妙だが、いざというときはその固い甲羅のような背中をテントとして使うことができたりして、クールだ。 メガテリウム ゾウほどもある先史時代の巨大なナマケモノ。 4万年の間、ネヴァダの洞窟を排泄場所として使っていたようだ。 その排泄物が山のように積み上がり、洞窟の構造が変わってしまうほどだった。 木の皮を剥ぐ大きなツメをもち、2足歩行ができたようだ。 さらに恐竜のように泳ぐことができ、しかも得意だった。 習慣的に水中を泳いでいたと考える人もいる。 ギガントピテクス 上の図は、身長180センチのヒトと比べてみたギガントピテクスだ。 (二足立ちのオラウータンの体格比をベースとしたグラフ) 映画『ジェラシック・パーク』のヴェロキラプトルがどれほど怖かったか、覚えているだろうか? 彼らは集団で行動し、悪がしこいがゆえによけい恐ろしい。 彼らの小鳥ほどの脳が、身長3メートルもの体躯をもつ類人猿の脳に成長した。 ジャングルからやってきたこの生き物は悪夢そのものだが、それはその大きさのせいではない。 ギガントピテクスの歯と顎の骨は現存しているが、そこからわかることは彼らが草食だったということだ。 中国とベトナムで化石が見つかったため、ジャイアントパンドと同様、竹を食べていたらしい。 だが、パンダが人間を襲う可能性があることや、草食だと思われている多くの生き物が簡単に手に入れることができる肉を常食するようになるだろうという事実を知ったら、安心できないだろう。

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絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10

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地球に生を受けた数多くの動物達。 その歴史は、 誕生から進化そして絶滅の繰り返しとされています。 何と、これまでに誕生した生物の 90パーセント以上が絶滅をしていると言うのです。 その数は、 50億種から500億種ともされています。 絶滅してしまった種の中には、その時代で 生態系の頂点に君臨した恐ろしい肉食獣も含まれています。 もしも、今の時代にもその頂点を極めた恐ろしい肉食獣が生存していたら・・・。 考えただけでも、怖くなってしまいますね。 今回は、そのような絶滅してよかったと思う恐ろしい動物達をご紹介いたします。 題して「 絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10」。 果たしてどのような動物がランクインするのでしょうか。 絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10の考え方 「絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10」を考えるにあたり、その選考基準次第では様々なランキングの結果が考えられます。 今回は、もしその動物が現代にも生存していた場合に、 「私達人類の日常生活を脅かす。 」このことに着眼して考えてまいります。 従って、 水生生物よりも陸生生物の方がやや有利になってしまうかも知れません。 その点は予めご了承ください。 それでは、早速ランキングにまいりましょう。 絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10 第10位から第5位 まずは、「絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10」の 第10位から第5位となる下位ランキングをご紹介しましょう。 下位ランキングと言っても、絶滅した50億種から500億種の中のランキングですので、 非常に恐ろしい動物であったことに変わりません。 絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10 第10位 「絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10」 第10位は「メガロドン」です。 種 類 サメ• 生息地 世界中の海• 大きさ 13から20メートル• 備 考 咬む力は20トン以上 史上最強の魚類 このメガロドンの第10位ですが、古代の魚類に精通されている方からはお叱りを受けてしまうかも知れません。 何と言ってもメガロドンは、 体長が13から20メートルにもおよび咬む力も20トンと言うモンスター級のサメなのです。 多くの魚類研究者が口をそろえて「 メガロドンは魚類史上最強」と言っているのですから、如何に凄まじいかはお分かりいただけるでしょう。 今から1800万年から150万年前(2600万年から600万年前など他説あり)、メガロドンはその大きな体と強力な顎の力そして大きく鋭い歯を武器に、 世界中の海で生態系の頂点に君臨していたと考えられています。 