イモリ毒。 アカハライモリの飼育方法~繁殖や水槽レイアウト [爬虫類・両生類] All About

アカハライモリに毒はあるの?素手で触ったらその後どうする?

イモリ毒

アカハライモリの生態の特徴 アカハライモリは両生類でイモリ科イモリ属に分類され、日本の固有種になります。 日本の本州 奄美大島は除く ・四国・九州と幅広く生息しています。 アカハライモリは警戒心が強く、水のきれいなところを好みます。 田んぼの用水路や流れの緩やかな小川付近の草むらや水辺の茂みで見ることができるでしょう。 一度見つけてしまえば、大量に発生していることが多いようです。 田舎の方でしたら、わざわざ探さなくてもそこら辺にいるよ、なんてこともあるかもしれませんね。 しかし都会のような場所でしたら見つけるのは難しいかと思います。 自分で捕獲してペットにしたいとお考えの方もいるでしょう。 ただし、埼玉県では条例で禁止されていますので、注意してください! 罰則があります 20万円以下の罰金 !! トカゲやヤモリと違ってかなり足が遅いので、見つけた瞬間に逃げられて見失ってしまうことはあまりないので、たとえ逃げてしまっても追いかけられます。 至近距離で見ることができるでしょう。 その全長は10~12㎝と小型。 イモリという名前は「井守」と感じで表され、イモリがまるで井戸を守っているようだったからとされています。 前足が2本と後ろ足が2本、尾が1本生えています。 最大の特徴は、その名の通りお腹が赤いということ。 体の表面はザラザラとしていて、体のほぼ半部を占めるほどシッポが長いです。 背の色は焦げ茶色~黒色のような濃い色をしていますから、裏と表の色がはっきりと異なりわかりやすいです。 また、赤色のお腹には黒い斑点があり、これは個体によって異なります。 複数飼育される方は見わけをつける判断材料になります。 斑点がほぼ無い個体もありますし、赤い部分より斑点の黒色が多い個体もありさまざま。 生息している地域によって斑点の量が違う、という見方もあるようです。 赤地に黒い点があるなんてグロテスクなイメージですが、水の中で泳ぐアカハライモリの腹は艶を帯びていてとてもキレイです。 最大の能力は自身の体を再生できること。 両生類は子供のころには再生能力があっても、変態後には無くなってしまうことが一般的です。 ですがイモリは変態後も再生能力は無くならず、しかも何度でも再生が可能。 同じ能力を持つ生き物の中ではトカゲが一般的に知られていますが、再生能力はイモリの方が優れています。 手足やシッポ、目のレンズをも再生できます。 なんと心臓や脳の一部を切り取ってしまっても再生できるというのだから驚き。 シッポが切れてしまっても尾骨まで再生できます。 トカゲにはできません。 アカハライモリは岩や水草・流木などの隙間に入ることを好むので、何かの拍子で体に傷を負うこともあります。 しかしその再生能力で自己治癒してしまうのです。 その高い再生能力は生物学の世界では有名で、人間に応用できないかと研究対象になっているほど。 多くの大学や研究所で研究されています。 アカハライモリの寿命 その寿命は長く、20~25年は生きると言われています。 飼育環境をきちんと整えてあげればさらに生きるそう。 アカハライモリの販売価格 自分で捕獲が難しい場合は購入することができます。 爬虫類を取り扱っているペットショップではアカハライモリも購入できるところも多いでしょう。 最近のペットブームのためか、ホームセンターでも購入できるところがあるようです。 近くにペットショップの無い方は、インターネットショップでも購入可能です。 値段に大きな差はなく、一匹500円~1000円くらいで安ければ300円程度で購入可能。 ネット購入では送料が別途かかりますが、ペットの値段としてはとても安価です。 ネット購入を選択した場合、自分の目で生きの良さや大きさ、柄の良し悪しを確かめることができません。 また、郵送中に弱ってしまったり息絶えてしまったりと最悪な事態も起こりえます。 可能であれば直接ペットショップやブリーダーから購入する方が、こういった事態を回避できます。 しかしネットショップの大きな利点はレア度の高い柄を持つ個体を手に入れることができるということ。 そういった選び方をする場合は、値段は平均的なものよりも上がることが多いです。 アカハライモリで気を付けたい病気 アカハライモリは変温動物。 そのため気温が下がってしまうと体温も低下します。 すると体の機能が低下し衰弱してしまいます。 アカハライモリは比較的低温には強いとされていますが、水槽内の気温や水温のチェックを忘れてはいけません。 夏場は逆に熱くならないように注意します。 30度を超えてしまうと、衰弱の原因となるようです。 また高温だとエサや糞尿の腐敗が起こりやすく、水槽内に異臭が生じます。 もともと清潔な環境を好むアカハライモリは、不潔な環境をひどく嫌がります。 ストレスを軽減させるためにも清潔を保ちましょう。 