大動脈 解離 合併 症。 突然発生する急性大動脈解離、救命は時間との闘い:トピックス:日経Gooday(グッデイ)

大動脈解離 B型 ⑤保存的治療(合併症による再入院と手術決定)

大動脈 解離 合併 症

仕事復帰2週目最終日、9月末に突然の腹痛 人生2回目となる大動脈解離を発症してから2ヶ月半が経った。 9月中旬から復帰した仕事は体調が万全ではないとはいえ、まずまず復帰できている感触を掴んでいた。 また、病状を理解してくれた会社の意向で、激務で倒れた部署から馴染みのある旧所属部門へ異動が決まっていた。 新しい よく知った 部署での仕事だ。 デスクの引越しや部署のメンバーへの挨拶も終えた9月末の日の夜中、自宅ベッドで寝ている時にそれは起こった。 息が吸いづらい。 奥さんに、「何かお腹が痛い。 やばいかもしれない。 」と言った後からは、痛みでベッドから起き上がれなくなった。 これはもうダメかも知れない。 同じ最悪の事態を想定した奥さんが、夜中1時半くらいではあったが、救急車を呼んでくれた。 救急車が到着し、救急隊はすぐに寝室で血圧や症状の確認を始めた。 奥さんから救急隊に二ヶ月前に大動脈解離を起こしていること、大動脈解離による大動脈瘤が身体にあることが伝えられた。 そして、入院・通院していた大学病院に搬送された。 その時の記憶は、お腹の痛さと苦しさではっきりしていないが、救急隊が測定した血圧を読み上げた時、今まで聞いたことはない低い値だったということ、夜中にドタバタと起こされた子供らは意外にも「行ってらっしゃい。 」とでも言いそうなぐらい冷静だったことを覚えている。 こんなに何度も救急車や入院、手術を経験した話のある親を持つと、その親の子供はそんな状況も慣れてしまうのかも知れない。 人生楽しかったわ。 」と伝えた。 2ヶ月半ぶりの救急車での緊急搬送 そして、実に2ヶ月半ぶりに同じ病院、同じ緊急治療室に救急車で戻ってくることになった。 緊急治療室では、直ぐに手順良く応急処置が施された。 着ていたTシャツはハサミで切り裂さかれ、医療ドラマで良く見る「イチ、ニ、サンッ!」という掛け声とともにストレッチャーから集中治療台に広げられた手術着の上に移された。 その手術着が薄いのもあったかも知れないが、ガタガタと身体の震えがずっと止まらなかった。 手が震えている影響もあったのだろう、手首の動脈にいれる点滴(Aライン)の点滴針を刺すのにドクターは少し手こずっていた 3回目位にやっとうまく入った。 その後、準備ができたCT検査室へ移った。 余談になるが、夜中の緊急搬送はおススメしない そんなこと言ったって無理なものは、無理だが。 夜中は基本的に看護師さんやドクターの数が少ない。 ドクターも病状に合わせて対応できる人が待機している訳ではない。 実際、上記したAラインの点滴針をいれるのを頑張ってくれていたのは研修医だったようで、周りから色々アドバイスされていた。 以前テレビか何かで見たが、担ぎ込まれるなら夕方4時頃が良いらしい。 今までICUやら一般病棟に何度も住み着いた経験から、私もそう思う。 夕方4時あたりは日勤と夜勤の入れ替わりで人が多くいる。 とは言え、先ずは夜中には担ぎ込まれないことだ。 