浅貝 もっ ちぬ 駿河屋。 ★映画版「配役序列・クレジットを語ろう④★

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浅貝 もっ ちぬ 駿河屋

1%、最高7. 6% 『恋も2度目なら』 日テレ 95年1月期 平均18. 9%、最高23. 6%、最高15. 88年以降のフジ月9枠では2011年まで視聴率最低記録を保持 『タブロイド』 フジ 98年10月期 平均13. 6%、最高16. 3%、最高13. 1%、最高16. 9%、最高18. 1% 『天国への階段』 日テレ 02年4月期 平均7. 2% 『高原へいらっしゃい』 TBS 03年7月期 平均7. 2%、最高9. 8% 『官僚たちの夏』 TBS 09年7月期 平均9. 1%、最高14. 5% 『陽はまた昇る』 テレ朝 11年7月期 平均11. 3%、最高13. 5% 『鍵のかかった部屋』 フジ 12年4月期 平均16. 0%、最高18. 6%も記録。 50 ID:t3kyomz50 たぶん今でも「ひろゆき」が2ch管理人のトップだと思います。 ひろゆきって裁判で負けても金を払わないし、前に「もう2ch管理人はしてない」って嘘をついたし、嫌な奴ですよね。 3人とも舞台では長年主役級を張ってきていて、演劇界ではスターだった。 橋爪・高畑は並行して若い頃から映像でも活躍し、脇役ながら確実にファンは掴んでいた。 橋爪は連名とピン行ったり来たりだったのが『武田信玄』頃からピン固定が基本になった。 一般的に認知度が高まったのもこのくらい。 高畑は連名が基本だったのが『金八』で突然トメ要員になり、『白い巨塔』で一般認知される。 吉田は映像の仕事を増やし始めたのがここ10年くらいだが、60~70歳代のベテラン俳優たちが 相次いで亡くなっていく状況の中で、新たな中年スターを発掘したいという作り手の思惑と 映像へシフトしたいという吉田の思惑、映像でも大きく売り込みたい所属事務所の思惑が合致してた所に、 『花子とアン』で女性視聴者を味方につけた事が突然のブレイクの要因だったんじゃないかな チャンネル銀河で放送中です 梅津さんも主人公たちが行き付けの居酒屋の亭主役でレギュラー出演してます。 goo.

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acea:2013年06月

浅貝 もっ ちぬ 駿河屋

日本 美人 理髮 單條。 筆法 精ェ。 云 海航得 之。 又 云。 淳化 閣帖。 是泉州 奮帖。 II 式 與,. や 結:. 詩 多 爲妄人 改資。 非此 無. E 兑陶本 之舊。 村 竹 名 撫子の 色うる はしく 雨 fi? な ロ曰以 其 阿 七 信久 六 玄碩 US 永 七 昌成 八 昌 陽 右 以阪: ii 成自 祭寫畢 〔辛 未 一 一月 十 一 日〕 〇: 止 字 通三條 Mm 正字 通。 方 書。 金 紫。 装- き 小 彼 は ら す. -さ 內 大臣 殿 句 信遵 六 aj 寅 東雲 昌惇 五 省齋 以 遵 六 或 火光 出沒。 故 張 華 云。 金 薬 一 mo 遊 註。 話 卷 八 壹 分 匁 由たん 丁子 じ やかう じ やかう りうの ふ じ やかう りうの ふ もっかう 白 だん りうの ふ 五 登 匁 一 りうの ふ 登 匁 一 だん 三分 五 厘 一 かんせう 三分 一 費 分 一 あん そかう 五 匁;! 三兩 1 かんせう 戴, 刚 白 だん くス ろ. 一 くんろ. vi- tts. n だん りうの ふ 五分 ズ 蠻匁 費 a 分 匁 分 分 りうの ふ 費 匁 一. 厘 一 じ やかう 三刚 一. ;〕 もお のが 心に てな げく や の 、いな るら i 〇 古錢 , 三日 十九 日 書肆 青山 堂 古 錢數錢 を 携來皆 蟹 作の もの 也、 巾に 眞 もまた まじ I 〇 正音 鄕談 雜字抄 翁 動,". 1 ヌ 呆 花 畏 挿 過 墻飄. 正 帳纓. 帳 〔- M 侯聲〕 案狀 〔香 案 也〕 錢爐 明爐 彩 帳 圖帳 〔截〕 幔. 大ー 柱 衣 五 事 花瓶 〔聘〕 花臺 手爐 軸: K 覃按說 海 所 收蓼花 洲問錄 云 含 之 M 寳寺福 称 閣下 爲佛帳 〔南 遊 紀舊〕 サ. -, 一,、 ノ 一 鄕 糨. は 御 勘,: 成 田 九十 郞 -4- 之が 二 男な り 一。 がた く、 了以 光好に 命ぜられ、 京都 加 茂 川の 一 水を堠 分け 新 川 をつ け、 右の 村 木 を 引 上る、 よりて 十六 ハ 巾より 伏 兑 より ニ條 まで 高. 一 一 角 倉與 七光 好 は. 右 御 腰 物 相 勤し 曾 雌: 个 太夫 豕譜 の 所見 也。 又; 大明 五; 小藝 太が 歳暮 われ 兑て も寶れ ぬ 石 あり 年の くれ 次のと し 身 まかけ り、 門人 3: がし 今 3f 墓碑 をた つる 前 象 也し といへ り。 初魏も 去年に は あかぬ 別 かな 一 一 句と も 忌 はしき 句 也、 そのと し 正月 五日の 曉 去年の 冬 十一 In に 生れし; 十う せに き。 1 話 f 言 卷 二十 -な K 卷 一七 1 訪 一 !! -n 卷ニ 十五 下 卷 二八 1. 飽 といく、 もの も寬文 ハホ叫 ま でな かりし とぞ。 和名かん なと はかき なぐる 雜 なるべし。 吹 革と いふ もの も 元 r ぼ 年 問まで はまれ 也し にや。 元; ぼ 一一 パ巾七 ni: に 開 板したり し 人倫 調 蒙 II 彙に兒 えたる 鍋の 鑄 かけ は、 火 吹 竹に て 火 を 吹きお こ して をり。 觀世 紙より は 又 二; 郞 はじめた りと、 西 鶴が 男色 大鑑に いへ り。 〇 蟹. 153- 治 右衛門 忠佐 前 譜忠勝 同 阿部 忠政杉 同 新 八 郞忠勝 〔烈祖 初 名 郎 右衛門〕. 前 譜忠政 同大 久保忠 勝 杉 浦告成 阿部 四郞 五" 郞忠政 前 諮. 御朱印 武川次 衆 曾 雄 藤 助 秋山內 匠. 分 屋敷 內招 他所 之 者 令. g: 相撲 之 節 i. y 州 水口 にさし 澄 かる 其 後天 樹院様 御. 幼少の 時、 お 長 三年 右 兄. :: 享の時 鼴屋赛 兵 衛所 持せ し 趣 書 出す。 遁應 安之 爭亂。 獻納大 內之御 庫。 遭應, 年, 祝 融之變 お 燈燼。 2:: 春 校訂 を 加 相 認候樣 富 圃 は 1H 如 被 仰 渡 候. J ハ. 寬政十 一 年 十二月 廿 六日 11 を認 候に 付 堀 E 攝律守 殿御 宅に て 御 書 忖を以 御褒笑 白銀 二十 枚 被 下。 〇寬 文 九 年 或 日記• パ 宽文九 年べ 月让 八 曰 1. 一 散 候 人 共 山中 尋之儀 成 成 難 候 由 松 前兵雕 より 注進 一 昨卄 六日 到來。 a 松 前 八左衛 門より〕 t 輕越. 守 方 へ巾來 候越屮 守より 閃 十月 六 口 之 日付に て 注進 之 S 御 候。 は 候。 - 郞保武 も 又枪術 をよ くす。 〇 山路 才助 山路 才助德 風 寬政ニ 年 十 1 一月せ 九日 著述 之 書. 腾 書法 新書 興 端. 胯害 を獻じ 銀 三板 を 賜 ひ、 ハ牛十 一 月 廿 八日 輿 端 勝 書 を 獻じ由 銀 七 枚 を 被 下。 〇 酒 井忠國 酒 井 大和 守- 大和 守忠 11;4 共々 にと いふ 事 ちいさい 事 誠にと 云 事• 、 むら 雨の 事 ザレ 戯れの ヒョ ンゲ 一一 デ a. ダ ヒ ジ ヒ 力 ス ル ショ クナじ 乇 ゥ 一一 シ ョ ゥ ゾ ホウ ケシュ ウル サイ マル フ マ ダレル トン フ ヲ コル ハラ クロウ コ ン ゴ 一一 ナ ッ テ モ ヨリ ノソ ル ン テ イロ, ヮ 佝 故にと• 己巳 問 冗 驚楚前 一 日 〇• 科 ひ 日 連 林: へ斷 寧、 を 著す。 0 リ ヱ ト n フ にて 此角を 得しと 云。 八丈島へ ゆきし 日記 也。 沙門 天 I. H 緣起 抑此 尊像 者。 所以 奉號 征夷 Hi;. 沙 門。 十代: 大チ。 篤信 禮 尊矣。 事此尊 天。 祈誓 爲: 人 下 安全。 路壞 し大明 迄. 驚 し 大功 業 を 立てさせられて 後. 話 I 言 二十 六 !! 碟 札 文 It". 此 T. 〈1 校注 序 余 嘗謂傷 寒 者 外邪總 名。 而疫 者病狀 也。 謂 之 傷 寒。 發於春 時溫暖 者。 謂之溫 お。 發於 夏時お 熱 者。 謂 之 熱病。 不拘 春夏秋冬。 長幼 之 病。 多 相 類似。 至 乃 沿 門 圃境萬 人 一 齊莫不 病 者" 謂 之疫。 々者 祸徭役 不能 免 也。 難 經冇五 慯寐之 目。 而張 長 沙傷塞 論 所以 總括外 邪 者。 盖有貌 卞斯矣。 余 於吳有 可溫疫 論。 吳氏 云。 溫疫 者。 非 風 非寐。 夫 陰陽 相攝。 四時 推 遷。 除却 風 寒 濕。 则無 所謂 氣者。 或 冬 宵 非 節 之暖。 夏 有 不時 之 装-。 m 人身。 不得謂 之 異氣。 可 疑 一 也。 又 云。 残 從皮モ 入。 溫疫自 口 鼻 人。 而著膜 原。 疫邪 流行。 S 氣者卽 病。 邪 鼻 入。 或 有 之。 其 著 膜原與 否 者。 馨 臆 度 而已。 況慯塞 何以: 个能自 口. 溫 疫何以 不能 從皮毛 襲 邪。 吳氏又 何以知 其、 所以 然邪。 可 疑 二 也。 又 云。 臨証悉 兒。 I 疫傷 案-。 張 長沙餘 二百 宗族. - 不 出十ハ や。 死亡者 三 之 二。 而傷塞 十 居 其 七。 何 其: 一一 一:: 之 氷炭 相反 邪。 長 沙之說 51- 是。 则吳氏 之 論 非。 可 疑 三 也。 盖吳有 可 矯明季 翳 家溫袖 之 弊。 別爲 一 家 言。 是以其 論 過激。 不覺陷 於 偏: 耳。 或 III。 如 子 所 言。 溫疫論 無 】 可 取 乎。 曰 否。 吳氏 用承氣 湯。 緩急 有 節。 圜轉 如意。 可 謂 長 沙已後 一 人矣。 善讀善 熟。 以運之 於 理療。 則可以 羽翼 陽 明 編矣。 世 有 一 等 醫人。 則 放膽與 承氣。 承氣 不足。 繼之 以 紫關。 人死则 曰毒已 盡矣。 死生 吾 所 不知 也。 視之吳 氏 用 承氣。 其 巧拙 之異。 不 靑霄壤 也。 平安 最里 公-お 著溫疫 論 校注。 乞 叙 於 江都醫 官 粗 識 文字 者。 大 E 南 畝 介新樂 閑臾。 取而閲 之。 考證 詳密。 鑿々 可據。 余 也 資性 sEf む。 : 个能枉 所 叫 媚人。 以爲之 叙。 公 信吳氏 ョ泝。 目余爲 外道。 篤爲野 狐。 以是 叙界; 内 火耶。 將以爲 佗 山 之 石 可以攻 玉。 而行于 世 敷 U 未 可 知 也。 夫 長 其 所長。 而短北 所 短。 不 SI 名高 而 眩感。 求 忠は于 吳氏之 門。 爲余屈 一 指。 亦 未 可 知 也。 、 文化 八 年 歲在辛 未 夏 六月 江 都侍醫 法眼 兼 督醫學 事 杉 木 良仲溫 〇 定林寺 御 書出寫 定 林 寺 ョ, -. S 小 堀 は 此酒は 新酒く さく 候と 巾 候て 給べ 不申 自分 之,: へ 酒 を 取に 可 遣と 申 納戶役 之 もの 早々 取 寄 候て せ. 右衞 IT といへ る 者、 此原を 通りし に、 うる はしき 女た に 獨來れ るに 風と 行 逢 其 様い ぶかし けれど- W 一 架 がら やさしければ、 我家へ 連. 道 譽颯林 風。 摘 餘陶瓦 西 山お。 或 人 藏法脇 寺 古 瓦 一 枚。 遍請 is 家 之 鑑賞。 來又 求予。 不欠 不壞。 完好 以見于 今。 固 可 珍 也。 繇此觀 之。 昔時 堂宇 門廊 之- :1 麗。 亦 可 以想也。 然 瓦礫 豈可以 鄙 乎。 物換 3iii 移 幾ハ 牛。 可憐 一 片至今 全。 藏非待 憤。 好古 古人 情。 遺物 千秋 今 此傳。 遙經 猛火 仰 風烟。 木 云 瓦 碟雖無 賞。 古 墟兑狐 燐。 穴チ 1 片瓦。 摘 問 昔時 春。 コ トァリ• 一" 二え のす い. 一 巾 河と 付し. - ほんに にくから す、 石 打 わらん ベ ひや水う り も. 右 役お 付 銘齊之 上 - 丸 有 之 ハ 無レ fa ト可レ 知。 上文 闕. nn はおの がふし どに いりにけ り、 や、 ありてい ぬきが 聲 して あは やと さけべ ども 例の 翁 丸が ものむ さ ぼり に來 るな めれ と おどろかで、 刀自 はかうよ りに 火と もしつ かしこ へ 行て 犬き がた へ いりた る、 かたへ に、 黑 かみのお ちゐ たる さま. 