また、アカハライモリは食に対して貪欲。 動物性たんぱく質であれば何でも食べます。 よく食べるからと言ってエサを与えすぎてしまうと、消化不良を起こしガスをため込んでしまい、お腹がパンパンに張ってしまいます。 すると泳げなくなってしまい、乾燥に弱いアカハライモリは死に至ってしまう事態になりかねません。 一日に必要なエサの量を超えて与えてはいけません。 フタがカチッと閉まるもの• 通気性が良くなるようフタが細かい格子状になっていたり、スリットが入っていたりするもの この2点を必ずクリアしてください。 アカハライモリは脱走名人です。 足の裏が吸盤になっているわけではないのですが、上手につるつるの壁でも登ってしまいます。 乾燥に弱いアカハライモリは、脱走してしまうと水分を得ることができず衰弱してしまいます。 またキレイな環境が好きなため水槽内の空気が汚れてしまわないようにしなければなりません。 そのため上記の2点がとても重要なのです。 砂利・流木・水草 砂利・流木・水草、などが適しています。 砂利は水槽の底に1㎝くらい敷ければ十分です。 流木はアカハライモリが水中から出たいときに上って水の外に出ることができるように、水面よりも高さのあるものを選びましょう。 細いものよりも太めのものの方が、流木と水槽の隙間に身を隠すことができるのでお勧め。 水草は必要不可欠ではないのですが、水質をよくしてくれアカハライモリが身を隠すのに好みます。 また、複数飼育される場合は水草に卵を産み付けるので、繁殖を望む方は少し多めに入れてあげるといいです。 あとはペットショップで手に入るコンクリートや石の素材でできたトンネルのようなもの、細めの流木を立てかける、などアカハライモリが隠れたり登ったりを楽しむことができるアイテムをお好みで入れてみましょう。 室内の飼育でしたら保温装置のようなものは必要ありません。 アカハライモリは寒さには強いです。 むしろ暑さに弱いので、カンカンに日が差すようなところに水槽を置かないようにします。 水のろ過装置は、飼い主が水槽の水替えをこまめに行えるようでしたら必要ありません。 しかし水槽が大型で掃除が頻繁にはできない方は設置し、水質を保ってあげます。 ろ過装置をセットするときは、設置ルートが脱走ルートになってしまわないように注意してください。 管が通るだけの穴を開けたり隙間ができたりしてしまったら、テープで塞ぐなど工夫が必要です。 アカハライモリは流れが弱い環境が好きなので、水の勢いの強い装置は避け、流木の裏や水槽の隅に設置してあげるのが良いです。 餌 アカハライモリのエサは 生餌・冷凍餌・乾燥餌の3種類から選ぶことができます。 手軽でケース内の清潔が汚染されにくいのは乾燥餌です。 イモリ専用の乾燥餌が売っており、ネットショップやペットショップで購入できます。 ウーパールーパーの乾燥餌や亀の乾燥餌も代用が利きますので、イモリ専用のものが手に入らない方におススメです。 手軽で利点が多いように見えます乾燥餌ですが、消化に負担がかかりアカハライモリが消化不良を起こしてしまうことがあります。 その点では生餌・冷凍餌をおススメします。 冷凍されている赤虫は手に入りやすく、アカハライモリも好物。 飼い主も容易に与えることができると思います。 自然に生息するアカハライモリは昆虫やミミズ、オタマジャクシなどを食べるので、そういったものを採取するか購入し与えてみてももちろん良いです。 乾燥餌の食いつきが悪かったり、衰弱していて栄養を取らせたかったりするときは生餌を与えましょう。 生餌を与えると水の汚染が早いので細目に清掃するようにします。 生餌を与えることは、初心者にはハードルが高いかもしれません。 しかしアカハライモリは喜んで食べてくれます。 アカハライモリのためにもぜひトライしてみてください! 餌の頻度 餌は与えすぎないようにします。 一日一回で十分。 乾燥餌は3粒ほど・オタマジャクシや昆虫は一匹・赤虫は3~4本程度です。 適量を守り消化不良を起こさないようにすることが大切です。 アカハライモリの代謝はとても低いので、2~3日何も食べなくても命に別状はないので安心してください。 アカハライモリの毒は危険? お腹が赤いということが最大の特徴のアカハライモリですが、どうして赤い色をしているのでしょう? 実は・・・アカハライモリはフグと同じテトドトキシンという毒を持っています。 そのためお腹の赤色は自分が毒を持っていることを敵に認識させるための警告色の意味を持ちます。 他の生物が近づいてきたり、何か刺激が加わったりすると、ひっくり返って腹を見せる行動をとるのです。 体の表面を少し手で触れるくらいであれば問題はありませんが、触れた手で目をこすると痛みを生じ、炎症を起こすという症状がみられてしまうことも・・・。 アカハライモリの毒で人間が死亡してしまった例はないようですから、持っている毒の量は多くはないと考えられています。 しかし毒は毒。 