診断結果、そして再入院 ドクター達がCT検査の結果をモニターで見ながら話し合っているのが横目に見えていた。 ただ、直ぐには結果を伝えに来ない。 そしてしばらくした後、CTの診断結果を集中処置室のベッドの上で聞いた。 想定していた大動脈解離・大動脈瘤とは別の場所に痛みの原因があった。 CT検査の結果をドクターから、「専門的に言うと、門脈内ガスが認められます。 肝臓のところにガスが詰まっていて、これが激痛の原因と考えられます。 とても稀な病気です。 」と伝えられた。 どうやら大動脈は大丈夫そうだ。 ただし、小腸の炎症が収まらず、小腸が壊死するようなことがあると危ないとのことで、入院して治療することになった。 (後で調べて知ったのだが、この門脈内ガスという稀な病気も結構致死率の高い病気だった) 結果を聞く頃には、鎮痛剤の点滴のおかげもあり、耐えることのできる痛みに落ち着いていた。 よく救急隊やドクターに、「いまの痛みは今までで一番痛かったのを10とするとどれくらい?」と聞かれるが、夜中に発症した時は人生で一番痛い10の痛みだった。 それが、その時には4くらいになっていた。 その診断結果を聞き、私の落ち着いた状態を確認した奥さんが子供の待つ家に帰ることが出来たのは、朝の7時半だった。 それから10日間、ICUと一般病棟で入院・治療した。 門脈内ガスの原因となったのは「虚血性腸炎」。 大動脈解離に伴う合併症のひとつとして発症したのであろうとの事だった。 1週間の絶食を含む治療の後に退院した。 虚血性腸炎についての詳細や入院については今後、別途「他の病気・合併症の経験録」としてまとめ投稿します。 入院中に大動脈手術の決定 9月にCT検査をした段階で、既に大動脈瘤の一番太い箇所(肩甲骨の裏辺りの遠位下降大動脈と呼ばれる箇所)が手術適応のサイズであったことに加えて、今回の虚血性腸炎の件もあり、入院中に心臓血管外科のドクターと話し、この大動脈解離でできた大動脈瘤の手術をすることが決定した。 今回の手術は脳に血液が行く大動脈の近くから裂けている箇所の手術であり、脊椎の近くを触ることから、難易度が高く、麻痺や声が出なくなるなど様々な後遺症のリスクがある事も併せて伝えられた。 後遺症のリスクは怖いと感じた。 ただ、大動脈瘤を抱えながら生活をしていく中で色々な苦痛を経験してきた為、手術が出来るという判断に内心ホッとしていた。 ひと時の職場復帰 次の大動脈手術は虚血性腸炎の退院からおよそ2週間後の10月末に決定した。 手術まで休職するという選択もあったが、手術後に出来るだけスムーズに仕事に戻りたい。 今なら少しでも働ける。 働きたい。 という気持ちがあり、1週間だけであったが職場(10月から異動した馴染みのある職場)に復帰した。 虚血性腸炎の腹痛もだいぶ治まってはいたが、腹痛が怖く消化の良いメニューだけを少しずつ、ゆっくり食べるという食事を続けた。 また、降圧剤もこのころから効きすぎている感覚が一層強くなり、買い物中にめまいで座り込むことがあった。 食事と血圧に注意を払いながらも、久々の馴染みある職場での仕事を楽しんだ。 そして、退院からわずか12日後、人生2度目となる大動脈手術に向け、何度もお世話になっている大学病院に手術前入院した。 mrs-yaman.