見て、 す はもの、 けこ そ あなれ とよば ひける に、 おどろかれて A. ま きに もき つに はめけ りう は 玉の 夜 も ふけぬ まに おつる 黑髮 右 切支丹 坂 下 七 軒 屋敷 叫 宫士信 所述。 ゆ 仕 童-湖 If 作文 吹畢仕 候 誠に 一 奇客千 載 之 奇偶と 大悅 いたし 申 候 馬師伺 公之 砌可然 被 仰 ヒ可被 下 候此節• 保と 申參り 候へば:: 十八; 中. J : ザ 福. 候 借 一 一日 目に 敷 銀 可 巾 節米 下 直. に 成 候へば 小. は 一 A 性; g 贾は敷 銀 懸-小 申 返 約に 及 巾 いお 者 有 之 時 御門に igj 敷. F 巾 候. M 例の 大坂 商人 氣 手代 共. ri 藏破投 1 江戶 より 被 遣 候廣問 役兩人 住居 御 役宅 長屋 屋根 幷內通 所々 其 外土藏 破損 1 奇勝 場 惣圍ヒ 板稱幷 長崎稱 損石坊 所々 破損 欠 崩 地面 引 込 1 辰 巳 口 番所 金銀 改 出張 役所々 床屋 小判 所定 問 吹 所 穿鑿; i 粉 成 所 金銀 吹 分 所. 1 小 n 十 御船 道具 屋根 破損 1 傘屋 惣阐柵 板稱損 石垣 所 々 欠 崩 一 話 一 言 卷ニ 十八 ハ 下卷 一 三: 二 1 話 1 言お 二十 八 下 卷〕 一 三 三 1 山之祌 大山 祇社 屋根 破損 1 地 役人 拜領 屋敷 幷 町家 住所々 破損 石 桓欠崩. 一 町々 通 筋 所々 地: ぬひ ビ割幷 引 込 川 通 一打 垣 所々 欠 崩 1 寺 四 拾ニケ 寺境內 石趙幷 墓所 欠 崩 內七ケ 寺 建坪 共 所々 破損 1 官 一 ケ 所境內 山-: 朋或社 石垣 欠-: 朋 銀山 內分 1 川 通 板 枠 武ケ所 延長 N 八 問 餘破拟 一 S: 西 枠三ケ 所延. 长六 拾- A 問 餘败損 1 !:! 斷之內 留棚拾 七ケ所 延長 三:. 向 欠 崩 七ケ所 百姓 持 林 欠 崩 三ケ所 用水 堪地割 三ケ所 獵船 ヒ艘 r 皈 損 燒 死人. 候處橫 死人 之 は地靈 にて 家居 震 潰 候 節 屋根 下に 相 卽死 仕候怪 我人 之 俊 も 右 同様にて 怪我 仕 何れも 外に 怪我人 も 無 御座 候 ぼ 中 問 候 一 潰 家 四",::: 4- 拾 四 軒 破損 家 九 Ki: 拾 二 軒 潰土. 雜太郡 fc 1 ケ 村之內 二; 拾 六ケ村 1 惣家數 四 kn 五 拾 一 1; 軒 之 内 燒失家 三 fE 二 拾 八 軒 潰 家 六 拾 -A 軒 破損 家 三 拾 四 軒 燒失土 藏ニ拾 三 楝 畑 二 ケ所欠 崩 橋 一ヶ所 燒 死人 拾 四 人 橫 死人 四 人 羽 茂 郡 小 木 町村 1 話 I 言卷 二十 八 下 卷 一 三 1 話 一 言卷 二十 八 下 卷 1 三 四 1 溜 井 三ケ所 破損 用水路 損 所 拾 七ケ所 山 崩 五ケ所 石垣 一ヶ所 欠 崩 用水 堰地割 三ケ所. 速 支配 之 者 出 役 申 付 夫々 見 分 爲仕候 處燒失 家 潰 家 破損 家燒 死人 橫 死人 怪我人 W 畑 溜 井 用水路 往還. 迫 橋 山 崩 等 仕 候 分 書: 向 之 通 御座 候 右 佐 州 醫者叔 平より 借寫。 只 在 レ謹レ fl。 斯、 ゾノ々 心ノ 付虑。 權謀 カ眞. M 力。 如與 一 念 浮ブ幾 二。 心ヲ付 ルナ リ。. S レ-对 二 ス レバ 流行 ノ止ル ト。 " スレ 止ヲ知 在 ノ 字ハ。 大舉ノ 八 目. I 領ノ在 ト同ジ。 道ノ ス ヂ目ハ。 是ョ リ可二 踏 出- トノ字 意 ナリ。 念; 如ノ 所へ 手 1 話 一 言卷 二十 八 9S 一 四 〇 1 f】 一 言 お 二十 -此我 朝を鎭 護し 給 ふの みに あらす、 はるかに 異!; 祉 伐の 御ち かひ なる が ゆえに、 祌功 皇后の ニー 韓を 平らげ 給 ひし 時 も 御!: f とに 威. 】 と f かなり o 住 吉の祌 の惠も あら はれて 君が 八千代 を まつの ことの 紫 〇 元 政 法師の 文 きさら きのころ ありまの ゆにく だ" ける、 日 比 雪 ふり 風 あれし に 道の ほどい とうら、 かにて、 二 曰ば がりに つきぬ、 はやく やどりけ る 家の、 谷川した にな がれ、 前に 山よ こ をれ 、 いとお もしろ きに や どり ぬ、 あくる あした 人 を かへ したる 午の 時ば かりより、 闹 ふり 風 はげしく 家 を も ふき あぐる やうに て、 わびしき に 道 ゆく 人 を 思 ひて よめる ありま 山 やま 風 あらく ふる 雨に まし て 宿な きいな のさ 、原 〇 古今 餘材抄 序 契冲 法師 これ をし も 餘村抄 と名づ くる こと は、 さき 故 ありて 思 ひがけす 萬 紫 巣の 代 匠 記つ くれる こと あり、 t, てれつ くると て 文の 苑に入 筆の 林 を わけて 山と い へど 白雲の か、 らぬ 山な く、 杣 とい へば まさきの つ な は へ ぬ杣 なくして 引き たれる 木 は 高 砂の 松 まき もく の 檜 原 泊 溯の 川へ の ふた もとの 杉し の だの 杜の 0- リイ ち、 の 楠、 を よびなき 月 のか つら wii の 林に いたる まで 心 をす みな はにかけ はい を 斧に めぐらさす とい ふ 事な くして、 ち ひきの 石 かたきし るし を まき 柱 ふとし き, と はり をた て 、事 すでにな り にし かば、 しらつ ち をけ づる たくみに あらす して 鼻 を そ f J な はす、 石 を あてと せし ひた 人に あらす して 斧 を か i ざる 蓽を思 ふに、 心 ひとつに よろこ ほひて すく ふつば めの 飛た ちぬべく あ-さる 雀の を ど りぬべし、 家 をつ くるに はかた。 - のま へ だれよ しゃす り づきん とうきの まくらべに ざら、 朱わん 朱お しきち やつ かづす か 朱つ ぼ 朱 がら かさ、 王の はな かしゅ ぜんじ、 执は そのまん なか ゑい やまん 屮。 右 寛 永 2- 戌 板の 尤 れ 十 就 に 見へ たり o 慶長 十八 の 諺 〔鬥 や 木戶ゃ 矢. 1 の i 吕 關ロ 流に しかん 流 吉留 流に 土屋流 扨 其 外 は 數 しらす 扨义:. '卷 一 四 九 I 話 r 百卷 二十 九 下 卷 一 五 〇 歌の 傳授ゃ 了兼豐 付 句 紅甫は 一 雲 をよ く 帶 刀と 申 山川 ふかき 水の面に 鍋 な 影 兑ては 調 it 子 花に. 下 卷 一 六 四. 早川彌 三左衞 門幸豐 〔父! n 肥 後 守〕 川 手、 王稅 德 坂常睦 〔男 金 右衛門〕• 尙不乏 其 人。 然時不 相逮。 或以 功名 求 榮于他 邦。 咸不載 也。 予欲著 二十- i 將 傳。 而搜共 ,:k ゃ譜。 未 能 全 得。 竊從 長老 好 故事 者。 編 列 其 事。 姑錄之 姓名。 以俟 同好 人 雨。 享和ニ 戌 之 暮春 甲斐 花溪 內 滕禹昌 〇 文化 元年 北 齋畫大 達磨 紀事 文化 甲子 三月。 謹 國寺觀 音大 士。 啓 龕縱人 瞻拜。 士女 雲集。 率無虚 日。 四月 十三 日。 畫人 北齋。 就 其 堂 側 之 地。 畫 半身 達 摩。 接 紙爲巨 幅。 下歸烏 麥楷。 以襯紙 底。 紙大百 二十 筵。 畫者 攘臂褰 裳. - 縱横斡 旋。 意之 所 向。 筆亦隨 之。 盖 胸中 已有成 局。 不待擬 議而爲 也。 觀者環 立。 嘖々 賞 歎。 然唯見 一 斑。 登 堂 俯瞰。 所見 始全。 n 大如弓。 眼中 可 坐 一 人。 其 所用。 斗酒 植 一。 銅 盆! :。 水 桶 一。 以 貯水。 爲 筆者 凡 六。 而藁帚 居 三。 大者 如蠹。 小者 如 瓶。 棕帚 1 一。 地膚帚 :。 皆 以 代筆。 右 中 村 文 藏所記 〇 生花 秘傳 圖式践 1 勺 香. : r 一 枝幽 花。 蓄之瞻 瓶。 揷之湘 筒。 可 以供淸 賞矣。 可 以避世 氛矣。 而其爲 趣 也。 楝悄枝 去 凡 卉。 高低 鍊密。 整々 斜々。 正 在 於 有意 無意 之 間 耳。 風鑑齋 夢寐 此趣漸 入 佳境。 著爲 一書。 名 曰 祕傳圔 式。 圖以明 之。 式以記 之。 盖傳 花祌之 秘與。 抑 代 化工 之 妙與。 南 畆子題 於 杏花 圜中。 皆 博聞 強記。 滑稽 不窮。 而 愛其戲 文。 體中不 佳 時。 讀之以 當枚發 陳微。 誓 欲 刻 其 所著鹑 衣者于 東都。 而未得 善 本 也。 得 六 林 翁 本。 而上木 行 世• 因 識六林 翁。 千里 面目。 恍如 一 堂。 噫 也 有 旣爲無 何 有 之 人。 六 林 之 木 亦 拱矣。 偶 閱篋 中。 得 二 老手 笋。 合而裝 之。 附 小傳于 後。 寛 政 1: 年 壬 子 孟夏。 南 畝大田 覃題于 杏花 園。 一 名 並 明。 又 名 順 寧。 字 伯懷。 號也 有。 又號暮 水。 稱孫 右衛門。 其 居 曰 一 羅隱。 曰 遯窝。 曰 知 雨 亭。 曰 半 掃 巷。 而其爲 也有最 著。 其 先 伊豆 北條 氏。 尾 張 敬公始 封。 委質 爲臣。 少壯 留意 武事。 無 伎 不通。 受擧侗 齋小出 氏。 亡 論經史 集。 野乘 稗史。 涉獵 殆遍。 賦詩屬 話 一 言 卷ニ 十九 CP 卷 一六 五一 1 話 一 首 卷ニ 十九 下 卷 一 六 六 文。 又 詠 和歌。 篤 好 諧速 歌。 最善 戯文。 偶: 陶 所攀。 傳稱 善謔。 亦寓 微意 云 雨。 中 歲勇返 致仕。 卜居 于城南 前 離。 蕭然如 一 野 翁。 天 下 好 誹諧 連歌 者。 無 不知 足 張 有 也 有 翁。 所 著 有 蘿葉蟥 封 1 一 集及鹤 衣。 遺 却 是非 境。 詩腸囘 筆頭。 度 鞘 川 舟行 三十 里。 晚色總 覊愁。 水 光不耐 秋。 津 島の 祇園 社に て 露 ふかき 宮居 や 御田の 朝 ぼらけ 士 朗を訪 ひて 〔俗稱 井上 專庵〕 玉 ちらす 軒よ ほどよき 雨の 秋 秋日 草堂 小 集 岡 子 囘示西 村 生 途中 之 作 漫用其 韻 却寄懷 石 川定香 當日新 川 宅。 相 逢已幾 秋。 遂無 書札 至。 此地逢 佳節。 如何 動 客愁。 莫將 菊花 色。 不 及故圜 秋。 謝 石 川 君 馨寄懷 兼 留別 毫深識 故人 情。 舒卷 幾囘秋 夜淸。 昔日 歡因 多病 濶。 詞源共 索 朝 陽 館。 曉雞 難柰報 新晴。 况是 重陽 節 物淸" 忽有 故人 尋我 至。 豈無新 賦與君 成。 布 帆 直 去蓬萊 島。 鞍馬 難留 姑射 城" 明日 歸鄕洋 海 市。 菊花 開處萬 峯晴。 用 原 韻 再 謝 石 川 生 憐君爲 慰 遠 遊愦。 留別 淡 交 秋水 淸。 雲禋雁 鴻嗚不 止" 箋中賦 筆老無 成。 沈 病 徒 臥 三重 郡。 事業 誰 如 姑射 域。 明日 盃尊 多少 興,。 登高 何處弄 新晴。 秋水 如 藍菊自 黄。 不是尊 常 登高 地。 匹夫 還拜世 時康。 十日 吉田城 過 田 子 直 籬菊旣 開松樹 深。 先生 i 衍醉膝 中 琴。 擬: 1: 處士 佳辰 興。 征軒載 酒此追 零。 西 村節辩 携內兑 過 有 詩卒次 韻爲謝 植田義 方 ! 時 談話 故 情深。 幾處 提携 瑟與 琴。 節 後登 高 弄 詞挈。 龍 山 餘與好 相尋。 , 登大岩 大悲閣 岩 頭 安置 木 仙 身。 信處 夢中 救 度 人。 救 度 不知 玄妙 理。 躋攀好 爲絕風 腐。 宿 吉田城 〔此行 趣 在 望嶽結 及〕 解 裝豐水 曲。 〔豊水 者 吉田川 也〕 暮磬入 鄕愁。 鴉噪 城門 月。 船 a! 沙岸 秋, 新 詩 慰 勝景。 舊話數 曾遊。 懇望 峯巋 雪。 與情 甘子 猷。 雨中 過 岡 崎 楚臺秋 夜 夢。 醉後近 如何。 老去久 無賦。 不堪 雲 雨 多。 途中 下駄 伞に 御油 赤 坂 や 雨の 旅 客路雨 雨中 孤 劍涉參 州。 一 舍 一 亭移 客愁。 啄粒雞 當驚滴 歩。 卸 鞍馬 濺印泥 休。 :S 低驛樹 松林 外。 波 疊河梁 水 石頭。 遠近 山川 難 可辨。 黄昏 無 處不悲 秋。 甲 水源 委序 一 甲之爲 州。 環 城 智 山 也。 而南傑 時 諸 山 之 上者爲 富嶽。 西 則 七 面 橘 田. 北 則 八 a 一 茅 岳 金峯。 柬則天 目篠籠 諸峯。 比肩 接 蹄。 若 夫 前山 之 爲兒爲 孫。 而犀踞 於 諸嶽之 IT 者。 不可 枚擧。 以其豁 谷 之 所 吐出。 懸河?:5. 而獨其 流 之 E 者。 其 它百川 盡爲ー 此三河 所吞。 而又 幷吞其 一一; 河。 傍 引 mla 河內之 險流 n 十 河 常 盤 河 等 諸 水。 而走 南海 者。 富士河 也。 盖水ー 之爲 用。 與火相 伍。 不可 一 日 無。 