大きさだけ見ても、現代のジンベイザメやマコウクジラと同等の大きさなのです。 近縁種となるのがホホジロザメですので、 マコウクジラクラスの大きさを誇るホホジロザメを想像していただくと分かり易いですね。 このモンスター級のサメは、主には クジラ類を捕食していました。 一時代を築いたメガロドンですが、環境の変化(海水温の低下など)についていくことが出来ずに絶滅の道を歩むことになります。 もしも現代にもこのメガロドンが生息をしていたら、 海における危険は今の何十倍にもなっているでしょう。 しかし、その危険は海水浴や釣りなどのレジャーまたは漁師さんなど海上での仕事をされる方などに 限定化されてしまいます。 勿論それでも恐怖には変わりありませんが、このことから今回は第10位とさせていただきました。 絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10 第9位 「絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10」 第9位は「ティタノボア」です。 種 類 ヘビ• 生息地 南米(コロンビア)• 大きさ 12から15メートル• 備 考 ワニを捕食する史上最大のヘビ ティタノボアは、6000万年前に生息していた 史上最大のヘビで、その全長は12から15メートルにもなるのです。 体重は1トンを超え、最も太い部分においては 直径1メートル以上にもなる桁外れの大きさを誇ります。 ティタノボアの名前(巨大なボアの意味)からもお分かりのように、 現存するボアやアナコンダの祖先筋にあたり ワニなどを丸呑みにしていたと考えられています。 対応調節が出来ないことから、 気候変動についていけずに絶滅したとされるティタノボアですが、仮に現代に生きていたらどうなるでしょうか。 近縁となる現代のオオアナコンダは、ワニは勿論ですが人間や牛に馬、ジャガーなども捕食対象としているのです。 このことからも、仮にティタノボアが現代に生存していたら、私達人間にとっては 非常に驚異の存在となることは間違いありません。 地域住民を恐怖に陥れることでしょう。 しかし、オオアナコンダには体が重く動きが遅いという欠点があり、捕食対象であるワニやジャガーから反対に捕食されてしまうこともしばしばあります。 そうなると、 ティタノボアの動きはもっと鈍いとも考えられますので、少しは付け入る隙がありそうですね。 この付け入る隙を考慮して、今回は第9位としました。 絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10 第8位 「絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10」 第8位は「サルコスクス」です。 種 類 ワニ• 生息地 アフリカ大陸(サハラ砂漠で発見)• 大きさ 11から12メートル• 備 考 咬む力は8トン(ティラノサウルスの2倍) サルコスクスは白亜紀前期(1億4550万年前から1億年前)に アフリカに生息していた巨大なワニになります。 つまり恐竜と同じ時代に生きた 大型爬虫類ですね。 生息域は現代のワニと同様に川などで、水を飲みに来た 恐竜を捕食していたと考えられています。 サルコスクスは、その体長が 11から12メートルと非常に大型のワニでした。 しかも 咬む力は8トンにもおよぶのです。 これはあの ティラノサウルスの倍にもなる数値ですので、咬みつかれた恐竜はなすすべもなく水中へと引きずり込まれていったでしょう。 実は、サルコスクスなどの登場前には 水生の恐竜もいたようですが、これら巨大ワニの登場で姿を消してしまったようです。 生態系をも変化させて 淡水の頂点へと昇り詰めた実力は、驚愕そして驚異ですね。 もしも、このサルコスクスが現代にも生存していたとしたらどうでしょう。 サルコスクスの生息地は、人間の 生活において欠かすことの出来ない「川」です。 地域住民の 不安は極限へと達してしまうでしょう。 しかし、 危険域が水辺近くと限定されることから今回は第8位としました。 絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10 第7位 「絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10」 第7位は「アンドリューサルクス」です。 種 類 哺乳類(現存しないメソニクス目)• 生息地 ユーラシア大陸東部(現モンゴル)• 大きさ 4から6メートル程度• 備 考 史上最大の陸棲肉食獣 アンドリューサルクスは、4500万年から3600万年程前に、 今のモンゴルに生息していたとされる史上最大の陸生肉食獣です。 分類としては、 現在では存在しないメソニクス目の哺乳類になります。 因みに、現代における 最大の肉食獣はホッキョクグマでその体長は3メートル程度ですから、 その倍にもなるアンドリューサルクスが如何に大きな肉食獣となるかは容易に想像がつきますね。 