体内に入ると危険ですので、扱いには注意が必要です。 アカハライモリを触るときは手袋をする、素手で触った直後には手を洗う、など忘れずに対策を取りましょう。 アカハライモリは混泳はできる? 混英については考慮しなければならない点がいくつかあります。 まずアカハリモリは食べることに貪欲なので、小魚や小エビなどはアカハリモリが食べてしまう恐れがあります。 せっかく混泳しているのに悲惨なことになってしまいますね…。 また、攻撃性の強い生き物 ギバチ・ハゼ・カネヒラ・アブラボテなど も向いていません。 アカハリモリに攻撃を仕掛けてきた際に応戦したアカハリモリが毒を出してしまう可能性があります。 どちらも避けたい事態。 性格が穏やかな魚で、小さすぎないものでトライしてみるといいでしょう。 ドジョウや成長したメダカ、サンショウウオなどと混泳している方が多いようです。 生き物同士のケンカもそうですが、アカハライモリの場合その食欲が一番の問題となります。 他の生き物に餌をあげたいのにアカハライモリがそのエサを食べてしまうのです。 食べすぎはアカハライモリの体調にも良くないですし、一緒に飼育している生き物も栄養が足りなくなってしまいます。 他の生き物に餌をあげるときはアカハライモリを一度別のケースに移すことが望ましいですが、手間がかかってしまいます。 サンショウウオのような生き物でしたらピンセットでサンショウウオの口元までエサを運んでやることは可能ですが、タイミングが難しいですね。 以上の点から考えると「できなくはないけど大変だ」というのが混泳できるかの答えになります。 アカハライモリの繁殖期は4~6月ですので、この時期にオスとメスを同じケースに入れます。 繁殖期にはメスの奪い合いが起こりえるので、オスもメスも同じ数ずつ入れてあげましょう。 適した時期に成熟したオスとメスを同じケースに入れておけば、あとはメスが産卵するのを待つだけ。 卵を植え付ける水草か必要なので必ず用意しておきます。 アナカリス・ウォータースプライトなどの丈夫な種類がお勧め。 人口の水草にも産卵できますから、見た目を気になさらないようでしたら人口水草でも構いません。 アカハライモリの産卵は一日数個を数日間かけて行います。 生んだ卵を自分の後ろ足で起用に水草に固定します。 繁殖・産卵中のアカハライモリはとてもデリケートなので、この時期にむやみに触ったり環境を変えたりはしないようにします。 アカハライモリのオスメスの見分け方 成体のアカハライモリのオス・メスの見分け方は簡単です。 アカハライモリを横から見たシッポの形に注目します。 オス:ひれが多くふっくらとアーモンドのような膨らみがある。 メス:ひれが少なくスマートに均一に伸びている。 またオスは繁殖期になるとシッポのあたりの色が青紫色に変化します。 メスにアピールするような行動 近づいて尾をくねらせる も見られるようになります。 そのため繁殖期になるとさらに容易にオス・メスの区別がつくようになります。 卵をみつけたら 卵は一つ一つ違う場所に産み付けられます。 大きさは1~2mmととても小さく、その上最初のころは無色なので誤って水替えの時に流してしまわないようよく確認します。 他の生き物と一緒に飼育している場合はもちろん、アカハライモリだけで飼育していても卵のついた水草を別のケースに移動しておきます。 アカハライモリは自分の卵をも食べてしまうからです。 卵も暑さに弱いので水温が20度程度になるようにします。 また、水槽内は必ず清潔にします。 カルキ除去を行った水を一日半量ずつで良いので変えてあげましょう。 おおよそ2~3週間で孵化し、小さなメダカのような赤ちゃんアカハライモリに合うことができます。 最初はエラ呼吸をしていますから、水の中にずっといても大丈夫なのですが、成長とともに肺呼吸に切り替わります。 そのタイミングで水の外に出られるように環境を整えておかないと、アカハライモリの赤ちゃんは溺れてしまいます。 エラが小さくなってきたと感じたら、流木を入れたり浮島を置いてあげたりして陸地を準備しましょう。 孵化した直後から数日~一週間は何も食べませんがそのうちシッポ、小さな手足が生えてきます。 そのころに孵化したブラインシュリンプを与えます。 水上に姿を見せるようになったら冷凍の赤虫を食べさせます。 幼体とはいえ食欲旺盛でパクパクと勢いよくエサに食いつきます。 空腹による共食いにならないよう、少し多めにあげて構いません。 成体と同じくらいの大きさになるまで約一年かかります。 アカハライモリ飼育のまとめ ペットの中でも繁殖は行いやすいので、アカハライモリを飼育する際にはぜひチャレンジしていただきたいです。 繁殖期にみられる行動はいつもと違う可愛らしさがあり、一生懸命卵を産む姿も応援したくなります。 赤ちゃんアカハライモリも愛らしくその成長もとてもワクワクします。 様々なシーンで長期にわたり飼い主に楽しみや癒しを与えてくれることができることが、アカハライモリ飼育の良いところです!.