次の

大動脈解離の診察のポイントと緊急度

大動脈 解離 合併 症

左起始部 3 から 4 に至る大動脈解離。 1 および 2 には及んでいない。 分類および外部参照情報 - - 大動脈解離(だいどうみゃくかいり、: Aortic dissection)とは、3層構造を作っているのうち、何らかのきっかけで真ん中の層の膜(中膜)にが入り込み、層構造が別々に剥がれていく(してしまう)疾患。 なお、大動脈解離と 解離性(かいりせいだいどうみゃくりゅう、dissecting aneurysm of the aorta)を混同しないよう留意されたい。 この症例においては特に形成を認めないことも多く、前述の症状の中でも、 大動脈の径が拡大して瘤形成を認めた場合にのみ「解離性大動脈瘤」と呼ばれるからである。 字幕付きビデオ 正常な層構造が壊れた大動脈は弱くなり、最悪の場合破裂してしまう。 また、大動脈の出発点である大動脈起始部()からにかけて解離が進めば、そこから出ているの血流を阻害してを起こしたり、大動脈弁輪拡張に伴いを壊したり()、心臓を包む心嚢という袋の中にを起こしたりすると、を起こす。 これらの合併症は死に至るものであり、大動脈解離が危険なである所以といえる。 また、急性大動脈解離においては破裂や心タンポナーデのみが危険と言うわけではない。 解離によって偽腔が重要血管を閉塞すると、、、などの消化管虚血、下肢の虚血を引き起こす。 しかし解離が腹部大動脈まで及ぶと「全身を動き回るように痛む」とも言われている。 が、にStanford Aを発症した際の痛みとして述べたことがある。 症状を起こすこともあるほか、初発症状がであることもある。 また、解離によって血圧の上昇または低下が起こるほか、の貯留が見られることもある。 検査・診断 [ ] 激痛から大動脈解離を疑う。 胸部で大動脈陰影や上縦隔の拡大が見られることがあるが、特に所見が見られないこともあるため、基本的にやで診断する。 CT 内に造影剤(系)を注入して造影する撮影法が基本である。 また、近年の多チャンネルヘリカルCTでは造影CTではなく単純CTで診断可能な場合も希では無い。 MRI さまざまな断面で鮮明な画像を得られるのが特徴である。 解離の範囲や状態を正確に把握するのに適している。 内膜フラップを検出できれば確定できる。 また、Stanford A型解離では心タンポナーデ(エコーフリースペースとして見える)をきっかけに解離を診断するケースもある。 治療・予後 [ ] はStanford AであるかStanford Bのどちらかによって大きく異なる。 Stanford Bの場合、に血流を送る、左が保たれるため、保存的に治療が行われる。 ただし、腹腔動脈、両側、に解離が及んだ場合は手術適応となりえる。 また、腸骨動脈が解離によって閉塞された場合も下肢の筋壊死を引き起こすため、ステントや非解剖学的バイパスなどの手術治療が行われる場合がある。 この場合、閉塞した時間が長ければ、筋腎代謝症候群(MNMS: MyoNephrotic Metabolic Syndrome を引き起こし、これにより命を失う場合もある。 Stanford Aの場合、腕頭動脈、左総頚動脈に血流が減少し脳死の危険が高いので、緊急手術適応となる場合が多い。 ただし、早期血栓閉塞型であれば保存的に治療を行う。 大動脈弁に解離が及んで大動脈弁閉鎖不全、、を起こした場合、予後は非常に悪い。 なお、大動脈解離に伴う急性 AMI: Acute Myocardial Infarction に対して血栓溶解療法や、(Intra Aortic Balloon Pumping:大動脈内バルーンパンピング)が禁忌であるが、実際の診療の場においては、医師の慎重な判断の下にIABPが行なわれることがある。 脚注 [ ] [].

次の

突然発生する急性大動脈解離、救命は時間との闘い:トピックス:日経Gooday(グッデイ)

