美々卯 コロナ。 東京美々卯、首都圏全6店閉店へ、新型コロナで業績悪化 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル

東京美々卯/労組が解雇撤回求める/「味と文化と労働者守れ」

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北海道・東北• 東海・甲信越• 近畿・北陸• 中国・四国• 九州・沖縄• 訴状や会見した原告らによると、同社は新型コロナウイルスの影響で業績が落ち込み、4月中旬の役員会で会社解散を決定。 パートを含む約150人の従業員に退職同意を求め、応じなかった従業員を解雇した。 原告側は、会社と労働組合との労働協約で、会社解散や解雇には労組の合意や本人の同意が必要だったと主張。 「労働協約を公然と破り、不法行為だ」としている。 1年分の賃金や慰謝料など計約6822万円の支払いも求めている。 東京美々卯は取材に対し「弊社はすでに事業を廃止して適法に解散している。 提訴は遺憾だが、訴状を拝見して適切に対応していく」とコメントした。 「うどんすき」で知られる東京美々卯は、1973年に、関西で展開する「美々卯」(大阪市)からのれん分けする形で設立。 東京や神奈川、千葉の百貨店などで店舗を展開してきた。 だが今年5月、突然の閉店を決めた。 旗艦店だった京橋店(東京都中央区)では、地元の町内会の有志や医師、大学教授らが呼びかけ人となり、営業再開を求めて署名活動を実施。 6月末までの約1カ月で約1100人分の署名が集まり、大阪の美々卯の代表に手渡したという。 原告の一人で元店長の男性は「一刻も早く京橋店で営業再開できることを切に願っている」と語った。