而共寄 於 物 也。 亦不 爲鮮。 然 有害 斯 有利。 利 固 生 於 害。 耍在導 之 得 一 其道而 己。 今玆乙 丑。 行 5- 一 w。 山 僻 水裔。 不以 險絕爲 嫌。 摘 恐 奉職 不及。 是以 略瘦ー 窺 甲 水 之 所以 害且 利。 所謂 害 者。 其 河 身與州 〔甲 州闔郡 少平衍 地〕 款側。 是故暴 雨 一 降。 則 客 水驟ー 湊。 一 瞬 之 間。 漂进沙 石。 敗 壊 田廬。 其慘實 不可 言 也? 然而其 漲 暴 者。 其 落 亦 速。 猶且 塡淤加 肥. X 润乂ム 邦.. i に 何となく IJJS. 富 士峯前 不見山. 上る、 御歸 館 ありて 亦 御 庭より 風と 出御 八重 山 を 御 巡 見 候 處に寺 有、 何 寺と 御尋候 へ ば 淨土宗 三 島の 誓願 寺の 隱 居の 庵に て 候 本源 寺と 申. にて見臺を可被仰付皆勅定有之湖水をさがし候へども自餘の木は有之杉は 最早 無 之と 云、 湖水の 淵 は 藥硏の 如く 也 中 は 不知、 見へ 渡りた る 淵の 土 は 白き 也、 夫へ 杖 を 突込少 暫、 時 有 之ぬ くに 曾て 不拔、 或 人 試に 翁 を 突 込 暫時 有之拔 候お I に不拔 なり、 物にす ひ 付 土と 見へ た 一 祭禮は 六月 十四日 也、 供物 は 强飯ニ 器に 盛り 〔备斤• 下 卷 一 八ヨ. ii- 有 之、 其 上長 德寺 料理 上手 連歌 茶 湯 も 功 者 故に. 番 衆 を 毎々 饗應、 其 度々 に 家具 皿 等を改 かの 前方 遣 申 家具 は 旅 店の 亭、 王; 母へ 年々 あたへ. 出、 料理の 間の 棚 迄 客; IS に 物 數奇を 仕替. 誕生之時御」! E- ける は、 幸 庵と は 一 兩度 出合 表 近付に 候へ ども 老人に 维を願 候義も 遠慮に て ひかへ 有 之 候• 昌程敷 、 はや 此時は 委 敷食議 は 無 之. E な り。 fz 也 人生 難 得 壽吾今 百 1 一十 九矣此 三樂也 寳永七 庚 寅年 初秋 日 渡邊幸 〔朱印〕 日 次 前後 1 話 I 言 卷ニ 十九 ド卷 一 八 五 - - h. 5 御座 候猶 一 兩 日の 內相替 候義申 來候は t 可 申入. 遣 候い まだ 其 返答 無 之 候 一 昨日より 御符 頂戴 爲仕 候ても 咽 を もしめ 不申猶 又 社 を 此方へ 引取 くれ 候 様に と 巾. ーザ院ょり手紙來る昨日參候て承候御挨拶の趣大僧正 へ申閜せ候然而咋晚方刖紙之通申越 候に 付 左程の 祌に候 所不借 法力 候て は 立 除 候 義難叶 候 は 其; 迎 にて 不離! 能 有 候 様に 申 遣 候此根 井新 兵 衞と申 者 は 去年 中よりの 近付に て 不斗 見舞に 參候. 作 瑰當。 又 ;。 釜 IT 有 耳 足。 宋太 祖紀。 上 怒。 叱 曰。 ; 1:! 鏡猶有 耳。 汝不聞 普 吾 社稷 臣乎。 引 柱斧搫 之。 量容三 斗。 其 色 純 紫。 毎修 飮饌。 不熾 火而睛 頃 CI 熟。 IX ゆ. 久食 之。 令 人反老 爲少。 百疾不 生。 共 二十 四 句。 ;母 N 句 離合 一 字。 乃 魚:: 國孔 融文擧 也。 如 首 叫 句。 漁 字 去 水爲魚 字。 時 字 去 寺爲日 字。 合 之 則魯字 也。 下 倣此。 詩 載 石 林 詩 話。 又越絕 書。 不知 何人 所 撰。 以去 爲姓。 得 衣 乃 成。 謂 漢人 袁麼 所作。 又越絕 篇外傳 云。 文字 島お。 自于邦 賢。 以 n 爲姓。 承之以 天。 楚相屈 原與之 同名。 乃吳平 也。 黄 曰。 吳平 因袁廢 所錄成 書。 又 三國志 註。 曹操 初 作 ffin 府門。 自往觀 之。 題 一 活字。 人 皆 不曉。 揚修 曰。 門 中 活乃闊 字 也。 相!: 嫌太大 耳。 據此可 見 東 漢末之 好 爲隱語 也。 共 名 曰 謎。 則自曹 魏始。 文 心雕龍 云。 魏代 以来。 君子 嘲隱。 化 爲謎 語。 謎 者 Irr. - 其詞。 使 昏迷 也。 魏文陳 思 約而密 之。 高貴 鄕公 又博擧 品物。 然则高 贵鄕公 時。 又眷 輯之成 編矣。 南お 孫 廣爲吳 興 守。 有高爽 者。 嘗有求 不遂。 乃 有 屐謎以 幾 之。 而 不知 噴。 嚏齒作 歩數。 持 此得勝 人。 ? -升八 合: 架。 角 斗お 非眞。 堪却 一 話 一 言 卷 三 十 下 卷 二 〇 七 1 話 一 言 卷 三 十 广 下卷 1 〇 ハ 津中 水。 合成 律 字。 又 孝 文 帝 云。 三 山 横。 : ゆ 人從岐 女。 R 日行靑 空。 有人 辨得赏 金鑌" 彭城王 s. 乃 一 習字 也。 乂 咸 El 王嬉敗 逃。 謂 防 閥 尹 龍武。 試作 一 謎以解 憂。 龍武 曰。 眠则同 眠。 起则仍 起。 へ 如豺 狼。 贜小入 己。 謂お 也。 六 朝更盛 行。 蘇 艇嘲尹 姓 者。 云 丑雖有 足。. 甲 不全 身。 は 君 無口。 知び 少 人。 宋陶穀 使 於 南 唐。 書 十二 字 於驛舍 曰。 西 川佝。 百姓 服。 馬 包兒。 宋齊邱 n -。 巧獨眠 孤. 粒 也。 錢氏私 誌 載 字 謎 云。 目 字 加 ニ點。 不得作 貝 字。 猜 :3 ハ字 欠: ゅ點。 不得作 目 字。 猜 乃貿资 二字 也。 四 筒ロ盡 お 方。 加 十字 在 中央。 乃圖字 也。 一 人 立 三人 座。 兩人 小" 她 人大。 共 中更 有 ニー 口。 敎我 如何 過。 兄弟 叫 人。 兩 人大。 一 人 立。 二人 座。 〈永 屮更 有】 兩 1:1。 便是 凶年 也。 奵過 IS 字 謎 云。 左 七 右 七。 横 山 倒 出。 王 介 ffi 抦國 時。 有人 題 相國寺 壁 曰。 經歲荒 蕪 湖 浦 焦。 贫女 載笠洛 柘條。 儂去家 京洛 遙。 驚心寇 盜來攻 剽。 鬼 坡解之 曰。 終歲 十二月 也。 十二月 s 靑字。 荒 燕 田 有 草 也。 草田爲 苗字。 湖 沛焦水 去 也。 水去爲 法. : 于。 女 戴 笠爲安 字。 拓落 木剩石 字。 吳言爲 誤字。 去 家 京洛 爲國。 寇 盜爲賊 民。 盖言靑 苗 法 安 石 誤國賊 也。 西 溪叢語 有 一 鏡钸? 字。 云 一 生 有 七 口。 前 牛 無 角。 盖巾午 也。 此皆謎 之 見 於. 前 叫幷有 刻爲成 書。 社 便覽。 又 賀從待 編 ー誉。 曰 千 文 虎。 其 序 有 一 l. r 宋延祐 問。 東 坡山谷 少游介 市。 以隱字 ffls? 刊染 W 冊。 E 文戲金 章宗好 謎。 選? 甸人揚 岡祥爲 首。 編 E 百 解珠。 元 至 正 11。 H 凱 編- X。 曰授叙 だ? 類。 义 叫 明 張 小山。 太 原喬士 n。 古 瀰鍾繼 先。 錢塘王 日華 徐景祥 編 お。 口 包 維大 地。 且不 一 而 足吳。 〔趙翼 餘叢 考〕 海 岳 相 豆 紀行 雜詠序 乙 丑 之 冬。 僕 旅寓崎 山。 得 南鉞 先生 出 示 友人 之禁。 曰 海 岳雜. 並 相 豆 紀行。 屬僕序 之。 僕 以詩紀 之ェ。 覽者 自得 之。 不待僕 之 H 述也。 若 丼 遊 之 意。 刖請 推: お。 竊謂天 於 詭奇之 地不多 K〕 人,. 有 其 地 而非其 人。 有 其 人 而非其 地。 有 其地與 人。 而不寄 之 ,,w 文。 今 相 豆 溫泉爲 名山 水。 而遊覽 諸子 爲能 文士。 盖必相 1H 而 適-川 S ;。 つ 2 心 解。 景會 而理得 也。 且 夫人 之 渡 汪洋。 緣危 崖。 攀 叢莽。 勝 奇險。 非爲名 役。 即以 利驅" 不爾不 往也」 然遊賢 諸子。 治裝褒 糧不憚 遠邁。 非 有 1 一 者之拘 也。 特以相 豆溫泉 山水 之 勝。 戴 滞 褰裳。 緣塵溯 淵。 M 覽詭奇 撮 摩 懐 素 宣乎此 山 之 佳 者。 悠然 離 叢 sm。 而爲之 錄峙。 石之奇 者、」 突然 出 氛嵐。 而爲之 催 ひお。 爲之狒 舞。 溪流爲 之 淸韵。 幽顯 巨細。 サ献 厥狀。 披豁呈 露。 無 所 隱遁。 夫 山 之異於 人- X。 ぬ 能 待 人而目 :E5-。 此特 北ハ遊. 晚 所. 如せ" 指 於 ii。 ー慊 知 也。 若 僕 之浪跡 天涯。 才思 荒洛。 屬爲之 序。 則僕豈 敢然。 勉誌人 地 遇 合 之奇。 僕亦不 而 焉言。 秋 琴 張 敬修題 吳趨潘 用祉書 〇 大橋近 江 死去 之 節 書付 一 大橋 近. y 何年 以前 何月 御 预被成 候 哉 誰 殿 被 仰 渡 候 哉 寶曆八 戊 寅 十月 廿 九日 御 預、 被 成 候 於 評定 所祌 備前守 様 被 仰 渡 候 1 評定 所 列座 祌尾備 前 守 様 依田 和 泉 守 様菅沼 下野 守 様 牧野 織部榇 にて 御座 候 一 近. 1 近. 江 申 聞 候 哉 前 條之通 近. 江 申 聞 候 1 常々 椀 磨 如何 W 候 哉 常々 椀 膳 用 申 候 一繁. t 節 iffl 候 哉. 木皿 用 申 候• 渡御 書付 二通 寫 覺 〔是は 例年 歸帆之 砌前ハ 牛より 在留 之 かびたん 方へ 巾 渡〕. 候 勿論 彼 宗門 之 族 船に 乘せ來. 爲禁革 進 南 蠻廟之 事 即天 主敎。 切 見南蠻 人。 立 心 不軌。 流 毒 叫 方。 專行 僞敎。 深爲可 恨。 御法度。 毋得 違禁。 今將 禁欵。 原有舊 禁。 或 中有夾 帶南蠻 貨物 逮禁等 件 者。 通 船人 貨。 俱名勦 滅。 不 輕恕。 但在唐 山" 雖同謀 到 日本" 即來出 首 者" 更 加重 賞。 亦 免 其 罪" 一 密通 R 本 進 南 蠻廟之 或 書信 貨物 或 進 廟家攸 等 件。 通 船人 私 寄 誇 而來之 事。 或 船主 客 水 梢 知 情 者。 速 々出 首。 主上 車 貧.。 雖本身 或 同 作 首 者 亦 免 其 罪。 読 其情賓 之" 1 南蠻 人即 天主 敎。 或學 唐人 言語。 衣 唐人 衣服。 混入 廣 人屮。 附船 渡海 而來。 大叫開 駕不及 撿點。 装 載 而來。 或于 洋中覺 察。 或 抵長岐 知 情。 速々 投首。 如此 者。 通 船 免罪。 更 加重 賞。 倘 他人 先 出 首 者。 tS 船ぶ モイ 勒 -滅。 一 南蠻. 巾にて久離帳外願候得共此儀者猶更不容:3. 月 俊 明 院榇ー 一十 一 囘御忌 之 節 御 臺様御 歌 御手 向 御たん さく 寄 露懷舊 ふろ こと はいく 年 秋 を かさねても ぬれに し 袖の露 ぞ ひがたき 御 和文う す やう 紙 渺 茫 としてす ベて 夢に 似た る. 於 脇; 土 商 口 斷命流 身 前 豆 守:. 〔十四日〕 受父 綱豐元 尸" 之禪。 而立 即位。 丙 申 一 恩 叫 月 癸未 〔晦日〕 即日。 紀中納 :; 一一! :吉 宗。 嗣舊 基。 立 即位。 而爲 本邦 之 太 君。 冋族左 京大 夫 某。 以先 公文 昭院元 后 之 遗命。 使 弟 其 〔万 吉〕 收於左 束 之 舊邑豫 州 三萬繙 地。 喪服 tWT 而秋 七月 朔。 改元 爲享 保。 復使左 京 某 任 中將。 sk 諱宗 一字。 號 紀州. 共 他 近侍 士。 各 命 官職。 秋 八 H 辛 卯。 〔四日〕 世子 長 福 幼君。 入 於 城 中 1. 以 院番 小姓 組. ニ隊附 之。 が、,. 庭 田 前 大納言 某。 2: 大臣 某。 : 條 大納首 某 楚.。 使宜下 征夷 大將軍 之 命。 仔 公位。 使內外 諸侯 及 百 執事 賜 之 盛饌候 殿上。 同乙已 〔十八 日〕 因 公卿 等。 奉答 於 厳 詔。 同 癸丑 〔サ 六日〕 同 屮 寅。 〔廿 七日〕 同 乙 卯。 〔廿 八日〕 使內外 諸侯 及 職 如 正 端 之 正 衣冠 贺公位 之 命。 及 閨中之 公 女覿兌 於 殿上。 各 賜 之 ま パぉ。 iglG- 於 殿上。 同 己 未。 〔叫 Ho 格 寬永寺 増 上 寺 之 有廟吿 T お 終。 同 辛 西。 〔五日〕 使 譜州刺 史某往 洛拜賜 除 命。 同 r 卯。 〔十 一 日〕 同 辛 未 C 〔十 五 曰〕 同 壬 午。 〔廿 六日: 一 表 祝 宜下之 命。 同 冬 十月 甲子。 〔ト 八日〕 贵 公子 小, 郞入之 中 第 一 殿矣 C 以共 幼, 能 離: i 人 之 乎 也。 同 乙: 1K。 s 二 臼 J;! S 八 r:: サ 七::: 於 御前 御役替 御 歩行 頭 一:! 中 川 勘 三 郞組共 十一月 十日 大久保 加賀寸 阿部 熹後守 土 屋相校 守 名 付 奉 害 出る 大. 通內 1 話 一 言 卷 -ー! 十 一 下 卷〕 二 2:111. E 組 中に て 巾傳候 叫 月廿 五日. 柘梳 五太 夫 紐 小 笠 原 十お 衞門組 ra:.