次の

アカハライモリに毒はあるの?素手で触ったらその後どうする?

イモリ毒

分布 [ ] 日本ので、、とその周囲の島嶼に分布する 、当該地域に分布するイモリとしては唯一の種でもある。 島嶼では、、、、まで分布するが、には分布していない。 では近年、生息の確認は無い。 やなどには本来分布していなかったが、人為的に移入されたものが増えており問題となっている。 なお、からにはとが分布する。 形態 [ ] 全長は10cm前後で、2対4本の短い前足及び2対5本の後ろ足と長い尾をもつ。 サンショウウオ類と異なり皮膚がザラザラしている。 背中側は黒-茶褐色で、腹は赤地に黒の斑点模様になっている。 赤みや斑点模様は地域差や個体差があり、ほとんど黒いものや全く斑点が無いもの、逆に背中まで赤いものもいる。 と同じという毒をもち、腹の赤黒の斑点模様は毒をもつことを他の動物に知らせるになっていると考えられている。 陸上で強い物理刺激を受けると横に倒れて体を反らせ、赤い腹を見せる動作を行う。 動画 アカハライモリ 再生 [ ] イモリは脊椎動物としては、特に能力が高いことでも知られている。 たとえば、を切ったとしても本種では完全に骨まで再生するほか、また四肢を肩の関節より先で切断しても指先まで完全に再生し、さらにはのレンズも再生することができる。 この性質はにも記載されている。 多くの脊椎動物ではこれらの部位は再生できない。 ちなみに、尾をし再生することが知られているでも、尾骨までは再生しない。 なお、この再生能力の高さは、的研究の立場からは障害になる場合がある。 をするためのマーキングが困難となるためである。 一般に小型の両生類や爬虫類では様々なパターンで足指を切ってマーキングしたり個体識別(トークリッピング)を行うが、イモリの場合には簡単に再生してしまう。 尾に切れ込みを入れても、傷が浅ければすぐに再生する。 さらに札などを縫いつけても、やはり皮膚が切れて外れやすく、その傷もすぐに癒えてしまう。 生態 [ ] 、、の淀みなど流れのない淡水中に生息する。 繁殖期以外は水辺の近くの林や、などの茂る草地の水気の多い枯れ草の下などに潜むことが多い。 本種の成体は繁殖期以外も水中で生活することが多い。 ただしの日には水から出て移動することもある。 冬は水路の落ち葉の下や水辺近くの石の下などでする。 や類などのを中心に、他の両生類の卵や幼生といった小型生物を捕食する。 やなど、希少な両生類の生息地では厄介者とされる。 和名の「井守」は、野の中にも生息するので「井戸を守る」に由来するという説や、井は田んぼを意味し、水田に生息することから「田を守る」との意味に由来するという説がある。 名前がと似ている。 しかし、ヤモリはであること、人家の外壁などに生息し一生を通じて水中に入ることがないこと、変態をしないことなどが、イモリとの相違点である。 繁殖行動 [ ] 春になり気温が上昇し始めると、成体が水中に姿を現す。 オスがメスの行く先にまわりこみ、紫色のを呈した尾を身体の横まで曲げて小刻みにふるわせるなど複雑な求愛行動を行う。 このときにオスが分泌するである(sodefrin、の短歌にちなむ)が、脊椎動物初のフェロモンとして報告されている。 メスが受け入れる態勢になると、メスはオスの後ろについて歩き、オスの尾に触れる合図を送ると、オスが精子嚢を落としメスがから取り込む。 その際にオスの求愛行動に地域差があり、地域が異なる個体間では交配が成立しにくいといわれる。 生活史 [ ] メスは、寒天質に包まれたを水中のの葉にくるむように1つずつ産卵する。 流水に産卵する種類がいるサンショウウオ類に対し、アカハライモリは水たまり、池、川の淀みなど流れの無い止水域で産卵・発生する。 卵から孵った幼生はのような外鰓(外えら)があり、さらにバランサーという突起をもつ。 幼生ははじめのうちは足も生えていないが、やがて前後の脚が生える。 ただしカエル(オタマジャクシ)はまず後脚から生えるが、イモリは前脚が先に生える。 