しかし、このアンドリューサルクスの 肉食獣説には少々懐疑的な見方もあるようです。 元々は、 捕食性の高いオオカミやハイエナのような体型の大型獣として語られてきました。 しかし、最近では 腐肉食か雑食として語られることの方が多くなってきているのです。 これは「歯の形状から、 攻撃的に獲物を狩るというよりも固い獲物を嚙み砕く方が適している」こと。 さらには「巨体ゆえに 素早く動くことが出来ず、狩りには向いていない」ことからそのように考えられています。 そうなってきますと、この 第7位というランキングの雲行きも怪しくなってまいりますが、現状ではまだ捕食性の高い肉食獣の可能性を残してこの順位のままにしておきます。 絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10 第6位 「絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10」 第6位は「スミロドン」です。 種 類 サーベルタイガー(大型ネコ科)• 生息地 南北アメリカ大陸• 大きさ 2メートル程度• 備 考 史上最強にして最大の牙を持つネコ科生物 スミロドンという名前にあまりピンと来ないかもしれませんが 「サーベルタイガーの一種」と聞けばお分かりいただけるかもしれませんね。 スミロドンは、サーベルタイガーの中でも 最後に現れた最も大型で最強の種になります。 スミロドンが生息していたのは、250万年から1万年前の アメリカ大陸で、 狩りでマンモスを襲う史上最強のネコ科動物と言われています。 サーベルタイガーの名前からも分かるように、スミロドンはサーベルのような 長く発達した牙(犬歯)を持ちます。 その長さは 24センチメートル程度と驚異的な長さなのです。 また、形状も楕円形で後部が鋸状と 鋭利さと強度を兼ね備えています。 この 犬歯を相手の喉元に食い込ませて仕留めていたようです。 また、身体の骨格から 前肢の筋肉が異常に発達していて、獲物をがっちりと押さえ込むことが出来たようです。 しかしその一方で、後ろ肢が非常に短く速く走るには適していなかったともされています。 地球が寒冷化して、草食獣が数を減らし始めると速く走ることが出来ないスミロドンは、絶滅へと向かってしまいました。 そう考えると、「スミロドンが現代にいてもそれほど脅威ではないのでは?」とも思われるかも知れません。 しかし、もし現代にスミロドンが生息していれば、彼らの ターゲットは足の速い草食獣ではなく動きの遅い動物になります。 それには、 勿論人間が含まれることは容易に想像がつきますね。 トラやライオン、ヒョウなど現代の大型ネコ科動物には私達人間が獲物として認識されることはあまりありません。 しかし、スミロドンが生息していれば、そ の狩りのターゲットとして人間に牙を向けることになり得るのです。 実際に 生息当時にも人類がスミロドンの狩りの対象となっていたとされています。 そうなれば、非常に驚異ですね。 これらから、今回はスミロドンを第6位としました。 絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10 第5位 「絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10 」第5位は「ショートフェイスベア」です。 種 類 クマ• 生息地 アメリカ大陸• 大きさ 4メートル程度• 備 考 最大かつ最強のクマ ショートフェイスベアは、180万年前から1万年程前に生息をしていた 史上最大にして最強のクマの種になります。 実は、このショートフェイスベアは謎と言いますか、 新たな発見も多くありまだ定まり切っていないのです。 以前までは、 北米大陸にのみ生息ともされていましたが、 南米に生息していたショートフェイスベアの一種である「アルクトテリウム・アングスティデンス」の発見で大きく変わったのです。 この種は、 体重が1.6トンとこれまでの1.1トンを大きく更新したのです。 いずれにしても、現代のホッキョクグマよりも大きくて強い、史上最大かつ最強のクマと言うことに変わりはありません。 ショートフェイスベアは、 四肢が長く非常に俊敏に動くことが出来たとされています。 現代のクマと言うよりは 大型のネコ科動物に近かったと考えられているのです。 鋭い牙と爪そしてパワーにスピードを兼ね備えた最強のハンターだったようですね。 獲物は大型の草食動物で、マンモスなどもその対象としていました。 仮にこのショートフェイスベアが現代にも生存していたらどうなるのでしょう。 現代のクマは生存競争の過程で 肉食から雑食へと進化をしています。 純粋な肉食は人間との距離が充分に保たれたホッキョクグマだけですね。 ところが、この ショートフェイスベアは、人間と距離が近い純粋な肉食獣です。 しかも、クマの中でも最大かつ最強の恐ろしい猛獣なのです。 勿論、 人間を獲物と認識し狩りの対象とするでしょう。 