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浅貝 もっ ちぬ 駿河屋

相田幸次郎(藤原貞雄)跋。 【年代】宝暦九年(一七五九)刊。 [大阪]丹波屋半兵衛(玉笥堂)板。 【分類】消息科。 【概要】大本一冊。 「新年祝儀披露状」から「歳暮祝儀に池田炭を送る手紙」までの二六通を大字・三行・付訓で綴った手本。 四季の贈答や季節の行事に関する書状を主とし、他に書物借用状、旅行または帰宅の手紙など、武家公私にわたる各種書状を収録する。 【年代】元文二年(一七三七)書。 【分類】地理科。 【概要】大本一冊。 会津地方の地理や諸産業について綴った往来。 会津城における新年儀式の光景から書き始め、さらに庶民子弟の正月の遊びなど町内の生活に触れ、続いて同地方各地の名産品や、季節毎の遊興(特に諏訪神社の祭礼に詳しい)、また、城下周辺の民家における職業・商売について詳述し、最後に庶民の信仰の様子を書いて締め括る。 本文を大字・六行・稀に付訓で記す。 【年代】寛政一三年(一八〇一)書。 【分類】地理科。 【概要】大本一冊。 「春始之御祝貴方に向て先祝申候畢。 富貴万福猶以幸甚々々…」で始まる全一通の手紙文で会津地方の年中行事や名所・名物などを綴った往来。 若松城下の繁栄から書き始め、前半には猪苗代など領内全域の名所・名物、他国から流入する物産品等について記し、後半は七五調の文章で花見風景や名所、四季の様子や諸行事、また、猪苗代地方の地名・物産・名所旧跡を紹介する。 本文をやや小字・七行・付訓で記す。 【年代】江戸前期作。 享保元年(一七一六)書。 【分類】地理科。 【概要】大本一冊。 異称『青葉山の由来』『青葉山由来』。 大本一冊。 「往昔、用明天皇之御時、始而築此城…」と筆を起こし、用明天皇の時代から慶長五年(一六〇〇)に伊達政宗がこの地を本拠とし、さらに翌年に築城を開始し寛永一六年(一六三九)に二の丸が完成して二代・忠宗が移り住んだ経緯など、青葉城の由来や繁栄ぶりを記した往来。 内容は、「青葉山の由来」「城内・城下の様子」「伊達政宗の御諚、御台の計らいによる酒宴遊興のありさま」「奉行所の評定」の四段と結尾の言葉から構成される。 享保元年写本(新田家本)はやや小字・一二行・無訓で記す。 寛永一六年より慶安三年(一六五〇)に至る約一〇年間の作と推測される。 なお、謙堂文庫本は概ね大字・六行・無訓で記す。 【年代】天保一一年(一八四〇)作・書。 【分類】地理科。 【概要】『上毛古書解題』によれば、原本の所在は不明で孔版一冊本が伝わる。 内容は『上州妙義詣』の文をかりて江戸から高崎までの道程は略し、高崎から赤城山に至る道筋と沿道の名所旧跡をあげて綴った往来という。 【年代】天明八年(一七八八)書。 【分類】地理科。 【概要】折本一帖。 京都より明石浦を訪ねる文章で同地の風光・景趣を描写した往来。 識語に「天明八戊申年蠶月於武昌模之」とある。 原本は手習い師匠の稿本という。 【年代】天保一二年(一八四一)刊。 [大阪]河内屋長兵衛(石倉堂・文栄堂・杉岡長兵衛)板。 【分類】教訓科。 【概要】異称『〈赤本〉実語教〈並〉童子教』『〈赤本〉実語教・童子教』『赤本実語教』『〈首書絵鈔〉実語教・童子教』。 中本一冊。 頭書に本文中の要句の図解を掲げる。 また、寛文二年(一六六二)板『実語教・童子教』(現存せず)と諸本との校合による注記が六カ所ある。 巻頭に二教の由来を示し、また、『忠孝図賛』の楊威略伝、『孝子伝』の董永略伝を引く。 本書は書名の通り、赤色表紙(貼り題簽)または赤色を基調とした刷表紙(刷り題簽)の体裁をなすが、これは童蒙向けの赤本の印象と色彩の効果を狙ったものであろう。 【年代】安政五年(一八五八)書。 【分類】地理科。 【概要】異称『秋田往来』。 大本一冊。 出羽国の起源・由来と郡数、久保田城下における町と寺院、六郡とこれに属する代表的な地名、五輪坂より見た東西南北の風光、土崎湊の様相、秋田郡における村落・寺院等(追分、男鹿半島、八郎潟、五条目)、山本郡の町村と寺院、檜内郡の町村等を記した往来。 「夫、出羽の国と申は和銅年中に始り、都て十二郡也…」で始まり、「…大概如斯ニ御座候。 目出度かしく」と結ぶ本文をやや小字・八行・無訓で記す。 また、後半の「三倉鼻略縁記」は、山本郡三倉鼻の地名由来や同地の伝承を綴った一種の往来物である。 【年代】安政(一八五四〜六〇)頃刊。 刊行者不明。 【分類】産業科。 【概要】半紙本一冊。 首題・尾題の一部を除き、全て『商家往来』の被せ彫り。 表紙見返に「片仮名以呂波」「箱書附の仕やう」「目録認めやう」を載せる。 本文を大字・四行・付訓で記す。 塩屋平助(興文堂)序。 【年代】文政一一年(一八二八)序。 文政一二年刊。 [大阪]河内屋太助(河内屋多助・森本太助・文金堂)ほか板。 【分類】消息科。 【概要】異称『〈絵入新板〉商人書翰便覧』。 半紙本一冊。 商家日用の消息例文を集めた用文章。 「早春注文状」から「馳走逢たる礼状」までの六二通を収録する。 前半に商用文、後半に五節句・吉凶事に伴う例文等を載せ、各例文を大字・五行・付訓で記す。 目録上段に「伊勢参宮巡路之図」、本文中に「銭相場早割并曲尺割算之伝、附問屋繁昌之図」「万染物脱之伝、附職方之麁忽を侘る図」「潮汐時之暗記并年中風雨之考、附早綿出船之図」「婚礼式之心得略法手引、附祝言之図」「老人食物製方之伝、附年賀寿筆之図」「疱瘡之心得并妙薬方、附同神送り之図」を掲げる。 【年代】弘化三年(一八四六)刊。 [大阪]近江屋善兵衛ほか板。 【分類】消息科。 【概要】『〈御家流〉商人書状鏡』。 半紙本一冊。 文政三年(一八二〇)刊『当用書状鏡』の改題本。 一般の書状と商取引上の書状を収めた用文章。 「年始状」以下四季の手紙九通、「家督祝儀状」以下通過儀礼に伴う祝儀状一一通、「花見誘引状」以下日常の雑事についての悦び状・見舞状・依頼状など二八通、さらに「買先問屋引付状」以下商人用文章二五通、合計七三通を収録し、本文を大字・五行・付訓で記す。 巻末に「十二支・十干」を掲げる。 【年代】嘉永(一八四八〜五四)頃刊。 [大阪]河内屋平七(三木平七・文繍堂)板。 【分類】消息科。 【概要】異称『増補書翰大成』『〈御家流〉商人書状鏡』。 半紙本一冊。 同書の途中を省いたり、前後を複雑に入れ替えて再編集した改竄本。 収録書状は「年頭祝義状」から「直上(ねあげ)申遣す状」までの四二通。 前半部には、主として四季・五節句、一生の祝儀に伴う書状、続いて「初而荷主へ遣状」など商取引状の例文を収録するが、純然たる商人用文は一二通に過ぎない。 本文を大字・五行・付訓で記す。 目録上段に「年中時候之案文」「名頭字尽」、巻末に「篇并冠尽」を掲げる。 蔀関牛画。 【年代】文化元年(一八〇四)刊。 [大阪]勝尾屋六兵衛(玉栄堂・小林六兵衛)ほか板。 また別に[京都]鈴木半兵衛ほか板(後印)あり。 【分類】消息科。 【概要】半紙本一冊。 商人の日常活動に必要な消息例文を「商人用向取引応対状」「諸祝儀状并悦状」「諸見舞状」の三部に大別して編んだ商人用文章。 収録書状はそれぞれ「代呂物相談状」以下一五通、「年始祝儀状」以下四六通、「暑気見廻状」以下三六通の合計九七通。 本文を大字・六行・付訓で記す。 【年代】文政四年(一八二一)刊。 [京都]山城屋佐兵衛ほか板。 【分類】消息科。 【概要】半紙本一冊。 巻頭に掲げた口上風の序文によれば、冗舌な文言を省いた必要最小限の商人用文だが、実際にはそれほど簡潔とは言えない。 概ね前半に商用文、後半に日用文(「諸祝儀之部」と題するが凶事等の文例を含む)を載せる。 前半の商用文は「始而得意へ遣す書状」〜「為替取組申遣す状・同返書」の四〇通、後半の日用文は「年始祝儀状」〜「出世振舞状・同返書」の七四通で、合計一一四通を収録する。 商用とともに祝儀状の比重が大きい。 また、その間に「手形案文」を挟むが、これは「為替手形証文」一通のみで、一般の用文章と比べて証文類の例文が少ないのも特徴である。 本文を大字・六行・付訓で記す。 【年代】弘化三年(一八四六)刊。 [大阪]近江屋善兵衛ほか板。 【分類】消息科。 【概要】半紙本一冊。 同書から三二丁分(第二一丁〜第五二丁)、すなわち「庚申待招状」〜「買先問屋引付状」の二八通を除いた用文章。 「年始状」〜「取替銀催促状」の四五通を収録。 本文を大字・五行・付訓で記す。 また目録部分の頭書に「名頭」「九々の声」「片仮名イロハ」、巻末に『商人書状鏡』と同様の「十二支」「十干(絵抄)」を掲げる。 【年代】文政一〇年(一八二七)刊。 [江戸]森屋治兵衛板。 【分類】産業科。 【概要】異称『〈宝船〉商人尽』『たから舟』。 中本一冊。 挿絵や狂歌で、呉服店・両替屋・材木屋・金物屋など三八業種を紹介する。 巻末に「諸商人通り賦帳(太物店・紙問屋・荒物・たばこ茶店・せともの店・書物店・小間物店・魚問屋等)」を付す。 【年代】文政一三年(一八三〇)刊。 [京都]山城屋佐兵衛ほか板。 【分類】消息科。 【概要】異称『〈宝船〉商人尽』『たから舟』。 中本一冊。 概ね、五節句・慶事祝儀状、商取引用文、各種見舞状、その他の順に配列した用文章。 「年始状」から「歳暮祝儀状」までの五四通を収録する。 本文を大字・五行・付訓で記す。 見返しに「十二月異名」等、目次上欄に「日本国尽〈都会城下〉」を掲げる。 蔀関牛画。 【年代】文政四年(一八二一)刊。 [大阪]塩屋季助ほか板。 【分類】消息科。 【概要】中本一冊。 商家で多用する各種書状の例文を集めた用文章。 「売先得意を頼状」から「注文物出来遣す状・同返事」までの商用文二八通と「正月祝儀状」から「歳暮祝義状・同返事」までの年中用文七九通の合計一〇七通を収録。 各例文をやや小字・六行・付訓で記す。 本文中に「諸国の商船大湊に着岸の図」「大坂堂嶋米市場之図」など数葉を挿む。 巻頭に「金山堀口之図」「金山鋪口之図」「住吉宝市之図」などを掲げるほか、目次上欄(頭書)に「大日本国尽」「片仮名イロハ」「十干十二支」「様の字之事」等、前付に「手紙書やう心得の事」「諸国の商船大湊に着岸の図」「書状封じ様の事」、巻末に「願成就日・天赦日(高橋興文堂店頭風景図)」「十二月異名」「〈文字早覚〉小野篁歌字尽」「小野篁小伝」「興文堂蔵版目録」「破軍星くりやう」を掲げる。 【年代】江戸後期刊。 [大阪]河内屋平七板。 【分類】消息科。 【概要】異称『要文章』。 半紙本一冊。 嘉永(一八四八〜五四)頃刊『〈嘉永新板〉万宝要文章』の改題本。 「年頭祝儀状」以下四九通の消息文例を載せた用文章で、本文と頭書は『〈嘉永新板〉万宝要文章』と変わりなく、本文末(刊記部分)に「十干・十二支」と「一二月異名」を掲げる。 【年代】文化一一年(一八一四)書。 文化一三年刊。 [大阪]河内屋太助(五傑堂か)板。 【分類】消息科。 【概要】異称『〈商人日用〉書状筥』。 半紙本一冊。 次項、西川竜章堂筆の文政一二年(一八二九)板と同名だが、内容が全く異なる用文章。 前半に「近国注文下状」から「銀子催促状・同返事」までの商用文二二通、後半に「年始状」から「本復之方へ贈状・同返事」までの四季用文・雑用文三〇通の合計五二通を収録。 本文を大字・五行・付訓で記す。 また巻末に「書札上中下書様心得之事」と四季時候の言葉を列挙する。 【年代】文政一二年(一八二九)刊。 [大阪]塩屋平助(高橋平助・興文堂)板。 【分類】消息科。 【概要】異称『〈商人日用〉書状筥』。 半紙本一冊。 五節句・四季、また種々慶弔事に関する書状に各種商用文を盛り込んだ用文章。 「年頭状」から「歳暮祝儀状、付剃髪歓・同返事」までの二八題往復五六通を収録する。 季節・月次順に配列された四季用文の間に、「店開注文状」「縁談歓状」「婚礼祝儀状」「船積案内状」「嫁入道具誂物状」「新渡物入札案内状」などの商用文や日用文を適宜盛り込む。 本文を大字・五行・付訓で記す。 なお、同名の文化一三年(一八一六)板(浅野鷹三書)と似通うが、全くの異本。 【年代】文化七年(一八一〇)作。 文化一四年刊。 [京都]中川藤四郎(文林堂・文林舎)ほか板。 【分類】消息科。 【概要】半紙本一冊。 「同所ニ而商人掛ヶ合応対状部」「祝儀状部」「諸見舞状部」の三部に分け、それぞれ「注文状」以下二二通、「年始状」以下四通、「暑気見舞状」以下一六通の合計四二通を収録する。 『書状蔵』と比較して、商用文を多く載せるのが特徴。 本文を大字・五行・付訓で記す。 【年代】嘉永(一八四八〜五四)頃刊。 [江戸]吉田屋文三郎板。 また別に[江戸か]溜屋善兵衛板あり。 【分類】消息科。 【概要】異称『〈御家正流〉商人用文章』『〈御家〉一筆啓上』。 中本一冊。 四季折々の手紙や、髪置・婚礼・元服などの祝儀状を集めた用文章。 「年頭之文」〜「元服怡之文・同返事」までの往復四〇通を収録。 『商人用文章』と題するものの、商人特有の文章は「蛭子講申遣之文」一通のみである。 後半には「差上申一札之事」から「離縁状」まで八通を収めた「諸用手形案文」を付す。 本文を大字・五行(証文類は七行)・所々付訓で記す。 なお、小泉本の書袋に「吉田屋文三郎板」と記し、本文末尾に「溜屋善兵衛板」と記す。 また、溜屋板には外題を『一筆啓上』とするものもあるが、刷りから言って、本書はこの『一筆啓上』の改題本に相当するものであろう。 【年代】江戸後期刊。 [江戸]丁子屋平兵衛板。 【分類】消息科。 【概要】異称『〈世俗通用〉商人用文章』。 中本一冊。 前掲と全く同名だが別内容。 同名の三河屋鉄五郎ほか板に大幅な増補を加えた用文章で、「正月の文」から「俳諧催しの文」までの五四通を収録する。 ほぼ収録順に五節句等祝儀状、商用文章、婚礼等佳節祝儀状、見舞状、種々用件の手紙を載せる。 本文を大字・五行・所々付訓で記す。 巻末に「御関所証文」以下六通の証文手形文例を載せ、頭書に「肢体名所の事」「着類仕立名所」「着類の名」「織物・太物」「書法端作」「草木の名」「諸道具類」「魚鳥獣」「七ッいろは」「諸国御関所」「苗字尽」、巻末に「名頭字五性分」を掲げる。 【年代】文政六年(一八二三)刊。 [京都]蓍屋勘兵衛(向陽堂・霊耆軒・上坂勘兵衛)ほか板。 【分類】消息科。 【概要】異称『商人要文章』。 半紙本一冊。 「商人用文章」「諸祝儀状之部」「諸見舞状之部」の三部から構成され、それぞれ、「注文物為持(もたせ)遣す状」以下三〇通、「年始祝儀状」以下四四通、「暑気見舞」以下二八通、合計一〇二通を収録する。 本文を大字・六行・付訓で記す。 まず、文政六年に『商人要文章』として刊行され、翌七年に『〈書状〉商人用文章』と改題された。 【年代】延享(一七四四〜四八)頃刊。 [大阪か]糸屋市兵衛板か。 【分類】歴史科。 【概要】異称『朝日奈状』『朝比奈状』。 半紙本一冊。 木曽義仲の子息・朝日奈三郎義秀から鎌倉諸将にあてた書状形式で、彼の生涯を記した古状単編型往来。 「驚破(すわ)朝比奈社(こそ)来たれ…」「拙者九尺之金樶棒を振て、当るを幸い、打伏せ薙倒し…」のようないわゆる講談調の筆致で詳しく戦闘状況を描くが、全体として朝日奈三郎の生涯を点描する点では、後世の伝記型往来の先駆とも見なし得る。 