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コロナ便乗解雇か、「美々卯」一斉閉店の深層

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だが、なかには資産が十分あるのに、なぜか事業を閉じる会社もある。 5月20日、都内全6店閉店に踏み切った東京美々卯もその一例だ。 路頭に投げ出された従業員は「不当解雇だ」と怒る。 「コロナ便乗解雇」の深層を追った。 (ジャーナリスト 北 健一) 常連客からは 閉店を惜しむ声 うどんすきの名店として知られる東京美々卯(本社=中央区京橋、佐藤俊三社長)は、1973年、泉州・堺の料亭にルーツを持つ美々卯(本社=大阪市中央区、薩摩和男社長)からのれん分けする形で設立。 京橋店を中心に東京圏に6店を構え、多くの客に愛されてきた。 京橋で生まれ育った日枝神社御坊講講元の木下茂さん(72)は「町会の忘年会、新年会、お祭りの決起集会で必ず使ってきました。 おいしいし胃もたれしない」と振り返る。 うどんすきの味の秘密は、北海道産の利尻昆布、土佐清水産の宗太鰹節、枕崎産の本枯節から2時間かけてとった出汁(だし)にある。 京橋店には少人数の部屋もあれば、50~60人でも入れる。 法事にもよく使われていました。 やめるって理由がわからない」と木下さんは話す。 近所のイベント会場で働く男性も、「食べたことあるけど、やっぱりいい。 土日もお客さんが多かったし、銀座で働く女性も仕事前の同伴でよく来ていました。 さすがに4月は客足が遠のいたけど、これだけの店がそんな簡単にやめるとは……」と残念がる。 無借金経営なのに 突然の会社解散 老舗の名店でも経営が行き詰まってつぶれることはある。 ましてコロナ禍の下なら仕方がない。 そう思われがちだが、筆者が入手した2019(令和元)年8月31日時点の貸借対照表によると、東京美々卯は無借金であり純資産は7億8691万円に上る。 19年8月期は、新橋店、渋谷マークシティ店の閉店による売り上げ減、固定資産除去損もあって約1. 6億円の経常赤字に沈んだが、2店の閉店で既存店売り上げが伸び、池袋店も2年目で1000万円の営業利益を出すなど本業は順調だった。 新型コロナ感染症が広がると、テナントに入っていた百貨店内の店が休業を余儀なくされるなど売り上げは大きく落ち込んだが、手元資金はまだ残っていた。 ところが同社は緊急事態宣言が解除される直前の5月20日、突然全6店を閉めた。 約200人の従業員は退職同意書にサインを迫られ、応じなかった人は解雇された。 会社解散について東京美々卯は、「資金があるうちに会社を解散し清算をしたほうが、各方面への影響が少ないと判断し、(今年)4月15日の取締役会にて正式に決定した」「現時点では、非常(ママ)事態宣言の解除の見通しが立たない」などと、同社は解散理由を説明する(5月27日付、従業員組合<全国一般東京地本・一般合同労組加盟>に出した佐藤社長名の文書)。 だが、従業員らの記憶は、会社の説明と少し違う。 「清算」の方向が打ち出されたのは4月16日朝の店次長向け説明会だった。 A取締役が「いつ沈む船かわからないから、社員は5月20日をもって下船していただく」と事業終了を説明。 「これは英断なのか」という店長からの質問にA取締役は、「誰もわからない、英断なのか愚策なのか」「正直なところ(東京美々卯の)役員3人とも納得いっていない」と、取締役会決定の翌日にもかかわらず迷いも口にした、という。 のれん分け後も残る 「本家」の影響力 東京美々卯の役員は佐藤社長を含め3人だ。 取締役全員が「納得いっていない」のなら、なぜ会社をたたむことになったのか。 従業員らによると、説明会の10日前、4月6日午後に開かれた臨時店長会にそのヒントがあるという。 A取締役が、テナントで入っている店の休業で資金繰りが厳しいこと、百貨店などに家賃減免交渉をしていることなどを報告した上、こんな事実を明かした。 「薩摩社長から、『今後の東京美々卯はどうなんだ。 6月末で京橋の賃借契約切れるよね。 この際、会社清算したほうがいいんじゃないか』と言われた」 薩摩社長というのは、大阪にある美々卯の社長、薩摩和男氏のことだ。 京橋店の土地は美々卯社長の薩摩氏が経営する不動産管理会社、美和ホールディングスの所有で、「東京美々卯は、月の売り上げの17%の家賃を毎月払っていました。 その最低額が500万円でした」とある店長は説明する。 賃借料が売り上げに連動するのはめずらしい。 東京美々卯はそのほか、技術指導料も払っている(19年8月期には年880万円)。 美々卯と東京美々卯は毎月会議を開いており、美々卯のホームページの「店舗のご案内」コーナーには、美々卯が直営する大阪16店、中部1店と区別なく、東京美々卯が運営する東京圏の6店も載っていた。 また、東京美々卯の株式の43. 6%は美々卯が所有している(19年8月期の決算資料による)。 こうした事情を総合すると、東京美々卯は「のれん分け」後も、美々卯の子会社ないし一部門に近い位置づけだったように見える。 そうだとすれば、清算を促す薩摩氏の「天の声」に、東京美々卯役員たちがあらがい難かったこともうなずける。 従業員組合は、解雇撤回と営業再開を求め、東京美々卯だけでなく「親会社格」の美々卯にも団体交渉を申し込んだ。 すると美々卯は、5月27日付文書で返事を出し、「この度の解散」は「新型コロナウイルスによる業績の落ち込みを受けて、手元資金がある間に閉店するという決定を東京の経営陣だけで協議して行ったものであり、美々卯は、かかる東京の決定を事後承諾したにすぎません」と説明した。 