第6位のスミロドンと同様に人間にとって脅威以外の何物でもありません。 しかも、俊敏性も兼ね備えているのですから、 スミロドンよりもその脅威は大きいですね。 そのことから、ショートフェイスベアは第5位としました。 絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10上位ランキング ここまでに「絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10」第10位から第5位をご紹介いたしました。 いずれも その時代に生態系の頂点に君臨した猛者達です。 しかし、ここまでの発表で疑問を感じる方もいるかもしれませんね。 「あれ 恐竜が出てこない?」 そうなんです。 恐竜を全て含めてしまうと、その スケールの大きさからランキングを独占してしまうのです。 このことから、 陸生肉食恐竜と海生肉食恐竜(爬虫類)はそれぞれ2種ずつのエントリーにしました。 それでも やはりTOP4を恐竜が独占してしまいました。 ここからは、その恐竜が登場する上位ランキングになります。 絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10 第4位 「絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10」 第4位は「ティロサウルス」です。 種 類 海生爬虫類• 生息地 北米大陸やオセアニアを中心に幅広い範囲に分布• 大きさ 15メートル程度• 備 考 最大級の海生爬虫類 ティロサウルスは、白亜紀後期の 8500万年から7800万年程前に生息した海の王者です。 分類としては「有隣目、トカゲ亜目、モササウルス科、ティロサウルス属」に属する 獰猛な海生爬虫類になります。 モササウルスの仲間(モササウルス科)としては、比較的後半に進化を遂げて登場した大型種です。 同じ仲間の モササウルス(モササウルス属)と並び、最大級の海生爬虫類とされています。 ティロサウルスは古代の海では最も恐れられた獰猛な肉食獣の一つで、 自分よりも小さいまたは同等の獲物には見境なく襲い掛かったようです。 非常に 強力な顎には鋭い歯が並び、これで 獲物を仕留めて丸呑みにしていたと考えられています。 胃の内容物からこの丸呑みの様子が伺えるようですね。 その捕食対象は 魚が主ではありますが、海鳥やサメ、プレシオサウルスや他の種の小さめなモササウルス類などの仲間も構わず襲っていたことも分かっています。 化石には、ほとんどの個体に戦いによってついたとされる傷跡が見られることから、 非常に好戦的で獰猛な性格だったことも伺えます。 ティロサウルスは、正確には海生爬虫類なので恐竜ではありませんが、 恐竜と同時期を生き抜き海の王者として君臨していたのです。 もし、仮にこのティロサウルスが、現代にも生存していたらどうでしょう。 私達 人間が、このティロサウルスの獲物となるのは火を見るよりも明らかです。 近くで海水浴などをしようものなら、あっという間に飲み込まれてしまうでしょう。 前述でメ ガロドンを海の生物なので第10位としましたが、 それをも凌駕するほどの迫力を持つティロサウルスは堂々の第4位にさせていただきます。 絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10 第3位 「絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10」 第3位は「モササウルス」です。 種 類 海生爬虫類• 生息地 欧米、アジアなど• 大きさ 17メートル程度• 備 考 最大級の海生爬虫類 モササウルスは、白亜紀後期の 7900万年から6500万年程前に生息した恐ろしい海生爬虫類で当時の海の生態系の頂点に君臨していました。 分類としては「有隣目、トカゲ亜目、モササウルス科、モササウルス属」に属する獰猛な海生爬虫類で 第4位のティロサウルスとは非常に近い仲間になります。 ティロサウルスとは入れ替わるように登場する形になりますので、その進化系かも知れませんね。 全てにおいて、ティロサウルスをより強く大きくした印象となるのがこのモササウルスなのです。 クジラにも負けない 大きな体格と、強力な顎に鋭い歯、獰猛かつ好戦的な性格と全てが兼ね備わった海の最強の王者なのです。 実は、多くの専門家がこの モササウルスを史上最強の海洋生物としてその名前をあげているのです。 また、モササウルス最強説を後押しするのが、映画「ジェラシックワールド」で描かれた強烈なシーンです。 インドミナス・レックスを一飲みしてしまうあのシーンは多くの方々の脳裏に焼き付いているのではないでしょうか。 勿論、映画の中での話ではありますが、あながち間違いとも言えないようです。 また、このモササウルスの生息地にアジアとありますが、実は 日本でも北海道に大阪、和歌山などでモササウルスの化石が見つかっているのです。 