ストーマ 管理。 医療職以外の方によるストーマ装具交換に関する指針

ストーマケアアクセサリーの種類と特徴について

ストーマ 管理

ストーマ造設後の観察と、合併症対策を含めたケアのポイントについて理解する• ストーマ造設後の合併症に注意し、異常の早期発見・対処に努める 術直後のストーマケアの目標• 手術に起因する合併症の予防と早期発見・対処に努める• 創感染を予防する• ストーマ周囲の皮膚障害を予防し、ストーマの 成熟を促進する• セルフケア導入の準備を行う 方法• 消化管ストーマ造設術後の経過に沿ったケアを行う• 1日目:呼吸訓練、ベッドからの座位訓練• 2~6日目:膀胱留置カテーテル抜去、歩行訓練• 医療者によるの実施• セルフケア導入に向けた準備を行う• 確実なストーマケア(漏れない、かぶれない、臭わない)• 患者がストーマを見て装具交換のイメージが湧くよう援助• 7~10日目:正中創(ストーマ)の抜糸• 11~14日目:会陰部の抜糸、ドレーン抜去• 早期合併症の原因と対策を理解し、予防に努める• 浮腫:静脈の還流障害が一過性に粘膜を腫脹させ起こるが、時間が経てば改善する• ストーマの観察• 装具選択:観察が十分できるよう単色系透明タイプのフランジを使用する• 粉状皮膚保護材の使用:ストーマ近接部の皮膚露出を避けるため• 面板ストーマ孔のサイズ調整:孔が小さすぎた場合、ストーマ粘膜圧迫による循環障害に注意する• 血流障害:手術操作により腸間膜の過剰な処理による血流の途絶• ストーマ装具は透明なタイプを使用、頻回な観察を行い、異常時はすみやかに医師へ報告する• 持続した場合、壊死・脱落への移行を念頭において観察する• 血流障害に準じてストーマの観察を行う• ストーマの観察:ストーマ粘膜の壊死組織が分離するまで脱落の可能性があるため、感染徴候を含め1日1回以上の観察を行う• 壊死組織が十分除去され、粘膜が脱落しないことを確認する• 離開部の洗浄後、粉状皮膚保護材を併用し短期交換が可能なタイプの皮膚保護材を用い装具交換する• ストーマ脱落:ストーマ壊死が深層部まで進行し、腹壁筋層から腸管が落ち込んだ状態• ストーマ周囲膿瘍:汚染した術野での操作、縫合糸による感染、(皮膚と漿膜筋層の縫合時に)縫合糸が腸管全層にかかった場合、ストーマが開腹創上に造設された場合、ステロイド剤大量投与による易感染状態の場合 などが考えられる• ストーマとその周囲の観察• 発赤が著明な部位はマーキングし、拡大の有無を経時的に評価する 観察項目• 術式、切除範囲、疾患の進行状況• 医師からの手術に関する説明内容と患者・家族の受け止めの状況• 今後の治療方針• 患者・家族の理解度、キーパーソンの把握(装具交換などの管理はだれが行うか)• ADL、セルフケア能力の把握• セルフケア指導の内容と進行状況• ストーマ粘膜皮膚接合部の状態観察• 縫合状態、離開や出血の有無と程度• 発赤・びらん、潰瘍の有無• 皮膚保護材貼布部の状態観察• 発赤・びらん、潰瘍、発疹の有無• 浸出液の有無、疼痛や掻痒感の有無• 腹部状態の観察• 腹部膨隆や緊満の有無• しわの入り方と程度、くぼみの有無• ストーマの機能の観察• 排泄物の状態(性状、量)、排ガスの有無• 出血や粘膜の状態• 装具の状態観察• 漏れの有無、皮膚保護材の溶解具合(均一か、部位の把握)• 早期合併症の観察• 壊死、出血、浮腫、循環障害• 狭窄、離開、膿瘍、血腫• 排泄物や皮膚保護材による接触性皮膚炎 アセスメント• 早期合併症の原因と対策を理解し、十分な観察を行い予防に努めたか• 創感染の予防に努めたか• セルフケア導入の準備が十分に行えたか 注意点• 手術直後より出現する合併症は外科的手術に起因するものが多いため、異常の早期発見・対処が重要である• 看護師の知識不足により合併症を起こす場合があるため、ケアの質を高め予防することが重要である.