本文をやや小字・七行・付訓で記し、所々割注を付す。 冒頭一丁半に簡単な義仲・巴の伝、本文には半丁おきに挿絵と解説文を置く。 柴田花守(咲堂・咲園・笑園・咲行)校。 加藤千浪・久我好圀(好懿・黙叟)序。 【年代】明治八年(一八七五)序・刊。 [東京]久我好懿蔵板。 磯部屋太郎兵衛(文昌堂)売出。 半紙本一冊。 「児女ノ入学肄業ヨリ以テ婦妻ノ養胎育嬰ニ至ルマテ」の要を記した女子教訓。 本文を大字・四行・付訓で記す。 爪木晩山序。 【年代】元禄一五年(一七〇二)刊。 [京都]丸屋源兵衛板。 【分類】女子用。 【概要】大本二巻二冊。 異称『あさかやま』。 年中行事を主題とした女子消息文を大字・所々付訓の散らし書きで記した手本兼女用文章。 上巻に一〜六月(「はつ春月文章」〜「水無月文章」)、下巻に七〜一二月(「文月文章」〜「春まち月文章」)の合計一二通を収録。 頭書に、年中行事故実等について極めて詳細かつ考証的に施注するのは女筆手本類中随一。 例えば、冒頭の「はつ春月文章」一通に対して「年始元日并歳徳神の事」「千里の外并寿の事」「院并五摂家の事」「機嫌と云言葉の事」「十五日粥并爆竹(さぎちょう)の事」「歌の会の事」「賭并調度の事」「門松并歯朶(しだ)杠(ゆずりは)の事」など一四項に及ぶ注釈を付す。 黒男亭東玉画。 【年代】享和二年(一八〇二)作・刊。 [江戸]花屋久治郎(星運堂)板。 また別に[江戸]山口屋藤兵衛(錦耕堂)板(後印)あり。 【分類】地理科。 【概要】異称『浅草詣』。 中本一冊。 江戸柳橋より浅草寺に至る道順を「兼々御約束申候、浅草詣の御事、思召立候はんや…」で始まる手紙文体で記し、次いで、「柳橋より小舟に乗、先向ふなる御寺こそ、有無の二ゑんの回向院…」のような七五調・美文体で同寺の景趣、由来・縁起、名物、賑わいの様子などを記した往来。 本文を大字・五行・付訓で記す。 口絵に「浅草寺山門図」、頭書に「浅草名物尽」を収める。 吉田与蔵書。 【年代】天保二年(一八三一)跋。 天保八年書。 【分類】教訓科。 【概要】半紙本一冊。 穴一の穴を掘るのは、その身を陥れる穴の掘り始めであるという旨の文章から書き始め、幼時の習慣が一生涯続くことを強調する。 毒(悪事)と知りつつ、毒を好む者は、ついには百草の薬力も効かず、己のみならず妻子をも不幸にしてしまう。 従って「良薬」である幼時の親の教訓をよくよく守るべきであると諭す。 なお、後半に「五人組御仕置之条々」「御制札之写」を付す。 【年代】江戸後期書か。 【分類】地理科。 【概要】半紙本一冊。 「日外(いつぞや)御約諾いたし候物詣の事、いつ頃思召立候半や…」で始まる全編一通の女文に託して、足利地方の寺社を中心とする名所旧跡の景趣・由来・縁起等を記述した往来。 著名な足利学校にも足を運ぶ筋立てで、小野篁創建説を採り、「字降(かなふり)の松」の伝承にも触れる。 なお、この学校と密接な関係とされる鑁阿寺については、この地の領主であった足利義兼建立の大日堂として紹介する。 本文を大字・五行・無訓で記す。 百瀬耕元(南谷山人・久継・耕呂)書。 松尾芳久(耕章)跋。 【年代】寛政三年(一七九一)跋・刊。 [江戸]須原屋市兵衛板。 また別に[江戸]三崎屋清吉ほか板あり。 【分類】地理科。 【概要】大本一冊。 江戸町中より飛鳥山に遊ぶ沿道の名所旧跡、神社仏閣、ならびに享保時代(一七一六〜三五)に徳川吉宗の命により多くの桜が植樹された飛鳥山の由来・景趣などについて記した往来。 「先日山荘雅宴の節、花鳥を翫ひて日を送るは、治る御代の賜なり…」で始まる文章を、草書に近い行書体・大字・四行・無訓で綴る。 なお、跋文を欠く版もある。 【年代】文政(一八一八〜三〇)頃書。 【分類】地理科。 【概要】異称『阿都満下里』『東下里道中名所尽』。 竹中おくわん筆の文政頃写本(謙堂文庫蔵)は特大本一冊(大字・二行・無訓)。 「呉竹の伏見を出て夜ふかくも、大亀谷と聞からに、名さへ木幡の関越て、妻手は醍醐の山高く、みねに木伝ふ猿の声、なれもや月を愛ぬらん、行も帰るもあふ坂の…」で始まる七五調の文章で、伏見から江戸・日本橋までの東海道の主要地名とその情景などを綴った往来。 末尾を「…浪に漂ふ品川や、朝露分る道芝の、末は京橋・日本橋、掛て目出たき御代そとは、見て猶聞に勝りけり」と結ぶ。 【年代】江戸後期書か。 【分類】地理科。 【概要】「此度関東御下向被成候に付、路次次之有様可記進之由、相心得候…」で始まり「猶、江都御下着之刻、従彼地可預御手簡候。 不具余(謹カ)言」と結ぶ準漢文体書簡(一部仮名交じり)で、伊勢から尾張・名古屋を経て東海道を北上して鎌倉・江ノ島までの順路と沿道の名所旧跡・神社仏閣等の景趣・縁起などを記した往来。 三井慎斎寺子屋で使用された手本であろう。 関雪江(思敬・鉄蔵・弘道・雪江楼)序。 鈴木鵞湖画。 【年代】嘉永七年(一八五四)刊。 加藤某(考古堂)板。 【分類】地理科。 【概要】異称『吾妻路往来』。 半紙本一冊。 中山道の宿駅名を詠み込んだ往来の一つ。 京都から江戸へ下る順路で書き綴るのが特徴。 「東路は六十あまりに九の宿、との居守る身も出て見よ、世は秋なれやてる月の、都にぎはし敷島の、道の行手や両国寺…」で始まる七五調・美文体・文字鎖の本文を大字・五行・付訓で記す。 口絵に、旅宿の図一葉を掲げる。 【年代】明治初年作・書。 【分類】地理科。 【概要】半紙本一冊。 冒頭に「夫、賢モ皇国豊芦原全地(おおみくにとよあしはらぜんち)之内東海道五拾三駅次(しゅくつぎ)并名所勝地(などころしょうち)国銘長歌」との表題を掲げるように、東海道の名所を京都から東京までの宿駅を中心に、国名・地名や周辺の名所旧跡と、その縁起・由来、名物・物産などを七五調の文章で綴った往来。 特に東京では、文明開化以後の銀行・郵便局や舶来品取扱店などを紹介する。 「魁て花咲頃の麗かに、昇る旭も東海の、道は五十に三つ余る、其駅(うまやじ)の名所を、今踏始(そめ)る山城の…」で始まる本文を大字・四行・付訓で記し、本文の随所に細注を施す。 また後半に、同体裁で綴った『〈成田・香取・鹿島詣〉房総常紀行文章』と『〈日光山・松島・塩竃〉金華野陸字摺廻記』を収録する。 すなわち本書は、京都から仙台方面までの広範囲にわたる、極めて長文の往来三編を合綴したものである。 【年代】江戸後期書。 【分類】地理科。 【概要】異称『愛宕詣』。 「愛宕山の社は王城の戌亥にして、朝日嶽白雲寺と号く。 一の鳥居より坂路五十町ありて、初に試の峠あり…」と起筆して、京都の北西端、比叡山と対峙する愛宕山頂の愛宕権現(朝日嶽白雲寺)の由来・縁起・景趣について略述した往来。 漢字・平仮名交じりの散文体で記す。 本文末尾は、「…常に詣人多賑しきも只権現の遺徳ぞかし(以下不明)」とし、さらに「右小南氏蔵本より写す」と注記する。 【年代】江戸後期書か。 【分類】地理科。 【概要】大本一冊。 奥州安達郡(福島県北東部)霞ヶ城(二本松城。 戊辰戦争で焼失)の普請・破損修復にあたり、必要な物資を羅列するという形で、城中の様子や武家の公職、また数々の生活物資・諸職業等を綴った特異な往来。 「霞城御普請并破損修復繕之場所、館、御殿、廊下、玄関…」で始まる本文を大字・四行・付訓で記す。 「安達」の地域名を冠するものの地誌的記述はほとんどなく、武家生活に必要な、草木・昆虫・天候・工具・武具・馬具・家具調度品・工芸品・訴訟・諸職人・田舎渡世など種々の語彙集団を含む社会科往来の側面が強い。 末尾を「博学・賢才ニ而自惰弱改、堪忍を本と而…」のような処世訓全般で結ぶ。 【年代】江戸後期書か。 【分類】地理科。 【概要】特大本一冊。 前半に『温海往来』、後半に『大和巡り之文章』を収録した手本。 前半は、「兼々相催之通、浜へ乍遊、参温海へ、湯治可仕候…」で始まる一通の書状形式で、羽前国西田川郡温海温泉(山形県温海町)とその周辺の名所を紹介する。 五十川(いおかわ)・大波渡(おおはと)・暮坪以下の名所を、時に由来にも言及しながら列記し、さらに鶴岡までのコースと名所の概要を述べる。 いずれも大字・七行・無訓で記す。 【年代】明治四年(一八七一)書。 【分類】語彙科。 【概要】特大本一冊。 日用語と童蒙手習いの心得を記した手本。 四方・四季・色・気象・自然・十干十二支・五倫・親類・四民・宗教(宗派)・単位(数量呼称)・料理・芸能に関する語句を羅列した後で、老いて後悔しないために早くから学問に励むよう教え諭す。 本文を大字・五行・無訓で記す。 【年代】明治六年(一八七三)刊。 [大阪]秋田屋市兵衛(大野木市兵衛・宝文堂)板。 【分類】教訓科。 【概要】異称『〈習字〉歩行ぞめ』。 半紙本一冊。 「百敷の、大宮人も足曳の、深山の賤もおしなべて、貧富尊卑の差別なり、人は万物の霊にして、学べば進む智恵才識…」で始まる七五調の文章で、まず、学問の必要性や怠惰が禍の基であることや、「童の時よりも習ひ知るべき人の道」のあらましを説き、以下、左右・四方・前後・天地・十二支・日月時・四季・国土・三光・風雨・自然・水陸・地形・初等教育・五倫等の語彙と心得を順々に述べ、最後に「…立身出世人材と、呼るゝまでに勤労(つとむ)べき也」と結ぶ。 本文を大字・二〜三行・付訓で記す。 【年代】安政四年(一八五七)書。 【分類】地理科。 【概要】安政四年写本(謙堂文庫蔵)は大本一冊(大字・三行・無訓)。 阿波国(徳島県)の概要と、地名・名所・物産等を列記した往来。 「夫、阿州者、三好・麻植・名東・名西・勝浦・那賀・板野・阿波・美馬、凡九郡也…」で始まる文章で、阿波国の規模(郡数・石高)や地勢・風土・地名・寺社・産物などの大略を記す。 【年代】天保元年(一八三〇)書。 【分類】地理科。 【概要】大本一冊。 安房国(千葉県南端部)の歴史や地理的位置、また同国所在の寺社名を列記した往来。 「抑、房州は日本東南の果に当り、至て辺土にして、安房郡・平群(へぐり)郡・朝夷(あさひな)郡・長狭(ながさ)郡四郡…」で始まる本文を大字・三行・無訓で綴る。 なお、現存本は末尾を欠く零本である。 【年代】天保九年(一八三八)刊。 [江戸]幼々軒蔵板。 須原屋佐助売出。 ただし折込地図に「江戸・須原屋茂兵衛板」とあり。 【分類】地理科。 【概要】異称『あわめくり』。 半紙本一冊。 安房国内の村名を「安房郡」「平群(へぐり)郡」「朝夷(あさひな)郡」「長狭(ながさ)郡」の順に列記した往来。 巻頭に「安房国全図」を載せ、頭書中に寺社・名所由来記と挿絵二六葉を掲げる。 典型的な「国尽型」往来だが、頭書中に安房国の寺社・名所由来記を収めることにより、地誌的事項をある程度補うものとなっている。 本文を大字・四行・付訓で記す。 【年代】安永五年(一七七六)書・刊。 [江戸]随静堂蔵板。 川村弥兵衛売出。 【分類】消息科。 【概要】大本一冊。 大字・三行・無点の上田流手本。 収録書状は正月状(往復)、上巳の節句祝儀状、端午の節句祝儀状、暑気見舞い、以下、中元・八朔・重陽の節句・寒気見舞い・歳暮の祝儀状など四季用文章の間に婚姻・元服・移徙などに伴う祝儀状をはさむ。 全一三状収録。 【年代】安永四年(一七七五)刊。 [江戸]花屋久治郎(花屋久次郎・星運堂)板。 【分類】消息科。 【概要】半紙本一冊。 「貴人え年始の文章」から「奉公に被召出たる返事」までの消息文例三〇通と、「差上申手形之事」から「道具売手形」までの手形証文文例一一通を収録した用文章。 季節の推移に伴う書状と商用文が中心で、同一テーマで上輩・同輩・下輩の三通りの例文を掲げるのが特徴。 本文を大字・五行(証文類は六行)・稀に付訓で記す。 巻頭口絵に「亀井戸天満宮図」、前付に「五性男女名頭字」「書法心得」、巻末に「片仮名・真字・古文字いろは」を掲げる。 【年代】明治七年(一八七四)刊。 [大阪]広瀬藤助(藤輔・泰山閣)板。 【分類】語彙科。 【概要】異称『〈学校入門〉心乃種』。 半紙本一冊。 頭書「英和通辨」は、基本英単語の筆記体綴りと読み、対応する日本語の漢字表記と読みを付した、イロハ引きの語彙集である。 【年代】安政五年(一八五八)序・刊。 [因幡]紐野吉治蔵板。 【分類】語彙科。 【概要】半紙本一冊。 『小野篁歌字尽』と同様に字形の似通った漢字五字を一行(例外的に一行二〜四字の箇所もある)集めてこれを一単位とし、各単位毎に暗誦用の狂歌を付けた往来物。 例えば第九行では、「吉(きち)・吝(あわれむ)・召(めす)・呑(のむ)・唇(くちびる)」と漢字を列挙した後で、「しはきちよ、ぶんはあはれむ、かたなめす、てんはのむなり、たつはくちひる」の狂歌を細字で添える。 このようにして全一三〇行六三七字を連ねるが俗字も相当数含まれる。 また、冒頭一六句の頭字のみを続けると、「因幡御城下住、紐野吉治、歌字尽作如此」の一文になるのは作者の遊び心が見えて興味深い。 また巻頭「古代見之辨」に、小野篁が破軍星の化身との俗説を紹介する。 本文を大字・五行・付訓で記す。 【年代】安政四年(一八五七)刊。 [江戸]井上葦月蔵板。 [大阪]河内屋茂兵衛ほか売出。 【分類】消息科。 【概要】異称『〈頭書重宝・日用便蒙〉安政用文章』。 半紙本一冊。 序文に「中人以下、工商等の多く用うるを旨として…」と述べるように、江戸町人に有用な消息例文を集めた用文章で、井上氏の私家版。 「年始披露状文」から「時候伺披露状」までの一一二通を収録する。 五節句や四季折々の手紙、また通過儀礼や商売向けの手紙、さらに諸用件の手紙まで庶民に必要な例文をほぼ網羅し、火事・地震・津波・病気など凶事の見舞状や、旅行・死去・事件などに関する独特な例文も含む。 各例文を大字・五行・付訓で記す。 本文の随所に「俊成卿詠歌之図」など一五葉の挿絵を掲げる。 また、本書の増補版(内閣文庫本)には、上記に続けて「手形証札之部」を付し、「金子為替手形」〜「跡式譲状」の一八通の証文類文例を載せる。 付録記事も豊富で、前付に「漢蘇武雁書を贈図」など三葉の口絵、目次・本文の頭書に「近江八景詩歌」「手習教訓往来」「筆学道話」「文章類語」「苗字尽」「小笠原諸礼之式」「諸書物認之図」「万呪術名方鑑」「書札認之大旨」「文章四季時候詞」「算学塵劫記」「四季料理献立抄」「茶湯心得并器物」「生花指南抄」「服忌令」などのほか、天象・地儀・時令・殿舎・神仏・人倫・武器・服飾・絹布・肢躰・病疾・宝貨・器財・食物・樹木・草花・禽獣・魚鱗・蟲介の一九部から成る語彙集「日用字尽」を収録し(増補部分の付録記事を含む)、さらに刊記部分に「十干之図」「十二支之図」「不成就日」を掲げる。 橘正敬書。 【年代】安政六年(一八五九)刊。 [江戸]山口屋藤兵衛板。 【分類】消息科。 【概要】異称『〈文言取遣〉通用案書』。 中本一冊。 本書の奥付に「文化元年八月発行、同十二年一月増補、安政六年七月再刻」の旨を記すように、『安政用文章』の書名は再板時の書名であって、初板本の原題ではない。 前半部「〈取遣文言〉通用案書」は、「年頭披露状」〜「商売向御用承礼状」の一四三通で、四季・五節句・通過儀礼・商取引等の多様な例文から成る。 後半部「〈通用案書〉証文手形案文」は、「店請状」〜「りゑん状」までの証文類二六状から成る。 本文を大字・五行(証文類は六行)・所々付訓で記す。 