外鰓があるうちは水中で小動物を食べて成長するが、口に入りそうな動くものには何にでも食いつくため、することもある。 幼生は十分成長すると、外鰓が消えて成体と同じような形の幼体となり、上陸する。 幼生の皮膚は滑らかだが、幼体の皮膚は成体と同じくざらざらしており、乾燥には幾分抵抗性がある。 そのため、上陸した幼体を無理に水に戻すと、皮膚が水をはじいて気泡がまとわりつき、銀色に見えることがある。 幼体は、森林内などで小さな昆虫や陸棲貝類、ミミズなどのを捕食して3-5年かけて成長し、成熟すると再び水域に戻ってくる。 人間との関係 [ ] 田園地帯やに囲まれた水域では目にする機会も多いが、市街地などの護岸された水域では少ない。 市街地での個体数の減少に伴い、には環境省レッドリストでも準絶滅危惧種として記載され、埼玉県のようにで捕獲を規制する自治体も現れた。 他地域でも絶滅が危惧されているは少なくない。 準絶滅危惧(NT)() ペット 一般的に有尾類は温度変化に弱く、摂餌行動が鈍く、人工環境での長期飼育が困難な種が多い。 また、現地で法的に保護されている場合も少なくない。 しかし日本のアカハライモリやシリケンイモリは温度変化に強く、きわめて貪欲で、飼育に適し、個体数が多く特に保護されていなかったため、ペットとして日本のみならずでも人気が高まった。 餌も数日に一度、エアーもいらない、数十年生きるなど初心者でも簡単に飼える。 ただし21世紀初頭の時点では先述のように保護地域も設定されるようになった。 また、産地不明の飼育個体が逃げだしたり個体を遺棄することによる地域個体群へのが懸念されている。 研究対象 イモリ類はの実験材料としてもよく用いられる。 特に、が胚域の交換移植実験などを通じて、を発見するのにイモリを用いた一連の実験が有名である。 近年では、その力の強さに注目して、再生・などの研究に用いられることも多い。 一度精子をオスから受け取ると半年以上も体内で保持されメス単独で産卵することや、卵が透明な寒天状物質に包まれており、容易に観察できる点など利点は多い。 そのため、には、・コロンビアに本種が博士とともに搭乗し、微小重力下での産卵、発生の実験と観察が行われた。 その他の文化 かつて日本では、イモリの黒焼きはほれ薬として有名であり、販売もされていた。 筒のしきりを挟んで両側に雄雌一匹ずつを分けて入れ、これを焼いたもので、しきりの向こうの相手に恋焦がれて心臓まで真っ黒に焼けると伝える。 実際の成分よりは、配偶行動などからの想像が主体であると思われるが、元来中国ではヤモリの黒焼きが用いられ、イモリの黒焼きになったのは日本の独自解釈による。 『』巻2、『いもりの黒焼き』、映画『』などに、イモリの黒焼きが登場する。 脚注 [ ]• Yoshio Kaneko, 2004. The IUCN Red List of Threatened Species. Version 2014. Downloaded on 06 May 2015. 比較内分泌学 日本比較内分泌学会 44 163 : 12—14. 山舗直子, 小櫃諒子「」『酪農学園大学紀要 自然科学編』第1巻第39号、酪農学園大学、2014年10月、 81-86頁。 中川光,草野保「」『爬虫両生類学会報』第1巻第2007号、日本爬虫両棲類学会、2007年、 1-5頁、 :。 国土交通省関東地方整備局甲府河川国道事務所. 2020年4月3日閲覧。 蓮沼至, 豊田ふみよ, 山本和俊 ほか「」『C比較内分泌学』第37巻第141号、2011年、 81—85、 :、。 環境省• 時事新報社経済部編、宝文館、昭和4年、p112• 『自然之友. 苐五巻 自然界の迷信』 開発社, 1901 参考文献 [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するメディアがあります。 ウィキスピーシーズに に関する情報があります。 「決定版 日本の両生爬虫類」平凡社• 松尾公則「長崎県の両生・爬虫類」長崎新聞社.