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ストーマ装具の種類と特徴について

ストーマ 管理

1.消化管ストーマの種類 おおきく2つあります。 それぞれ整理していきましょう。 造設する部位によって排泄される便の量や性状が異なります。 肛門に近いストーマの場合は便の性状が固いため洗腸が必要なこともあります。 一方、便を長期間遮断することで腸管が回復できると予想される場合は、腸管ループを引き出し口側と肛門側のふたつの孔をつくる双孔式のストーマが作られることがあります。 双孔式の場合は肛門が温存されていますので、将来的にはストーマを閉じられる可能性があります。 2.ストーマの管理方法 ストーマには括約筋がないため、排泄をコントロールすることができません。 そのため、開放孔にストーマ装具をつけ排泄物の処理を行うことになります。 ストーマ装具は皮膚保護材である面板と便を受け止める袋とでできています。 面板と袋が一体になったものをワンピース型、別々になったものをツーピース型と言います。 袋に排泄物が貯まったらその都度袋の排泄口からトイレに流します。 ストーマの孔が口側に近い方が排泄物の量が多くなるため、袋が溜まりやすくなります。 面板は週に2~3回交換します。 どのような装具が使い勝手がいいかは、体型や排泄物の性状、ストーマの形、ライフスタイルによっても異なりますので、皮膚・排泄ケア認定看護師などの専門家に相談するとよいでしょう。 正常なストーマは赤~ピンク色をしており、ストーマ周囲の皮膚にもトラブルがありません。 ストーマのトラブルで一番多いものは皮膚障害です。 排泄物と皮膚が接触することや面板の剥離刺激によりにより発赤、びらん、潰瘍を生じてしまいます。 排泄物と皮膚が接触しないように、面板のストーマ孔とストーマのサイズを合わせ、装具交換の際には剥離剤などを使用し愛護的に交換するようにします。 3.こんなときは病院へ ストーマの色が悪い(暗赤色、黒色など)、浮腫が見られる、ストーマ周囲に慢性的な皮膚障害がある、下痢や腹痛が続く、いつもと違う性状やにおいの便が長く続く、血便が混じるなどの場合は早めに受診するように説明しましょう。 特に早期合併症としてストーマの浮腫は高頻度で見られます。 ストーマの基部が圧迫されすぎないように面板のストーマ孔の大きさに注意するとともに、患者さんにも観察のポイントを伝えましょう。 最後に いかがでしたか?ストーマは慣れれば入浴や外出なども含めて手術前と同じような生活ができるようになります。 しかし一方で、造設すると外見も変わり、排泄という羞恥心の強い領域のため精神的なサポートも非常に重要になります。 患者さんがストーマとともにうまく生活できるよう支えていきたいですね。

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大腸がんの術後生活とケア ストーマと上手に付き合うコツ

ストーマ 管理

ストーマを持っている人は、一度大腸がんなどを患って大手術を乗り越えた人です。 ストーマはボディイメージを大きく変えるため、葛藤や苦悩もあったことでしょう。 また、がんの再発の危険も常に抱えています。 単純にストーマのケアをするだけでなく、そのような経緯も気にかけてあげることで、その 利用者に合ったケア方法が見いだせるのではないでしょうか。 通常、肛門には括約筋があり、排泄しても良いタイミング以外では開かないようになっています。 その肛門括約筋のおかげで、多少の便意はあっても、トイレに座らない限り、便は出ないようになっています。 しかし、直腸がんを直腸と共に切除する場合、肛門括約筋も切除することになります。 人口肛門は、おおよそ左下腹あたりに梅干し大の腸を露出させ、そこから排せつを行いますが、先述したように肛門括約筋が無いので、常に便が出る状態といえます。 現在のストーマ製剤は、臭いや漏れ防止に重点が置かれた、様々な種類のものが出ていますし、ストーマを持っている方が少しでも快適に過ごせるような工夫が、随時研究されています。 それでも、常に便失禁してしまう状態なので、介護施設では、適切なストーマケアを行わないと、利用者のQOL(クオリティ・オブ・ライフ、社会的に見た生活の質)が下がることになりかねません。 ・ストーマの色や出血の有無の確認と周囲皮膚の確認 ストーマ自体にトラブルがあると、出血したり色が変色したりします。 綺麗な赤色でみずみずしいことが良いストーマの状態です。 その周囲の皮膚が便でかぶれたりしていないか、ストーマ製剤でかぶれていないか等、よく確認しなくてはいけません。 ストーマに何らかのトラブルが見つかれば、医師に報告して軟膏処置をしたり、適したストーマ製剤に変更するなど試行錯誤していきます。 また、ストーマ製剤の当たる位置を、切り方によって工夫してみることも良いでしょう。 ・便の性状の確認 ストーマを作ることによって腸が短くなるので、うまく便をつくることができず、どうしても下痢をしやすくなります。 下痢をしていれば皮膚もかぶれやすくなりますし、利用者自身も脱水になりやすくなったり、腹痛を起こしたりします。 ストーマから下痢便がみられたら止痢剤の処方を医師に依頼したり、水分補給などをしていきましょう。 ・プライバシーの保護 おむつ交換などと同様に、できるだけプライバシーに配慮した交換を心がけます。 また、ストーマ内容の破棄時だけでなく、入浴時なども他の利用者に見られたくない場合もあります。 利用者自身がストーマをどのように捉えているかも大切です。 言葉遣いなども重々注意しましょう。 介護士は人工肛門の肌に密着したパウチの交換などはできません。 ただし、医療機関から適切な指導を受けて、ストーマケアの方法を理解したうえで、介護士が介助することは可能です。 つまり、看護師がパウチ交換や排せつ物を除去している間に、利用者の体位を保持するなどの介助は、介護士が行うことができますが、ストーマケアそのものは看護師が行う、ということです。 しかし、入浴などは看護師の管理のもと介護士が行うことができます。 看護師は介護士に、入浴時の注意点を伝え、その際に皮膚トラブルなどが観察されれば報告をもらいましょう。 また、ストーマのトラブルの一つである、便の漏れに対する対策については、施設内の移動や体位が原因である可能性もあるので、看護師と介護士が一緒に考えていくことを勧めます。 利用者は、一度は傷つきショックを受け、乗り越えたり乗り越えきれなかったりするときを過ごしています。 常に便失禁している状態なので、臭いなどについて取り沙汰されることも多いですが、 利用者をこれ以上傷つけることのないよう、ストーマについて正しい知識を、介護士やヘルパーたちに伝えるのも看護師の仕事といえます。

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