【年代】万延元年(一八六〇)刊。 [京都]山城屋佐兵衛ほか板。 【分類】消息科。 【概要】異称『〈御家流〉安政用文章大成』『安政用文章』。 半紙本一冊。 「四季之部」「祝儀之部」「商人要用之部」の三部構成で編んだ用文章。 「四季之部」は「年頭状」から「年忘に人を招文・同返事」までの二二通で、四季・五節句の手紙。 「祝儀之部」は「縁談取持致す文」から「病気全快歓之文・同返事」までの二五通で、通過儀礼その他吉事に伴う書状。 「商人要用之部」は「年頭状」から「仕切銀差登す状」までの商用文章一四通。 合計六一通を収録し、うち、年頭状・暑気見舞い・寒気見舞い・婚礼祝儀状については、上下の違いに応じた二、三の例文を載せる。 本文を大字・五行・付訓で記す。 本書は万延元年新刻であるから、書名のように安政末年、改元間近の編集であろう。 【年代】江戸後期刊。 [江戸]品川屋久助板。 また別に[東京]品川屋朝治郎(浅治郎)板(後印)あり。 【分類】消息科。 【概要】中本一冊。 消息例文と証文文例を集録した用文章の一つ。 前半の消息部は、「年始之文」から「米(よね)を賀す文」までの四〇通で、五節句や四季の手紙、通過儀礼、その他吉凶事に伴う手紙から成る。 後半の「諸証文之部」は、「奉公人請状」から「御関所手形」までの一般的な証文文例一九通で、「養育証文」や「離縁状」などを含む。 消息文を大字・四行・付訓、証文類をやや小字・七行・付訓で記す。 前付に「七夕歌づくし」「封状上書高下」「廻状書様」「口上書」「折紙・目録書様」等の書簡作法関連記事(この前付がない版もある)、頭書に「大日本国尽」「百官名」「東百官」「五性名頭字」「十二支・十干」「月之異名」「消息往来」「手紙書様心得」「千字文」「書初詩歌」「三体いろは」「七夕の歌つくし」、巻末に「日の異みやう」「封状上書高下」等の記事を収録する。 【年代】嘉永六年(一八五三)書。 【分類】地理科。 【概要】大本一冊。 「御私領者、藤津東郡能古見郷之内也。 南者、隣諌早私領江岡為境…」で始まる文章で、飯田(肥前国藤沢郡七浦村)の地理的位置、住民、地勢風土、生産物資、さらに名所旧跡や神社仏閣の景趣・由来・縁起等を記した往来。 本文を大字・五行・無訓で記す。 【年代】江戸後期刊。 [江戸]吉田屋文三郎(文江堂)板。 【分類】語彙科。 【概要】中本一冊。 「家名尽」「相性名頭字」「偏冠構字尽」から成る往来。 「家名尽」は「糸屋・池田・伊丹…」から始まる二五八の屋号をイロハ順に収めるが、その中には鱗形屋、鶴屋、敦賀屋、永楽屋など、当時実在した板元の名も多く含まれる。 また、「相性名頭字」は木・火・土・金・水の五性毎に男女ともに吉運の名頭字を列記したもので、「偏冠構字尽」は漢字の部首を列挙した字尽である。 上記本文を大字・四行(「偏冠構字尽」は五行)・付訓で記す。 【年代】書写年不明。 【分類】教訓科。 【概要】手習い入門者の手本にしばしば用いられる『難波津』の歌(「難波津にさくやこの花冬ごもり、今を(は)はるべとさくやこの花」)の各音(三一音)を冒頭に据えて詠んだ教訓歌。 第一音が「な」で始まる「何事もやつより学ふ道なれは、こゝろをかけよ高きいやしき」以下三一首を収録する。 筆道・学問から人倫までの諸教訓を説く。 【年代】寛永一七年(一六四〇)作・書。 【分類】歴史科。 【概要】大本一冊。 慶長三年(一五九八)に豊臣秀吉が没し、同五年に関ヶ原戦争が起こるまでの経緯、同合戦の様相と経過、徳川方の勝利と石田三成らの処刑、慶長一九年の大坂の陣に至る経緯、同合戦の様相と経過、同合戦の結末による豊臣家の滅亡と太平の招来までの歴史について記した往来。 要するに、徳川家康が関ヶ原・大坂の両合戦に勝利して太平の世を開いたことを謳歌した内容であり、近世歴史科往来の先駆の一つと見なすことができる。 本文を大字・五行・無訓で記す。 宮崎成身(栗軒)校・跋。 【年代】文政五年(一八二二)跋・刊。 [江戸]学習館板。 【分類】教訓科。 【概要】半紙本一冊。 著者経営の私塾・学習館の門弟のために編んだ童蒙教訓書で、子の成身が出版したもの。 「教の基」「教は早きを尊ぶ」「学問にあらざれば本然の性に復する事あたはず」「学問せずして事足といふは非なり」「為学の法」「格物致知」「修身」「道」「教」「儒」「博学」「審問」など、学問の主旨・心得を二五項にわたって説き示す。 本文をやや小字・一〇行・稀に付訓で記す。 【年代】永仁元年(一二九三)序。 天保(一八三〇〜四四)頃刊。 [京都]銭屋惣四郎板。 【分類】語彙科。 【概要】異称『医家千字文註』。 大本一冊。 天地自然、人体の構造、医薬の歴史、医薬の特徴と効用、鍼灸、健康法などを綴った医学・生理学関係の千字文。 本文を楷書・大字・八行大・無訓で記し、二句毎に詳細な割注を付す。 奥書には惟宗時俊が鎌倉中期(永仁元年)に撰作したとあるが、事実であるかは疑わしい。 【年代】享保一七年(一七三二)書。 【分類】地理科。 【概要】原文は不明だが、高木利太著『家蔵日本地誌目録』(昭和二年)中にあり。 同書によれば、「名所消息往来を三種三様の文章にて或る人のために書き送る体にした名所記で、其中の一種は年中行事式に社寺の祭や祈日を知らせたもの」という。 【年代】文政(一八一八〜三〇)頃書。 【分類】教訓科。 【概要】大本一冊。 種々の格言・俚諺風の心得を羅列して手本としたもの。 「松竹の、代々を重て君が代の、久しかるへき例にも…」で始まる七五調の一文に、まず第一「孝行」、第二「師の教えに背かない」、第三「主の下知に従う」、第四「世間の法を破るな」の四カ条を示し、続いて「兄は弟を憐み、弟は兄を敬え」「年寄の骨折業に、若者の骨おしみ」などの教訓を列記する。 明治初年まで弘前地方で使用された往来物という。 【年代】江戸後期書か。 【分類】教訓科。 【概要】前項と同名、同趣旨だが別内容の往来。 「夫、悪党之徒もの、先寺通を忌嫌ひ、辻屋小路に隠れんぼ、鶏を追廻し、近所隣にあらはれて、親や師匠の世話になり、邂逅(たまさか)寺に来りても、机・文庫をよこに置、顔や手足にすみを塗…」で始まる七五調の文章で、怠学者の生活態度やその不幸な将来を描いて戒めとする。 後半ではそうならないために、礼儀、早起き、正直、勤勉などを諭す。 山口県豊和郡和久村で使用された手本という。 【年代】文政三年(一八二〇)書。 【分類】女子用。 【概要】異称『短歌身の上(たがみのうえ)』。 大本一冊。 文中、「ことに女はほどもなくよそへむかゑてゆく」のであるから、なおさらのこと孝行せよと説き、最後に日々己の心を省みて身持ち正しく生き、「いくよろづよもにぎやかに目出度春を送るべし」と結ぶ。 文政三年写本は、本文を大字・七行・無訓で記す。 【年代】天保一四年(一八四三)刊。 [江戸]山崎屋清七ほか板。 【分類】語彙科(節用集)。 【概要】異称『意見早引大善節要』。 中本一冊。 いわゆる一般的な節用集とは異なり、格言・俚諺中の冒頭語やその他の日用語を語彙の第一音によってイロハ順に配列した語彙集。 『節用集』風の体裁で語句を大字・七行・付訓で記し、語彙のほとんどに教訓色や滑稽味を帯びた戯文調の割注を施す。 例えば、「イ」項「衣服」には「びれいなるは人のにくしみをうけるもと也」とある。 本文中または頭書に庶民風俗画を配し、また巻末には「遠類は近隣に如かず」「堪忍」「三患(富貴がもたらす三つの災い)」等の教訓や、日用生活上の心得を記した「毎日食事の心得」を載せる(後半部はやや小字・八行・付訓)。 【年代】宝永三年(一七〇六)序・刊。 [京都か]梅村某板。 【分類】女子用。 【概要】異称『以佐免草』『諌草』『愚蒙いさめ草』『〈教訓〉意散迷艸』。 大本二巻四冊、後に二巻二冊。 自らの亀鑑として、また子孫の教訓のために「聖賢ノ金言佳句」を集めて編んだ童蒙用教訓書。 上巻に一三一項、下巻に九六項の合計二二七項を収録する。 主に、学問・教育の大切さや儒教倫理、金銭の価値、その他日常生活の心構えなど諸般の内容に及ぶ。 本文をやや小字・一二行・稀に付訓で記す。 本書には、挿絵数葉を含む絵入り本もあるが、天明二年(一七八二)再板本では挿絵が削除された。 なお、本書初板本には作者・板元名とも無記載だが、『正徳五年書目』には板元に「梅村」とあり、『享保一四年書目』は作者を勝田祐義とする。 【年代】明治一一年(一八七八)刊。 [名古屋]万屋東平(栗田東平・蘇香・慶雲堂)板。 【分類】社会科。 中本一冊。 巻頭に、太政大臣・三条実美の名で公布された明治六年七月の太政官布告を掲げる。 本文を楷書・小字・一二行・所々付訓(稀に左訓)で記す。 【年代】江戸後期書か。 【分類】地理科。 【概要】「きのふ石山え詣まいらせ候道すから、野山の風景おもしろく、殊に彼等は類ひなき古跡にて、昔上東門院につかへ給ひし紫式部…」で始まる女文形式で、石山寺近辺の名所や景趣・故事などを略述した往来。 三井慎斎寺子屋で使用された手本という。 【年代】江戸後期書。 【分類】地理科。 【概要】異称『石山まふて』。 横本一冊。 「隅田川詣」「都詣(都往来)」とともに合綴された往来で、次項とは別内容。 地理科・参詣型往来の体を装うが、実質は『源氏物語』の由来に終始した内容で、石山寺についての地理的記述はほとんど見られない。 【年代】江戸後期書。 【分類】地理科。 【概要】大本一冊。 石山寺(滋賀県大津市)への参詣を想定して、近江八景などの景観を略述した短文の往来。 同題だが前項とは別文。 「池のおもに照す月なみをかそへ候得は、無程秋の最中に移り候まゝ、徒に眺なんも本意なき石山寺に詣…」と筆を起こし、「…三井の晩鐘もつけ渡候まゝ、又野伏と帰候。 穴賢」と結ぶ。 本文をやや小字・一〇行・無訓で記す。 【年代】江戸中期書か。 【分類】語彙科。 【概要】異称『衣食住・家財・五穀〈并〉魚鳥・草木・虫獣計見字尽〈附人倫門・支躰門〉』。 大本一冊。 羽後仙北郡金沢西根村(現・秋田県横手市)で使用された『字達集』と題した手本の冒頭に所収。 「凡衣服・染色・家財・五穀并ニ山海之魚鳥・草木・虫獣ニ至迄可取扱文字、先、衣類者素袍上下、肩衣、袴、小袖、被袷、単物、帷子、布子、羽織、夜着、蒲団、蚊帳、浴衣、帯、頭巾、帽子…」と起筆し、タイトルに示された衣食住関連の日用語を列記した往来。 虫獣類の語彙を列記した後で、「右大概任思出書畢。 終」と結ぶ。 本文を大字・四行・無訓で記す。 【年代】明治七年(一八七四)刊。 [東京]丸屋正五郎板。 【分類】語彙科。 【概要】異称『〈維新〉漢語往来』。 中本一冊。 明治初年までに数種板行された『漢語往来』の一つ。 ほぼ手紙の冒頭から書止までの順に従って書簡用語を列挙した文章中に時候・人称、学問、人倫や社会生活全般に関する語彙を多く織り込む。 本文を大字・五行・付訓で記し、任意の語句に左訓や割注を施す。 堀川庫次書。 岡本鶴斎序。 【年代】明治一〇年(一八七七)序・刊。 [奈良]惜陰書屋(堀川慶造)蔵板。 【分類】社会科。 【概要】半紙本一冊。 文明開化期の社会を象徴する語彙を列挙した『千字文』型教科書(全九九二字)。 「方今開化、六合推移、万邦比隣、交際多端、宇宙静謐、黔首安穏、億兆競起、陋習廃去…」と起筆して、まず天地全般の語句を掲げ、世界における日本の位置を示し、続いて明治初年の政治・行政・文化・産業・国民生活・風俗・治安・貿易・学問の状態を縷々述べる。 特に文明の象徴とされた鉄道・蒸気船・電信・博覧会・写真・種痘・断髪・翼傘(こうもりがさ)・帽子・洋服・靴・椅子・煉瓦・ガラス・証券・印紙・窮理学などの語彙を列挙する。 末尾では奢侈を捨てて倹約に努め、無益な遊戯に耽ることなく世の模範たるべく切磋琢磨せよと諭す。 本文を楷書・大字・四行・付訓で記す。 佐瀬得所書。 許山寒士序。 【年代】明治一二年(一八七九)序・刊。 [東京]河井源蔵(有則軒)板(明治一八年求板)。 【分類】消息科。 【概要】半紙本一冊。 近代社会における交際・儀礼、家事経済から社会生活に及ぶ公私諸用件の豊富な例文を盛り込んだ用文章。 「年始之文」から「依頼引受報告文」までの一〇八通を収録。 書状配列は、明確な季節順や内容別にはなっておらず、概ね関連の書状を羅列したもので、しばしば同一主題について複数の例文を掲げるのも特徴。 各例文を大字・四行・付訓(漢語に左訓)で記す。 頭書には本文に関連した類語・類句を列挙するほか、巻末に「月之異称」を掲げる。 渡辺菊寿校。 菊池晁塘書。 【年代】明治七年(一八七四)刊。 [三島]小西又三郎(小西章・栄樹堂)板。 【分類】地理科。 【概要】異称『〈小学教授〉伊豆地理往来』。 半紙本一冊。 「東海道の伊豆の国、北緯三十五度にして、乾に富峰(ふじ)の高嶺をうけ、北に函嶺(はこね)の嶮を負ひ、三面海を環らして…」で始まる七五調・美文体で伊豆方面の地理を記した往来。 まず伊豆国の管轄範囲・地勢・人口・風土等の概略を示し、伊豆国第一の都会である三島町から初島までの主要地の地理・産業・文化・沿革などを紹介する。 本文を大字・五行・付訓で記す。 また明治一五年改正版では、本文上欄に「明治九年足柄県廃県、静岡県ニ合併」「人口明治十年五月調」などのようにその後の動向や推移を注記する。 巻頭に「伊豆国宿町村名」(一覧)を掲げ、巻末に折込の伊豆国全図(色刷り)を付す。 【年代】文政一三年(一八三〇)書。 【分類】合本科。 【概要】半紙本一冊。 『和泉名所』以下三本を合綴した手本。 いずれも大字・四行で、『和泉名所』のみ無訓、他は付訓で記す。 『和泉名所』は「陽春之弥生中はも長閑にて、我住国の寺院・古跡一見仕度、近隣之一両輩令誘引、先茅渟(ちぬ)之浦浜寺より出懸候…」で始まる文章で和泉国内の名所とその故事などを紹介した往来。 「抑、百性を指て御宝の民と仰とかや。 春夏秋冬、七十二侯、時節之応変を考、営むへき条々常々存知事なれども、愈能(いよいよよく)童蒙ニ覚さしめんがため次第不同を厭ず愚なる筆にまかす…」と起筆して、農作業の身支度、四季の変化に応じた耕作手順と必要な道具、栽培すべき作物、折々の心得、また収穫期の検地・納税までを述べて、「…千秋万歳、万々歳、仏神加護、弥増ニ君の恵ぞ難有々々」と結ぶ。 東西軒書(天和三年(一六八三)板)。 【年代】室町前期作。 古写本は寛正二年(一四六一)書。 刊本は天和三年刊。 [京都]小河多右衛門板。 【分類】古往来。 寛正二年写本『冷水往来』(陽明文庫蔵)は大本二巻合一冊。 天和三年刊本は大本一冊。 南北朝時代、延文〜応安(一三五八〜一三七二)の頃に作られた古往来。 各月往返二通、一年二四通の手紙文で構成され、各手紙文中に、撰作当時の社会生活に必要とされた類別単語集団を含むのが特徴。 単語は、仏教(一二二語)、漢文・文学・教養(四六一語)、人倫・職分職業(三二語)、衣食住(二二二語)、武具(七七語)、雑(二四語)、計九三八語に及ぶ。 天和三年刊本は本文を大字・六行・無訓(例外的に付訓)で記す。 【年代】文政五年(一八二二)刊。 [江戸]西宮新六(翫月堂・春松軒)板。 【分類】地理科。 【概要】中本一冊。 江戸・品川を発って伊勢へ向かう道中のうち、四日市(三重県四日市市)の追分から伊勢街道を通って伊勢神宮に至る行程を綴った参詣型往来。 