次の

意外と知らないイモリとヤモリの違い 「毒があるほうが…」

イモリ毒

スポンサードリンク イモリの驚異的な再生能力! イモリやサンショウウオといった両生類有尾目にはシッポや手足の再生能力が備わっています。 「トカゲのシッポ切り」は、不祥事などが発覚した際に、下の者に責任を擦り付けて、上の人間が上手いこと逃げるという、庶民には受けの悪い言葉にもなっていますね。 実際にトカゲがシッポを切って逃げることを「 自切 じせつ 」と言い、外敵から身を守るため、生命維持に問題のない体の部位を切り離し、敵がその部位に気を取られている間に本体が安全な場所に逃げるという行動になります。 トカゲにとってその部位がシッポや手足でなり、シッポには「自切面」という節があって、危険が迫ればそこからすぐにシッポが切断できるという仕組みになっているのです。 ちなみに、いくら節があるとはいえ切断直後は出血しますが、筋肉が収縮して出血が止まるようにできているので、自切によって出血死することはありません。 アカハライモリの毒性 スポンサードリンク アカハライモリのフェロモンとは? アカハライモリは毒と同じくらい「性フェロモン」が有名ですね。 昔の日本にはイモリがたくさんいて、日常的にイモリの繁殖場面を目撃することが多かったため、特に意識されるようになりました。 このため、サプリメントがなかった頃から、「イモリの黒焼き」は男性の滋養強壮・精力増強の薬として珍重されていました。 魔術的な意味合いで惚れ薬として使われることもあり、粉末にした「イモリの黒焼き」を好きな女の子に振りかけると、その子が自分を好きになってくれると信じられていました。 「惚れ薬」と言うけれど、そんな暴挙に出られたら女の子はドン引きして逆効果…下手をしたら警察沙汰です。 この「イモリの黒焼き」は「千と千尋の神隠し」にも登場したので、興味を持った方も多いでしょう。 オスのフェロモンは「ソデフリン」、メスのフェロモンは「アイモリン」で、2つの名前は万葉集に納められた恋愛に関する和歌に由来しています。 縁結びの神様ならぬ、縁結びのフェロモンですね。 宮崎駿監督がここまで意識して作品に「イモリの黒焼き」を登場させたのかは不明ですが、古の日本の情緒と映画の雰囲気がピッタリ重なりますね。 まとめ アカハライモリの毒は、テトロドトキシンという猛毒です。 しかし、アカハライモリはそれほど多くの毒を保有していないと思われ、これまで人間が死亡したような例はありません。 ただ、アカハライモリを触っただけでは何も害はありませんが、毒が目に入ると痛みや炎症を起こすため、アカハライモリを触った後はしっかり手を洗いましょう。 アカハライモリは体色の鮮やかさと、飼育のしやすさから人気のある両生類です。 愛嬌があって見飽きず、長生きするペットを探している方にはピッタリですよ。

次の