その昔には、 日本の近海にこのモササウルスがいたというのですから驚きですね。 では、このモササウルスが仮に現代に生存していたらどうなるのでしょうか。 第4位とした ティロサウルス以上に脅威になるのは間違いありません。 そのことから、モササウルスは第3位とさせていただきました。 絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10 第2位 「絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10」 第2位は「スピノサウルス」です。 種 類 恐竜• 生息地 アフリカ大陸• 大きさ 15から17メートル• 備 考 史上最大級の肉食恐竜 スピノサウルスは、白亜紀の前期から中期、 1億2500万年から1憶年ほど前に生息した史上最大級の肉食恐竜です。 スピノサウルスの最大の特徴は 水陸両用の恐竜だったことです。 基本的には、水の中でサメやエイなどを捕食していたとされています。 陸上では、4本肢歩行だったようですね。 このスピノサウルスは、 化石が紛失してしまったため、なかなか世間に出てこなかった恐竜です。 映画「ジェラシックパーク」でティラノサウルスを撃破して一躍有名になりましたが、 実際にはティラノサウルスを倒すことは難しいようです。 そうは言っても、 肉食恐竜としては最大となる大きさを誇るのですから、強く恐ろしい部類に入る恐竜であったことは間違いありません。 今回のランキングでは、スピノサウルスを第2位としました。 もし、仮に現代にスピノサウルスが生存していたとしたら、 私達人間は立派な捕食対象となりいとも容易く狩ることが出来るでしょう。 そして 水陸両用となることから陸上でも水中でも襲われる危険性があります。 これらがこの第2位と言う高順位の理由です。 私達人間を狩るのには、ティラノサウルスを倒すほどの実力は必要ありません。 この スピノサウルスの持つスペックで充分なのです。 水中でも陸上でも襲われる危険性があるというのも非常に厄介ですね。 スピノサウルスの今回の第2位と言う結果は至極妥当ではないでしょうか。 絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10 第1位 「絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10」 第1位は「ティラノサウルス」です。 種 類 恐竜• 生息地 北米大陸• 大きさ 11から13メートル• 備 考 史上最強の肉食恐竜 ティラノサウルスは白亜紀後期の 6850万年から6550万年程前に北米大陸に生息した史上最強の肉食恐竜になります。 恐竜の最後に登場した 最も進化を遂げたスーパー恐竜ですので、この最強説も納得ですね。 それまでに登場した多くの恐竜の中でも、 断トツの知名度と人気を誇ります。 その気性の荒さは名前の「暴君トカゲ」からも伝わってきます。 また、第2位となったスピノサウルスの登場で最大の肉食恐竜の座は奪われてしまいましたが、それでも 13メートルの体長に6トン以上となる体重は驚異的です。 さらに、 ずば抜けた身体能力に桁外れの顎の力と鋭い歯、優れた嗅覚・聴覚・視覚・知能と狩りに必要なすべてを兼ね備えているのです。 この時代の他の生物全てが、この ティラノサウルスには恐れおののいていたことでしょう。 このティラノサウルスに匹敵するような強さを持つ恐竜は、今のところ確認されていません。 まさに、 史上最強の肉食恐竜になります。 仮に、ティラノサウルスが現代にも生存をしていたら、どうなってしまうのでしょうか。 生息地域の住民は片っ端から食べられてしまうでしょう。 考えただけでも恐ろしいですよね。 ティラノサウルスの第1位は誰もが納得の順位ではないでしょうか。 まとめ 絶滅してよかったと思う怖い動物ランキングTOP10をご紹介いたしました。 やはりティラノサウルスの第1位は、断トツかも知れませんね。 実は、これは裏を返すと見てみたい動物と言うことでもあります。 怖いと思いながらも実は、見てみたい。 まさに怖いもの見たさがそこにあるような気がします。 今回のランキングを考えるにあたり、気付いたことがありました。 地球の歴史の中で、これまでに絶滅をしたのは50億種から500億種とされています。 1万年以上前の化石時代までは絶滅する種の数は、平均すると1年で100万種につき1種という割合でした。 しかし、時代と共にそのスピードは格段に速くなっています。 現代に至っては、熱帯雨林では森林の消失により、1日あたり74種もの生物が絶滅しているとされているのです。 これには、私達人間の責任が重くのしかかっています。 まさに、恐竜などが絶滅した以上の大量絶滅を我々の手で行っているのです。 このことは決して見過ごしてはいけませんね。

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