伊勢までの行程は、文化三年(一八〇六)刊の『東海道中膝栗毛』五編下および五編追加とほぼ同じで、四日市追分、白子、上野、津、松坂、小畑(小俣)、中河原、山田と歩を進める。 伊勢では、『膝栗毛』が繁華街の妙見町、古市を先にして、内宮、外宮の順に回るのに対し、本書では外宮、内宮、妙見町、古市に至る通常の参詣順となっている。 また、『膝栗毛』のような滑稽味を払拭するが、取り上げた名所旧跡は同様で、四日市追分、白子、津、小畑、中河原、山田から外宮に入り、五十鈴川を渡って内宮へ至るまでの各地を紹介する。 旅人の投銭を三味線の撥で受け止めるというお杉・お玉や、沿道で袖乞いする女・子どもの様子にも触れる。 「伊勢参宮記行之事、先、東海道筋品川より勢州四日市迄之道之記者、数多道中記に委敷故省略畢…」で始まる本文を大字・五行・付訓で記す。 巻頭に「伊勢参宮道中図会」を掲げる。 【年代】嘉永(一八四八〜五四)頃書。 【分類】地理科。 【概要】大本一冊。 同題だが次項とは異文。 京都を出発点とし、伊勢神宮を終着点とする道中記風に、京都より伊勢神宮までの沿道の地名・名所旧跡の景趣などを詠みこんだ往来。 「実も都を立出て、東の空も白川に、日の岡峠名はかりは、しる谷こへて朝草を、追分過て相坂の…」で始まる七五調・美文体で綴る。 【年代】江戸後期書。 【分類】地理科。 【概要】折本一帖。 前項『伊勢道中』と同様に、京都から伊勢神宮までの沿道の名所旧跡風景や寺社縁起等を記した異文の往来。 無題の折手本中に「消息」「数字」「単位」「証文」に続いて収録する。 半折(一頁)に大字・二行・無訓で綴る。 【年代】江戸後期書か。 【分類】地理科。 【概要】「御参宮被成候よし、天気もよろしく、道すがら克御慰と存まいらせ候…」で始まり「…御退屈之御事長途の御草臥も如何と存まいらせ候へは、筆留まいらせ候。 かしく」と結ぶ七五調の女文で、日野岡峠・渋岩・逢坂・大津から伊勢神宮までの行程と伊勢神宮の景趣などを略述した往来。 次項とは異本。 【年代】江戸後期書か。 【分類】地理科。 「神風や、伊勢の内外の御宮居は、日の本第一の宗廟にておはしませば、我朝の貴賤いづれか此御神の御恵蒙ぶらざらんや…」と筆を起こして、伊勢神宮までの名所を紹介したもの。 早朝に京都・白川を出発し、蹴上の水・粟田山天智天皇陵・安祥寺・走井の水・逢坂から近江八景方面までの名所旧跡とその景趣・縁起由来・古歌を記す。 末尾を欠くため、伊勢神宮に関する記述内容は不明。 八木利愛跋。 【年代】天明六年(一七八六)序・跋・刊。 [京都]菊屋長兵衛(文生堂・今井長兵衛)板。 また別に[京都]田中屋宗助(田中宗助・煥章堂)板あり。 【分類】地理科。 【概要】異称『かな文伊勢詣』。 大本一冊。 「神風や伊勢の内外の御宮居は、日の本第一の宗廟にておはしませば…」と書き始め、伊勢神宮は日本第一の神社であるから貴賤老若を問わずに参拝すべき旨を強調し、次いで、京都白川より粟田・鈴鹿などを経て伊勢神宮に至る沿道の名所旧跡、ならびに同神宮の景趣・由来・縁起などを七五調・美文体で記した往来。 地理科往来の都路型と参詣型を折衷したような本文を大字・四行・無訓の手本様に綴る。 【年代】正徳三年(一七一三)刊。 [京都]田井利兵衛板。 【分類】女子用。 【概要】異称『万葉伊勢物語』。 大本一冊。 『伊勢物語』を本文に据え、「よみくせ、注釈をくわへ、頭書には女中諸礼躾方、其外常に用ゆへき事を集め」た往来。 『伊勢物語』本文はほとんど仮名書きで、やや小字・一三行・稀に付訓で記すほか、随所に細字の略注を付し、さらに多くの挿絵を掲げる。 【年代】江戸後期書。 【分類】地理科。 【概要】常陸国久慈郡磯湊およびその周辺の景趣・名所旧跡・神社仏閣などについて記した往来。 「歳比之願望にて、此度、常陸国久慈郡、村松虚空蔵へ参詣いたし候に付、那珂湊、磯の浜は其近きあたりにて、さしも謂ある神社・仏閣も多く…」と筆を起こし、目標を一つに定めずに、いくつかの名所旧跡を歴訪する形式で綴る。 【年代】江戸後期書。 【分類】教訓科。 八一歳のある老人が子どもに聞かせる教訓として綴ったもので、「或人の閑居と相見へ候家根之笹葺きに、外は自然の竹垣に、十四、五歳成る少人独つかはれて…」と筆を起こし、自らの体験の反省から、幼時よりの手習い・学問の大切さを説く。 かの老人は、幼少時に手習いが嫌いで、悪戯や悪行に耽けっていたため、この年になっても書物や手紙も読めず、きちんと話をすることもできないと、自らの後悔を述べる。 守忠(生々堂)画・跋。 【年代】明治初年刊。 [大阪]実行舎(神戸三藤か)板。 【分類】女子用。 【概要】異称『一行一言〈附〉あづま立』。 半紙本一冊。 富士講初代教主・一行花が富士講の教えに基づいて説いた女子教訓書。 「縫針の芸能」や女子の心持ち(和順・礼儀・柔和・孝行・貞節等)、また色欲に耽るな、信を破るな、家を乱すな、人を誹るなの四つの戒めを守り、天下泰平、国土安穏を朝夕祈るべきことを諭す。 巻末の「東立」は、「いともたふとき参鏡(みかがみ)の、をしえの道をてらしたる、食行そんしと申せしは…」で始まる七五調の文章で、食行身禄が享保一八年(一七三三)六月の断食から七月に入定するまでの逸話を記したものである。 いずれも本文を大字・六行・付訓で記す。 【年代】嘉永元年(一八四八)書。 【分類】教訓科。 【概要】岡山県邑久郡豊原村地方で使用された往来物。 本文の末尾を欠くが、冒頭に人間は生まれながら貴いのではなく、道を学ぶのが人たる所以である旨を述べ、続いて生涯の吉凶・善悪は学と不学とにあること、学問の本質を見失わないことなどを説く。 伝本は零本で、「生れなからにして貴きものなし。 人として学ばざれば川を渉りて橋無が如し、空を凌いて翼なきが如しと云り…」で始まる冒頭部分のみが伝わる。 長谷川光信(永春・庄蔵・松翠軒・柳翠軒・梅峯軒)画。 【年代】享保一四年(一七二九)序。 享保一五年刊。 [京都]植村藤次郎(伏見屋藤次郎・藤治郎・錦山堂・通書堂・玉枝軒)板。 【分類】消息科。 【概要】異称『一代書用』『一代書用文集』『〈増補〉一代書用文集』。 大本一冊。 最も例文が豊富な用文章の一つ。 例文中の割注や説明文に関連知識を多く盛り込み、各種語彙集など付録記事も多彩で、一種の生活百科の趣を持つ。 収録書状数は一部、口上書や往来物を含み合計二二二通(一部の例外を除き全て往状)を収録し、それらを「佳節門」以下一〇門に分類する。 一〇門の概要は「佳節門」(「年始披露状」以下三二通)、「祝儀門」(「婚礼状」以下二六通)、「宮室門」(「賀棟上」以下九通)、「遊興門」(「花見催文章」以下一七通。 ただし末尾「京内参」は往来物)、「寺社門」(「年忌の文章」以下一八通)、「凶儀門」(「弔状」以下二〇通)、「花木門」(「牡丹の文章」以下六通)、「雑章門」(「振廻(ふるまい)の文章」以下五一通)、「工商門」(「具足屋え遣文章」以下四〇通)、「三教門」(「忠孝君父文章」以下三通)である。 各例文をやや小字・九行・付訓で記し、例文中随所に掲げた割注は詳細で、語注・類語・異名や書簡作法・用語を中心に、年中行事、故実、風俗習慣、通過儀礼、信仰、妙薬、礼法、気象などに及ぶ。 さらに、前付・頭書には「七芸十能の図」「篆字篇冠」「和語童蒙訓」「居判(すえはん)の要書」「和漢人物略伝」「六芸細釈」「正俗文之誤」「名乗重宝記」「見人相事」「書面走廻用字(魚類・貝・虫蛇・禽鳥・獣・食火・衣服・道具・草木・支体病疾・宮室・時令・天地・言語(げんぎょ)の一四部。 最後の言語部のみイロハ引き)」「六々貝歌仙」「日本国尽」、また『和漢三才図会』からの抜粋である「外偏国」や全国各地の主要な年中行事を集めた「年中行事并産物」、「証文手形かゝ見」などを収録する。 【年代】弘化三年(一八四六)刊。 [大阪]広嶋屋伊助ほか板。 【分類】消息科。 【概要】異称『〈御家流〉一代用文章』『商家用文章』。 半紙本一冊。 同書前半の書状に、「出火見舞状」から「取替銀催促状」までの二八通の商人用文を追加し、合計六二通を収録。 天保板の収録書状は四季や吉凶事に伴うものばかりであったが、本書において商取引上の書状が多く収録され、名実ともに「商家用文章」となった。 末尾に文慶堂の跋文(書肆・三省堂主人の依頼によって揮毫した旨を記す)を付す。 また後半に「借用申金子之事」〜「里子預り一札」の一〇通の手形証文文例を載せる。 本文を大字・五行(証文類は六行)・付訓で記す。 天保板巻末の「国尽」は本書において削除され、巻頭に「士農工商」および「書のこと」、巻末に「十干・十二支」を掲げる。 山崎明矩跋。 【年代】宝暦六年(一七五六)刊。 [大阪]本屋又兵衛(文魁堂)板。 【分類】消息科。 【概要】横本一冊。 一年の各月にふさわしい消息文例二四通(往復文ではないが各月二通ずつ)を収録した手本。 年頭挨拶状から始まり、庭の梅の色香を問う手紙や五節句祝儀状、祇園会に際し上京の同伴の希望を述べた手紙、また、暑中見舞い、寒中見舞いなどの時候の手紙のほかに、殿への謁見の心積もりを知らせる文や、唐船入津による安価な薬種の注文を促す手紙、筆算の達者な手代の依頼の了承を伝える書状、さらに、初節句・元服・婚礼・被衣初など通過儀礼に伴う祝儀状を含む。 本文を大字・五行・無訓で記し、巻末(または巻頭)の「一年帖釈文」に主要語句の読み方を示す。 また、巻頭(または巻末)に書簡作法全般について記した「書札式」を載せる。 【年代】嘉永五年(一八五二)作。 文久三年(一八六三)刊。 [江戸]和泉屋金右衛門板。 また別に明倫館板あり。 【分類】教訓科。 【概要】異称『一騎歌尽』。 特大本または大本一冊。 「楠公の教へには、身正直に邪欲なく、義をよく守り死を忘れ、上を敬して下をなで、大事に臨み動かぬは、是こそ上の武士としれ…」で始まる七五調の文章で、戦場に向かう武士の心得、山河原野での戦い方、戦術・兵法、軍事の要務などについて記した往来。 七・五を一句とする全三七三句からなり、七・五の句切りによって上下二段に分けて掲げる。 巻末に戦闘時の心得や軍事について補足した「附歌一篇」を付す。 文久三年・和泉屋金右衛門板ならびに同年・明倫館板ともに、本文を楷書・大字・七行・付訓で綴る。 「武具短謌」は山鹿素行(高祐・高興・子敬・甚五左衛門)作。 【年代】文久三年(一八六三)刊。 練武館蔵板。 【分類】教訓科。 【概要】異称『一騎歌尽〈并ニ武具短歌〉』。 中本一冊。 「一騎歌尽」と「武具短謌」から成る往来。 「一騎歌尽」は、文久三年板『一騎謌尽』(前項)に同じ。 また「武具短謌」は、「それ武具は鐙、腹巻、太刀、刀、冑は筋や星冑…」で始まり、甲冑・干盾・刀槍・弓弩・火炮以下の武具・馬具の名称や部品名などを七五調で列挙した往来。 なお元治二年(一八六四)の加藤熈自序を付す無刊記本(異板)もあり、界線等に異同があるが、いずれも本文を楷行書・やや小字・七行・付訓で記す。 歌川貞房画(以上『国書総目録』)。 【年代】享和三年(一八〇三)刊。 [江戸]西村屋与八板(文化一四年(一八一七)刊)。 【分類】教訓科。 【概要】異称『〈文化新撰・一休蜷川〉狂歌問答』『〈頭書〉狂歌問答』。 中本一冊。 一休和尚と武士・蜷川新右衛門元春がほぼ交互に詠み交わす狂歌に仮託して編んだ教訓。 「門松はめいどのたびの一里づか、馬かごもなくとまり屋もなし」に始まる前半五〇首を二人の狂歌問答(ただし一首は光明皇后の詠歌、末尾の一首は上の句蜷川、下の句一休)とし、「雨漏ぢより無漏ぢへかへる一休(ひとやすみ)、あめふらばふれ風ふかばふけ」以下の後半二二首(諸本により異同あり)を一休独吟の狂歌とする。 頭書には、神儒仏三教一致に基づく教訓「捷径(ちかみち)をしえ草」を載せる。 寛文八年(一六六八)刊『一休咄』以後、問答で本領を発揮する一休の逸話は多数の読み物となったが、そのような一休の絶大な人気が生んだ往来物といえよう。 和泉屋板は本文を大字・八行・付訓で記す。 【年代】明治一三年(一八八〇)刊。 [大阪]吉岡平助板。 【分類】産業科。 【概要】中本一冊。 「夫、商売は物品を交易し有無を通する業にして…」と起筆して、多数の商業関連語と若干の商人心得を盛り込む。 所載語彙は、順に帳簿類、金融・通貨、価格、運輸、飲食品、布帛(国内名産)、衣類、染色(染模様)、武器・馬具、舶来品、金属、器財、文具、玉石、工芸品、日用品・食器・諸道具、薬種・香具・絵具、穀物、野菜・果物、海草、茸類、鳥獣・魚介類、虫類等で、以下、国内各地の物産を詳述する。 さらに、これら名産品の検査・出荷・流通までの手順に触れたうえで、商家子弟の目標や心得を諭して結ぶ。 本文を行書・大字・五行・無訓で綴り、巻末に楷書・小字・一三行・付訓の本文を再録する。 頭書「商家心得」に、「廻船送り荷の証」以下、各種証文類の例文を示す。 なお、巻頭「博物館内列品之図」と巻末本文再録部は銅版印刷である。 【年代】明治一三年(一八八〇)刊。 [大阪]吉岡平助板。 【分類】産業科。 【概要】中本一冊。 和漢の農業の由来や農業が国家の基である所以などから書き始め、余暇における手習い・学問の出精、用水・耕地・地味など四季耕作のあらまし、四季時候の作物、整えておくべき農具、西洋舶来の農機具、貿易・通商、主要国産品、五畿七道・道府県、租税、諸職・諸商売、農民心得までを述べる。 頭書「農家心得」には一一章に分けて農家子弟に必要な知識・心得を説く。 なお、巻頭挿絵(農耕図・田畑潅水之図)も銅版刷である。 岸田吟香校・序。 佐瀬得所書。 【年代】明治一三年(一八八〇)再刊。 [東京]武田伝右衛門(文永堂ほか板。 【分類】消息科。 【概要】異称『雅俗一新要文』。 半紙本一冊。 「賀新年文」以下四四通を収録した手本兼用文章。 上巻はほぼ季節順に日用文章を、下巻は「雑文之部」として「婚姻を賀する文」「出産報知之文」「金子借用文」「家相之吉凶を問ふ文」「孝子之写真を贈る文」「伊勢参宮を催す文」など用件中心の書状を載せる。 本文を大字・四行・付訓で記し、漢語にしばしば左訓を施す。 再板本の刊記によれば初刊は明治八年頃である。 【年代】天保六年(一八三五)再刊。 [仙台]伊勢屋半右衛門板。 【分類】消息科。 【概要】中本一冊。 「年頭披露状」〜「病中見廻之文・同返事」の五一通(同書の目次には最後の六通を記載せず)を収める。 巻末に「時候之差別」「書簡上中下之差別」「様之字之事」など関連記事を追加する。 【年代】江戸後期刊。 [江戸]藤屋棟助(鶴仙堂)板。 【分類】消息科。 【概要】異称『一筆』。 小本一冊。 前半部「諸状案文」と後半部「手形証文」を合綴した用文章。 「年始之文」から「帰国之上土産配る文」までの消息例文三八通と、「店請状」から「御関所通手形」までの証文文例一四通を収録。 本文を大字・五行・所々付訓で記す。 見返に「二十四孝」のうちの車胤・孫康の図を掲げ、巻末に「諸国御関所附」を載せる。 青木臨泉堂書。 【年代】文化一一年(一八一四)刊。 [江戸]英屋平吉板。 【分類】消息科。 【概要】異称『〈世俗通用〉一筆啓上』『早引用文』『早引用文章』。 