組合は解雇撤回などを求め東京都労働委員会に救済申し立てを行い、近く提訴も予定している。 取材に対し東京美々卯は、「当社が無借金で手元資金も残っていたのは事実だが、コロナの影響で売り上げが落ち込み、先行きも見通せなかった。 当社と美々卯とは、グループと言われればそうかもしれないが別法人。 会社清算は当社が決めたことで、薩摩さんに言われたからではない」と話した。 社員や顧客の声は 薩摩社長に届くのか ある店長は、社内会議での会話が忘れられない。 「『予算がなぜ未達か』と詰められた店長が『頑張ります!』と答えたら、薩摩社長が言ったんです。 『頑張るって何なの』。 (経営)数字の人なんですよ」 東大卒ということもあり「数字重視」の経営者というイメージが強いが、薩摩氏には別の顔もある。 うどんすきは同社の登録商標だったが、他社に勝手に使われた。 美々卯は裁判を起こすが、最高裁で敗訴する。 「うどんすきはすでに一般名詞化している」というのが敗訴判決の理由だった。 この時、薩摩氏は、従業員を集めてこう言った。 「祖父が考案したメニューが普通名詞になるまで広まったと最高裁が認めてくれた。 料理人としてこれほど名誉なこともない」(『バイオRadio! 』2011年9月11日放送での薩摩氏の話による) 東京美々卯の役員(当時)が「私、会長(当時、薩摩氏は東京美々卯会長を兼任)より美々卯が好きかも」と言うと、薩摩氏はこう返した。 「私にとって美々卯は、好きか嫌いかじゃない。 自分自身が美々卯だから」 私が現場を訪ねた日、京橋店前にトラックが止まっていた。 「機械を持ち出すんですか」と尋ねると、運転手は「いや、そば粉です」と答え、しばらくして大きな袋に入ったそば粉を台車で運び出した。 機械も調理場も、今も変わらずあるという。 都内の店長だった男性(44)は「望むのは店の再開です。 ほかに技術を生かせるいい仕事はなかなかないですし、美々卯の仕事には誇りがあったし」。 別の店でホール主任をしていた女性(21)は「仕事は楽しかったです。 いろんなことを学べて。 借り上げ寮に住んでいるのですが7月20日までに出なければならないと言われています。 仕事も収入も住むところもなくなったら、生活ができないので不安です」と話す。 常連客だった木下さん(前出)は閉店直前にも京橋店に行った。 閉店を惜しんで、たくさんの客が詰めかけていた。 「みんな思ってるんじゃない、『何で(閉店したの)』と。 もちろん、再開されたらありがたいよ」 こうした従業員や顧客の声を、薩摩氏はどう受け止めているのだろうか。 訂正 記事初出時より、次の通り訂正しました。 1~4階が客席、5階が事務所、6~8階が社員寮。 さらに地下の1・2階で出汁をつくりそばを製粉するなど、東京6店のセンター的機能を果たしてきた。 一帯を歩いてみると、アパホテルや警察博物館(PRセンター)など新しい建物だけでなく美々卯京橋店や行列のできるアジフライ屋、画廊などもあり風情を感じる。 実はこのあたりには再開発の計画がある。 「2年ほど前から地権者が集まって、再開発の話がされてきた。 デベロッパーは豊富な実績を持つT社だ」と地元事情通は話す。 不動産登記簿によると、確かにT社は周辺の土地を少しずつ買い進めている。 中央区内の街づくりにも関わる中央区労働組合協議会の椎葉紀男議長は、東京美々卯の佐藤社長を板前時代から知っていた。 「アベノミクスで中央区が特区にすっぽり入ったこともあり、東京駅周辺は再開発ラッシュです」と説明し、「美々卯の急な閉店も再開発絡みではないでしょうか」との見方を示す。 都心の再開発で立ち退きとなれば、営業権を持つ店には多額の立ち退き料等が払われる。 突然の閉店に、そんな疑念を抱く関係者もいる。 だが、創業から数えると12代目になるという薩摩氏には、代々続く老舗の血が流れてもいる。 」 (2020年7月2日18:00 ダイヤモンド編集部).

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コロナ口実 不当解雇/東京美々卯 労組、救済申し立て

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名物「うどんすき」で知られる飲食店「美々卯」を関東で展開する「東京美々卯」(東京都中央区)が全6店舗を閉店することが19日、関係者への取材で分かった。 新型コロナウイルス感染拡大による外食自粛で売り上げが落ち込んでおり、事業の継続が困難だと判断した。 会社は近日中に清算する見通し。 関西で展開する「美々卯」(大阪市)は営業を続ける。 yahoo. しかしそのうちの4店は百貨店に入っていて、今百貨店は休館しているところが多いため休業になってしまっていたんですよね。 飲食店は今テイクアウトに切り替えているところが多いですが、それもできず今回閉店ということになってしまったようです。 東京美々卯の店舗の場所はどこ? では今回閉店してしまう6店を詳しく見てみましょう。 20:30 日・祝 11:30~21:00 L. 15:00 17:00~23:00 L. 21:30 土日祝 11:00~23:00 L. 14:00 17:30~22:30 L. 21:30 土日祝 11:30~22:30 L.

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