大動脈 解離 合併 症

大動脈瘤や大動脈解離を発症したとき、多くの場合は人工血管やステントグラフトの挿入手術を受けることになります。 発症をきっかけに以前のように働くことができなくなったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そんなとき障害者の生活を支えてくれる制度のひとつに障害年金があります。 障害年金が受給できた場合、最低でも年間58万6300円が支給されます。 障害年金があるかないかで生活は大違いです。 しかし、障害年金は申請すればすべての方に支給されるものではありません。 障害年金を受給するためには、日本年金機構の定める一定の条件を満たしている必要があります。 今回は大動脈解離の障害年金の認定基準や申請する際のポイントをご説明します。 この記事を読めば、ご自身が障害年金を受給できるかどうかおおよその目安がわかるはずです。 1 初診日に厚生年金に加入していることがポイント 障害年金では、初診日に加入していた年金制度によって、受給できる年金の種類が決まっています。 初診日とは「病気のために初めて病院を受診した日」のことです。 初診日に厚生年金に加入していた場合には障害厚生年金、国民年金に加入していた場合には障害基礎年金の対象になります。 障害厚生年金では1級から3級のいずれかに該当した場合、障害基礎年金では1級または2級のどちらかに該当した場合に障害年金が支給されます。 また、障害年金では、それぞれの傷病について「このくらいの障害の程度であれば〇級相当」と基準が設けられています。 これを障害年金の認定基準と言います。 認定基準では 大動脈解離には3級についての規定しかありません。 つまり、よほど症状が重い場合や合併症や後遺症がない限りは3級以上に認定される可能性はほぼありません。 初診日に厚生年金に加入していた場合は3級でも障害年金を受給することができますが、それに対して、初診日に国民年金に加入していた場合は3級では障害年金が支給されません。 そのため、 大動脈解離で障害年金を受給するためには、初診日に厚生年金に加入していたことがひとつの大きなポイントになります。 2 大動脈瘤・大動脈解離で障害年金を受給できる2つのケース 認定基準によれば、大動脈解離で障害年金を受給できるのは主に2つのケースがあります。 2-1 人工血管を挿入していて労働に支障が生じているケース 1つは人工血管またはステントグラフトの挿入置換を受けており、労働に支障が生じているケースです。 大動脈瘤・大動脈解離を発症した場合、多くの方は「人工血管の挿入置換」または「ステントグラフトの挿入置換」手術を受けることになります。 人工血管の挿入は大動脈瘤・大動脈解離の障害年金の認定の大きなポイントになりますが、ただ単に人工血管を挿入しているだけでは障害年金を受給することはできません。 もうひとつのポイントが「労働に支障が生じる程度の症状であること」です。 人工血管の挿入置換手術を受けることで、日常生活や労働に全く支障なく、発症前と変わらない生活を送ることができる方もいらっしゃいます。 全くの無症状で、日常生活や労働に全く支障が出ていない場合は、障害年金の認定基準には当てはまらず障害年金を受給することはできません。 心疾患の診断書では、日常生活や労働への支障の程度を5つの段階に分けて示した「一般状態区分」という項目があります。 障害年金を受給するためには、以下の区分のうち少なくとも「イ」「ウ」のいずれかに該当する必要があります。 区分 一般状態 ア 無症状で社会活動ができ、制限を受けることなく、発病前と同等にふるまえるもの イ 軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの 例えば、軽い家事、事務など ウ 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の 50%以上は起きているもの エ 身のまわりのある程度のことはできるが、しばしば介助が必要で、日中の 50%以上は就床しており、自力では屋外への外出等がほぼ不可能となったもの オ 身のまわりのこともできず、常に介助を必要とし、終日就床を強いられ、活動の範囲がおおむねベッド周辺に限られるもの 2-2 難治性の高血圧を合併しているケース 2つめは、大動脈瘤・大動脈解離に難治性の高血圧を合併しているケースです。 大動脈瘤や大動脈解離はほとんどの場合、元々高血圧症を患っている方が発症する病気です。 そのため、一度、治ったとしても高血圧を合併している場合は再発のリスクは大幅に高くなります。 そのため、適切な治療を行っても改善しない難治性の高血圧を合併しているケースも障害年金の対象となります。 難治性の高血圧の定義は下記の通りです。 難治性高血圧とは… 塩分制限などの生活習慣の改善を行った上で、適切な 3薬以上の降圧薬を適切な用量で継続して服薬しても、収縮期血圧が 140mmHg以上または拡張期血圧が 90nnHg以上のもの 3 診断書を依頼する際の注意点 障害年金を申請するためには医師の作成した診断書を提出する必要があります。 診断書は障害年金の申請にあたって一番重要な書類です。 障害年金は書類審査であり、審査官と一度も面談することなく提出した書類の内容ですべてが決まってしまいます。 どんなに症状が重くても、日常生活に支障が出ていても、提出した書類でそれが伝わらなければ不支給になってしまうこともありえるのです。 どんなに症状が出ていても、そのことが診断書の記載されていなければ、ないものとして扱われてしまいます。 お医者さんに診断書を作成してもらったら、記入漏れがないかしっかり確認してください。 4 人工血管を挿入したその日から障害年金を請求できる! 障害年金は通常、病気やケガのために初めて病院を受診した日(初診日)から一定期間を経過しなければ、障害年金を請求することができません。 この期間は原則1年6ヶ月と定められており、1年6ヶ月経過した日のことを「障害認定日」と言います。 この障害認定日には一部例外があり、人工血管やステントグラフトもその例外のひとつです。 人工血管やステントグラフトを挿入した場合は、病気のために初めて病院を受診した日から1年6ヶ月が経過していなくも、手術を受けたその日から障害年金を請求することができます。 ただし、手術を受けた日が初診日から1年6ヶ月よりも後だった場合は、1年6ヶ月経った日から障害年金を請求することができます。 6 まとめ 今回は、障害年金における大動脈瘤・大動脈解離の認定基準についてご説明しました。 大動脈瘤や大動脈解離で障害年金を受給することができるのは、主に下記の2つのケースです。 (1)人工血管を挿入していて労働に支障が生じているケース (2)難治性の高血圧を合併しているケース 大動脈瘤や大動脈解離では原則3級の規定しかありませんが、合併症があったり、手術の後遺症がある場合には、その程度によって更に上の等級に認定される可能性もあります。 この記事が皆さんの障害年金申請のお役に立てば幸いです。

次の