成績 を おさめる 漢字。 第30回 「可」もなく「不可」もなく?――成績の漢字

第30回 「可」もなく「不可」もなく?――成績の漢字

成績 を おさめる 漢字

「収める」とするのが一般的です。 次は以前お答えしたもののコピーですが、参考になさってください。 「おさめる(おさまる)」の異字同訓は次のように使い分けます。 争いが収まる。 効果を収める。 成功を収める。 目録に収める。 国庫に納まる。 税を納める。 注文の品を納める。 痛みが治まる。 領地を治める。 学を修める。 丸くおさめる。 支配する。 身につける」 の意味を表すと言えます。 なお文化庁発行「『ことば』シリーズ29 言葉に関する問答集14」では、ご質問に類似した問題に関 して、次のように結論づけています。 「『優秀な成績をおさめる』場合の『おさめる』は、(努力を重ねた)結果として、望ましい状態・期待 した状態であるところの『優秀な成績』に到達したのだから、『修』ではなく、『収』を用いるのがよいこ とになる。 」 『学問を修める」のと「成績を収める」とでは、同じ「おさめる」でも意味が異なり、それに応じて 漢字を使い分けよ、ということでしょう。 もっとわかりやすく言い換えれば、「学問を身につけ(修め)て、いい成績を手にした(収めた)。 」 ということですね。 gooの辞書より おさ・める をさめる 3 【修める】 (動マ下一)[文]マ下二 をさ・む 〔「治める」と同源〕 1 学問・技芸を身につける。 つくろう。 また、しまって表に出さない。 他の動詞に付けても用いる。

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第31回 漢字を手放した国々の「成績」

成績 を おさめる 漢字

以下は、漢字ペディア 同訓異議からの引用です。 【収める】 整理して中に入れる。 手に入れる。 ほか、広く用いる。 「肌着を簞笥 タンス に収める」「全集に収める」「成果を収める」「丸く収める」 【治める】 乱れを鎮 しず め落ち着かせる。 支配する。 「紛争を治める」「国を治める」「水を治める」 以下は、私感になります。 「治める」が使用されていますが、武力などの力で鎮圧するイメージです。 「収める」の用例に「丸く収める」があります。 「紛争を収める」の場合は、話し合いなどの協調によって「おさまる」イメージです。 また、どちらでも間違いではないとする解説もあります。 社会人の教科書/治める・統める・収める・納める・修めるの違いからの引用 例えば「紛争をおさめる」「怒りをおさめる」などという場合には、収めると治めるのどちらを使っても間違いではありません。 細かく使い分けたいのであれば、収束や治安といった熟語を思い浮かべると、選びやすくなるでしょう。 例えば、事態が沈静化するという意味合いなら「収める」を、何かを正しい状態に置くという意味合いなら、「治める」を使うといった具合です。

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おさめる

成績 を おさめる 漢字

小学生・中学生の漢字の書き間違え・ベスト?3に入るのが、この「成績」です。 「績」と「積」との明確な違いが、いま少しはっきりしていないようです。 もちろん、わたしたちも。 経験上、「成積」と書く生徒で、成績の上がる子は少ないようです。 「績」と「積」とは、字の発生の面からは兄弟のような関係にありますから、見分けて理解するのが、少しややこしいのです。 では、いつものように冒険に出かけましょう。 「責」の字の意味と起源を確認しましょう。 「責」は「朿・せき」+「貝」で構成されています。 朿は、先の鋭くとがった木で、標木(目印の木)として立てることもあり、また突き刺すのに使用するものです。 これを賦貢「ふこう(税)」として納める財物(貝)の上につけて目印とすることを「責」といいました。 さらにその財物が農作物ならば「積」といい、織物ならば「績 」といいました。 「禾・か」は、いね、穀物類を指します。 賦貢(税)として納める財物を「積」と言います。 多くの「積」を集め積み上げて納入するので、「つむ、つみあげる、かさねる」の意味となり、「たくわえる」の意味にも用いられます。 「績」はどうでしょうか。 この場合の「責」は「白」+「貝」の構成で、布帛(ふはく・布と絹、織物)を指します。 そして、賦貢(税)として納める織物を「績」と言います。 ここからは、二説ありますので、紹介します。 どちらも、フムフムです。 A 賦貢(税)として納めた「積」が規定どおりによく納入されていることを「成績」(実現した功績。 成し遂げた結果。 できばえ)とする。 B 繭(まゆ)・綿・麻などから糸をじょうずに引き出すこと。 転じて、できあがった仕事のできばえを指す。 言わずもがな 「責」の字の意味を、発展させましょう。 責は賦貢(税)の意味を指すことは、先ほど確認しましたね。 そこから「賦貢を求める、賦貢をとりたてる、せめとる」のいみとなり、さらに「せめる、とがめる」の意味となりました。 また「責務」(責任をもって果たさなければならない仕事、つとめ)の意味にも用いるようになりました。 賦貢の責務のあることを「債」といいます。 「責任」(責めを負ってしなければならない任務)とは、もともとは納税の義務を指していたのです。 (私の「債務」もどうせなら、「税金として納めた方が、すっきりしますが・・) 役所関係の方が、これを知ると「責任を取れ」とさかんに言いそうですね。 読者諸氏は、税金を滞納していませんか。 これからは、「納税は国民の義務」ではなくて「国民の責任」ですかね。 それにしても、役人や政治家は「税金」を自分のお金だと勘違いをしているのは、どうしてですかね。 四文字エスカル語 小学生が学習する漢字、約一〇〇〇字(一・二・三・山・川などを含めて)を使った四文字熟語を勉強するコーナーです。 いやいや、侮って(あなどって)はいけませんよ。 一衣帯水 (いちいたいすい) … 帯のように細い一筋の水の流れ。 また、そんな流れをはさんで近接している様子。

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