式亭三馬編でも大本・半紙本・中本・小本など多様な判型で何度も出版されたほか、編者の異なる同題の異本も多く、また、他の用文章に模倣されるなど、江戸後期で最も影響力のあった用文章である。 文化一一年板は中本一冊で、「年始の文」から「豊年満作を祝寿(いわいことぶ)く文」までの六九通を収録し、五節句や四季行事、人間一生の慶事や凶事、その他諸用件の手紙などを載せる。 例文中には当時の江戸庶民の風俗を彷彿させる記事が多く、また、「遊女狂ひする人を戒る文」「大酒する人を戒る文」は特に長文で教訓色が強く、一種の教訓科往来である。 本文を大字・五行(証文類は六行)・所々付訓で記す。 さらに、用文章のほかに書簡に頻用する消息用語集(連綿体)である「略字」と、「借用申金子之事」以下一一例の証文類文例を載せる。 なお、弘化二年(一八四五)求板の布袋屋市兵衛板や刊年不明の北条忠兵衛板では、匡郭をなくすとともに式亭三馬撰作を隠蔽して「梅泉堂筆」と記すように、改竄本も多数板行された。 板種が頗る多く、文化一一年板・文政二年(一八一九)板・文政六年板・文政一三年板・天保五年(一八三四)板・天保一一年板・弘化四年・嘉永三年(一八五〇)・嘉永七年板・万延元年(一八六〇)板・元治元年(一八六四)板・慶応四年(一八六八)板がある(慶応四年板で一二刻)。 【年代】嘉永五年(一八五二)刊。 [江戸]吉田屋文三郎ほか板。 【分類】消息科。 【概要】異称『永代用文』。 中本一冊。 「年頭披露状」から「年賀を祝す文」までの六六通を収録するが、このうち「転宅怡之文」以下三六通が増補部分。 例文は五節句や四季、通過儀礼に伴う書状などで、後半に「金子借用証文」から「御関所通手形」までの証文類(「離縁状」を含む)一一状を載せる。 消息文は大字・五行(証文類は六行)・所々付訓で記す。 【年代】安政三年(一八五六)再刊。 [江戸]三河屋善兵衛(池多善兵衛・大栄堂)板。 【分類】消息科。 【概要】異称『〈御家〉年中手紙の文』『〈御家〉年中手紙案書』。 中本一冊。 「年始の文」から「家督悦之文」までの消息文例二一通を収録した用文章。 五節句に伴う書状や、吉事・凶事その他の雑事に関する手紙から成る。 本文を大字・五行(証文類は六行)・所々付訓で記す。 巻末に手形証文五通(店請状之事、奉公人請状之事、永代売渡申す家屋敷之事、借用申金子之事、差上申手形之事)と「諸国御関所附」を付す。 【年代】安政五年(一八五八)以前刊。 [江戸か]刊行者不明。 【分類】消息科。 【概要】異称『〈文言取遣〉通用案書』。 中本一冊。 題簽題と目録題の不一致、目録と本文例文の数の不一致など不備な点も目立ち、海賊版とも思われる。 実際に集録されている例文は「年頭披露状」から「医師へ断申遣す文」までの合計七八通(文化板『〈取遣文言〉通用案書』の前半部に相当)で、収録された例文内容は文化板と同様である。 本文を大字・五行・稀に付訓で記す。 【年代】慶応二年(一八六六)以前刊。 [江戸]森屋治兵衛板。 【分類】消息科。 【概要】異称『〈世俗通用〉一筆啓上』。 中本一冊。 「年頭披露状」以下一九題往復三八通の消息文例を収録した用文章。 相手の尊卑・上下に適した年頭状や、五節句祝儀状など四季に伴う書状が大半で、一部、夷講・髪置き・出産・死亡・火事など吉凶事の例文も載せる。 式亭三馬作を明記しないため、海賊版と思われる。 なお、謙堂文庫本には「慶応二丙寅」の書き入れがある。 【年代】天保一四年(一八四三)以降刊。 [江戸]山城屋平助(松栄堂)板。 【分類】消息科。 【概要】異称『〈当時通用〉一筆啓上』。 中本一冊。 「年頭披露状」から「悔申遣す文」まで七九通と「金子借用証文」〜「御関所手形」の証文文例一一通を掲げる。 本文を大字・五行(証文類は六行)・所々付訓で記す。 【年代】天保三年(一八三二)再刊。 [山形]北条忠兵衛板。 【分類】消息科。 【概要】異称『〈世俗通用〉一筆啓上』『用文』。 中本一冊。 江戸板と山形板の二様あるがいずれも、オリジナルとは異なり無郭。 「年始の文」から「豊年満作を祝寿(いわいことぶ)く文」までの五二通を収録する。 五節句・四季行事等の手紙、通過儀礼に伴う祝儀状、不幸事への見舞状、その他諸用件の手紙の順に掲げ、本文を大字・五〜六行・付訓で記す。 末尾に消息用語を列挙した「略字大概」と、「借用申金子之事」以下一一通の手形証文文例を載せる。 なお、本書とは別に梅泉堂筆の『一筆啓上』(小本)が江戸・玉泉堂から出版されている。 凌雲堂書。 【年代】弘化四年(一八四七)刊。 [江戸]森屋治兵衛板。 【分類】消息科。 【概要】小本一冊。 基本的な構成は、前半の消息文例(「年始之文」〜「豊年満作を祝寿く文」の四七通)と後半の証文類(「金子借用証文」〜「御関所通証文」の八通)。 巻末広告にも「大本・中本・寸珍本」と各種判型を紹介するが、本書は寸珍本で、中本版と比べて、消息文例で約二〇通(「潮干帰宅後礼申遣す文」「嫁むかへたる人の親に遣す文」等)、証文類文例で三通(「家屋敷永代売渡証文」等)ほど削除したほか、巻末の「略字大概」も全て省いてある。 【年代】明治一〇年(一八七七)序・刊。 [東京]松坂屋金之助(佐野金之助・積玉堂)板。 【分類】消息科。 【概要】異称『開化一筆文章』。 中本一冊。 「年始之文」から「芝居誘引之文」までの短文の消息文例三七通を収録した用文章。 いずれも二〜四行程度の短文で、季節に伴う手紙文よりも、諸事に関する祝儀状・案内状・誘引状・依頼状・見舞状などが多い。 本文をやや小字・八行・所々付訓で記す。 巻頭に二丁分の漢語・俗語・畳字などの用語集を収める。 【年代】文化(一八〇四〜一七)頃刊。 [江戸]花屋久治郎板。 【分類】消息科。 【概要】一名『田舎用文章』。 中本一冊。 書名の如く短文の祝儀状のみを集めた用文章。 移住(わたまし)・家督相続・平産・旅行・婿取・嫁取・元服・養子・袴着・帯解を賀す文の一〇通を収める。 本文を大字・四行・付訓で記す。 書名に『田舎…』としたのは、農家でも佳節には祝儀状を書くべきとする意識から最低限の例文を集めたためであろうか。 なお、文化一〇年板『堀内詣』(花屋久次郎板)広告中に『田舎用文章』の書名が見えるので、文化頃の刊行と思われる。 【年代】宝暦八年(一七五八)刊。 [江戸]須原屋四郎兵衛板。 また別に[江戸]須原屋茂兵衛板(後印)あり。 【分類】産業科。 【概要】大本一冊。 「改暦之慶賀不可有際限候」で始まり、「猶、来陽目出度可申述候。 恐惶謹言」で結ぶ全文一通の手紙文(新年書状)に約一〇〇〇語の語彙を収録する。 本文を大字・四行・付訓で記し、種物(穀類)、青物・山菜類、樹木・果実・草花類、農具・機具類、養蚕、農業施設、肥料、天候判断、水損・風損その他被害、地方・検地関連、四季耕作、五人組その他法規類、農村の秩序や風紀・相互扶助、年貢、村役人の心得、公事訴訟、農村経営全般、交通・夫役、祭礼・神楽・芸能、宗教・法事・神事、農民の衣食住と生活心得、魚介類、衣類、年中行事および正月飾り、家財・調度・諸道具類など、農事・農村経営・農民生活に関わる語彙を網羅する。 なお、本文後半では、諸商売・諸職業の名称も随所に散見される。 本書は、類書中最も記述内容が広範かつ詳細であり、主に村役人など郷村支配に関わる階層の子弟用に編まれた往来であろう。 【年代】文化(一八〇四〜一八)頃刊。 [江戸]西村屋与八板。 【分類】消息科。 【概要】異称『〈農家〉消息往来』。 中本一冊。 高井蘭山編の異本『消息往来』の一つ。 本文冒頭が「農民日用書状、手紙、返書、返書之文通、先、改年之御慶…」で始まる全文一通の文章に、農家日用の語句を盛り込んだ往来。 収録語彙はほぼ手紙に登場する順に、四季時候の言葉、相手の安否を問う言葉や相手の祝儀を慶ぶ言葉、己の相変わらざるを伝える言葉、農村にふさわしい一二月毎の文面(月々の農作業や農耕生活に関する語彙を多く載せる)、さらに年貢貢納や公事訴訟などの公民関連語彙、また、農民心得や農具・家財・諸道具全般の名称を列挙し、最後に農業の際に手習い・学問を学び、人たる道を行うべきことを諭す。 本文を大字・五行・付訓で記す。 巻首に「農家児童算術の図」と「文通上下の心得」を掲げる。 【年代】文化四年(一八〇七)書。 【分類】地理科。 【概要】異称『伊奈形状』。 「抑、伊那郡境続五国二郡、先東、甲斐、根高、前岳、釜沢之峰、白根雪…」で始まり「…其外巨細不遑毛挙。 仍如件」と結ぶ準漢文体の文章で、信濃国伊那郡を中心に隣接諸国・諸郡の地理を記した往来。 地名や主要交通路、宿駅、村名・河川名、地域の産物(魚類、樹木、鳥獣、山菜・青物、穀類、果実、草花、大工道具、細工物等)のあらましを述べる。 【年代】文化八年(一八一一)頃書。 【分類】地理科。 【概要】横本一冊。 文化八年頃書『往来物集録(仮称)』中に合綴。 笠舞の茄子・大桑村麻宇堂の薄(すすき)・野田の桃雲寺・寺地山の卜治(しめじ)…のように、金沢とその周辺、山間部に及ぶ名所や名産品を列挙する。 本文を大字・六行・ほとんど付訓で記す。 【年代】鎌倉時代作。 康永二年(一三四三)書。 【分類】古往来。 【概要】異称『尊円親王十二月文章』。 巻子本一軸。 貴族・武家間の日用消息文を綴った古往来。 「若宮参詣につき浄衣・馬の借用状・同返事」(一月状)から「歳暮につき薗湯招待状・同返事」(一二月状)までの各月往復二通の合計二四通を収録する。 楷書に近い行書体・一行八字・無訓で記す。 謙堂文庫本が唯一の伝本で、同書の由緒書きによると、文政元年(一八一八)一〇月に内藤備前守に謁見の際、馬吉(旧蔵者)が「御家流熱心之儀」につき拝領した一巻であった。 松川半山画。 【年代】天保一四年(一八四三)刊。 [大阪]河内屋喜兵衛板。 また別に[大阪]河内屋長兵衛板あり。 【分類】教訓科。 【概要】中本一冊。 『今川状』の本文を四七段に分け、大字・六行大・付訓で掲げて細字の注を施し、また、本文の大意を象徴する挿絵を頭書に置く。 本文の漢字の多くに振り仮名、また、返点で後から読む漢字に左訓を施す。 注釈は跋文にあるように、武士の教訓を町家・農家に引き当てて説く点に特色がある。 巻頭に士農工商図、巻末に「薬王丸」「神仙神明湯」の能書きを記す。 表紙および表紙見返は色刷りで、表紙には平和の象徴である閑古鳥を描く。 【年代】元禄二年(一六八九)刊。 [京都]永原屋孫兵衛(中村孫兵衛・昌陽軒)板。 【分類】教訓科。 【概要】異称『今川諺解』。 大本一冊。 本書を山岡元隣注『今川抄』と見なす説もあるが確証はない。 『今川状』の本文を五一段に分かち、それぞれ大字・六行大・無訓で記して細注を施す。 注釈文は本文より若干字下げし、さらに要語を四角で囲むなど、読みやすさにも工夫を凝らす。 施注内容は、類書中でも群を抜く精密さで、享保一三年(一七二八)にも再刊されるなど考証的な注釈書として江戸中期に広く行われたと見られる。 『下学集』『字彙』『事物紀原』『説文』『字訓字彙』『残儀兵的』『尉繚子』『帝範』『徒然草』『定家卿小倉問答』『梵網経』など和漢の諸書を引きながら、『今川状』の書名の由来から各条の要語の語意・典拠・故事等を詳述する。 巻頭には「今川了俊系図」と了俊の和歌一首を掲げる。 【年代】寛文一三年(一六七三)刊。 [大阪]本屋市兵衛板。 【分類】教訓科。 【概要】異称『〈新板〉増補今川抄』『今川之抄増補』『今川抄』。 大本二巻合一冊。 上記板元名は『日本教育文庫・家訓篇』による。 従って、本書は明暦三年板を基本に、施注者自らの考えと和漢・儒仏の諸書からの引用によってより詳しく注解したものである。 『今川状』本文を各条ごと(後文は一九段に分割)に大字・七行大・付訓で掲げ、それに続いて長文の割注を施す(注釈文は小字・一五行・付訓)。 注釈内容は、語注や同種の金言名句、関連の故事などを主とし、典拠も逐一明示する。 【年代】寛永一九年(一六四二)刊。 [京都]安田十兵衛板。 【分類】教訓科。 【概要】異称『今川了俊対愚息仲秋制詞条々』『今川帖』『今川』『今川之条目』『今川壁書』『今川腰越状』『今川了俊制詞』ほか。 寛永板を始め江戸初期刊本は大本一冊。 寛永一九年板は大字・六行・ほとんど付訓で記す。 今川貞世が弟(首題に「愚息」とあるが子息ではない)の仲秋にあてた教訓で、「一、不知文道而、武道終不得勝利事」で始まる二三カ条と後文から成る往来。 文武両道を強調する室町初期を代表する武家家訓とされる。 以下、無益の殺生の戒め、罪人の公正な裁き、領民に対する非道と己の奢侈の戒め、先祖の建造物保持、忠孝怠慢の戒め、公平な賞罰、臣下を見て己を慎むこと、他人の不幸を己の利としないこと、分限相応、賢臣・侫人の見極め、非道の富裕と正しい零落、遊楽と家職など、武人として弁えるべき条々を列挙し、後文でも文武両道を繰り返し強調し、上下や友人の善悪、また己の心の善悪の見極めなど武士の心得を諭す。 なお、近世刊本では本文末尾に「応永一九年(一四一二)」と記すものと「永享元年(一四二九)」と記すものの二様がある。 また、『今川状』古写本における二巻本の存在から前半の二三カ条が先に(応永七年以前に)成立して、後文がやや遅れて増補された可能性もある。 【年代】天保七年(一八三六)〜慶応三年(一八六七)作・書。 天保七年序。 【分類】教訓科。 【概要】半紙本一冊。 末尾に「天保七丙申春正月未定稿」と記し、注釈文中に「慶応三丁卯年迄…」の記載があることなどから、本来は『今川状』各条の注釈書であったが、後に『今川状』の後文や『手習状』の注釈が増補されたものと思われる。 それぞれ本文を短句または短文に区切って大字・八行・無訓で記し、割注を施す。 注釈文は、まず「翁曰」として蘭山注を引用し、続いて「余按」として、有鄰自らの注釈を補足するもので、中心はあくまでも蘭山注であり、有鄰の注は諸書によって要語や四声に言及した補完的なものに過ぎない。 阿部某書。 【年代】享保一四年(一七二九)作・序。 明和八年(一七七一)書。 【分類】教訓科。 【概要】特大本一冊。 当時同地では『今川状』が手習い入門書として多く用いられており、序文には「此書田舎の塾にしてもつはら初学に入(いる)のもんとす…」と記す。 まず、首題の解説とともに今川了俊の略伝や人物像に触れ、以下、各条毎に(後文は数段に分けて)漢字の字義や和漢の故事、また古語・俚言等を紹介しながら詳しく施注する。 現存する明和八年写本は原作より約半世紀後のものだが、同地方に流布した民間の施注書として興味深い。 本文を概ね大字・五行大・無訓で記し、注釈文を割注様に小字・一〇行大・稀に付訓で記す。 垂竿舎釣夫跋。 【年代】宝暦四年(一七五四)序。 宝暦五年刊。 [江戸]大坂屋平三郎(宣揚堂)ほか板。 また別に[江戸]前川六左衛門(崇文堂)板(文政七年(一八二四)板)あり。 【分類】教訓科。 【概要】半紙本三巻三冊。 『今川状』(永享元年系統)本文を箇条ごと、あるいは後文を数段に分けてやや小字・一〇行大・無訓で掲げ、大意や語注とともに、関連する金言や和漢の故事を添えて注解する(注釈文は小字・一〇行・所々付訓)。

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