桃色 とうき で ん 桃太郎 くん。 ももいろ討鬼伝 モモタロウくん

コロコロのエロ漫画「桃色討鬼伝モモタロウくん」が先日発売しました

桃色 とうき で ん 桃太郎 くん

大入りのお客さん(通路の後ろの方まで座りの人がいました。 立ち見も結構)に「何処から来ましたか?」と質問とか。 前日の夜からこの日の早朝までオールナイトライブがあり、天津も出たそうです。 baseで打ち上げがあって、それが終わってから木村さんはbaseの隣にあるNSCで寝てたそうです。 目を覚ますと同じ部屋のちょっと離れた所に向くんとネゴちゃんは寝てるのを見つけた木村さん。 しかしネゴちゃんはなぜかスッポンポン。 そして向くんのお洋服がちょっと乱れていたそうで 木村さんは 「(向、ネゴと)ヤりおったな?」 と思ったそう。 これには向くん「ヤってない」と大反論。 しかし、目が覚めて、目の前にフルチンのネゴちゃんを見たときの向くんの一言は 「(俺、ネゴと)ヤったんか?」 だったそうな。 向くんはネゴちゃんが女の子だったら抱けるとか言うてたことがあるそうで、とうとうヤったんか、とか言われてました。 正直あんまり盛り上がってなかったです(苦笑) 結果はBの勝ち。 テーマに関係無く印象に残っている事諸々。 ・牧戸上原の上原くんが21歳だと言うと客席から「えー!?」という声。 ・そんな上原くんはMC天津から「キューピーに似てる」とか「牧戸・キューピーちゃん」とか言われてた。 ・パラフィンキック中川くんはギャル男になりたいそうですが、中川くんの顔立ちはMC天津曰く「髪の多いおばちゃん顔」。 ・パステルモグラ山崎くん、色が黒くて彫りが深い顔立ちなのでMC天津からしばしばタイ人扱いをされる。 ・パステルモグラ加藤くんの服装がかなり個性的でした…。 彼はちょっと?ハデ目な柄パンを穿きこなしていたよ…。 ・パステルモグラ2人揃ってMCコンビに幽霊扱いもされたり。 ・ビタミンSのお兄ちゃんは吉本の社員顔らしい。 天津向くん曰く「毎年4人はああいう顔の人入ってくる」。 ・スイミー船宮本くんは緑のスーツを着てたので郵便局員扱いをされる。 ・ベリー・ベリー上田さんの靴は2万6千円。 天津キムタク曰く「サイバーすぎる」。 ・ちなみにこの日上田さんが穿いていたGパンは3万5千円。 びっくりした天津木村さん曰く「おばちゃん(おっさん?)みたいやけど穴、空いてるやん」 ・向くんのこの日のコーディネイトはシャツ2000円インナーTシャツ1000円Gパン1000円スニーカー1000円。 ・スニーカーのメーカーは「カリビアン」。 木村「カリビアンてどこやねん。 社長連れて来い」 向「会うてみたら良い人やでー。 すぐ名前の由来とか言うで(笑)」 社長は現場の人間らしく、汗を拭きながらやって来そうだとか(笑) 1位金時 2位暁 3位ベリー・ベリー 4位ネゴシックス 5位パステルモグラ 6位ゼミナールキッチン 7位夜盗賊団 8位スイミー船 9位マシンガンズ 9位ささえとうき 11位鯉女房 12位パラフィンキック 13位はやっさん 14位ビタミンS 15位牧戸上原 河中さんホモっぽいとか天津ホモコンビとかなんか「ホモ」という単語を沢山耳にしました。 以下個人的感想箇条書き::::::::::::::::: ・金時1位は複雑な気持ち。 ネタは面白かったんだけど三輪さんが噛むわネタトチるわと酷かったから。 ネタさえ面白ければいいってもんじゃないです。 1回、上手いフォローあったけど、トチりと噛みは1回だけじゃなかったからプラマイ0にはなりませんでした。 ネタ中の三輪さんのキャラはトチったらダメだと思う。 秋山くんなら別にいいんだろうけど…。 三輪さんは無敵っぽいキャラだからなあ…(少なくとも私はそう捉えてるとこがある)噛まれたり間違われたりするといきなり冷めるねん。 冷めたら(醒めたら?)芸の世界に戻るのは難しくってね…(私はね) ・暁2位でいいのかな?正直ファン投票有るとか思った。 じつはこれは金時にも思ったんだ。 好きな芸人には甘くなる人いっぱいいると思うし当然って言えば当然なのかな? ・ベリー・ベリーは流石に面白かったです。 このネタはもっと長いヴァージョンを見たことがあって、それも面白かったから(多分長い方が面白い)ちょっと惜しかった。 でも面白かった!2位以内に入ると思ったんだけど… ・ネゴちゃんのネタ大好き。 これしか言えないなあ。 ・ゼミナールのネタはものすごく好みです。 正直もっと上位いくと思ったんだけどなあ…。 ・夜盗賊団を見た後にすぐ思ったことは「絶対極悪連合の方が王道的な芸をしてる!」ってこと。 ブロンクスとかにのうらごは王道すぎるので比較対象にならん。 ・パステルモグラ面白かった!なんかすごく良かった。 ・鯉女房のネタは短い時間に上手くまとまってて良い出来だと思いました。 某ビーイチコンビの某ネタにちょっと似てる?とか思ってしまってスマン。 ・はやっさん短いって思ったんだけど。 「さて、これから…」ってとこで終わっちゃったから残念だった。 ・牧戸・上原は最下位当然?あのネタかよー!ってガッカリした。 見たことがあって、あんまり笑えなかったネタだったから。 コントはもうやらないのかなあ…。 ・スイミー船はもっと見たいコンビですな。 ・ささえとうきもっと上位かと思ったのに。

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#鬼灯の冷徹 #桃太郎 地獄おとぎ話劇場「桃ずきんくん」

桃色 とうき で ん 桃太郎 くん

ネタかぶり、何番煎じかよですが。 白桃とは言いがたいくらいの申し訳なさ。 またほんのり鬼マキもあり。 義経さんとかがちょろっと出てきたりします。 美少年のクセに力士希望とか、おもしろすぎるよ義経さん。 鬼灯の狩人姿の元ネタわかる人、僕と握手。 狼といえば、ロボとブランカ。 ハッピーエンドが好きなのでこうなりました。 なのに続きでなくてごめんなさい! お待ちいただいていた方には本当に申し訳ありません。 閲覧、評価、ブクマ、ブクマコメありがとうございます。 励みになります。 むかし、むかし地獄のあるところに 一人の元気な男の子がいました。 男の子は名を桃太郎といいましたが、 お母さんお手製の桃色のずきんをかぶり、 それがよく似合い、かわいらしかったので、 みんなは「桃ずきんくん」と呼んでいました。 ある日、桃ずきんくんは鬼灯お母さんに呼ばれました。 「桃ずきんさん、森の向こうに住んでいるマキおばあさんの家へ、お見舞いにいってきて下さい。 そして、この籠にある金魚草ワインと金魚草エキス入り葡萄パンを届けて下さい」 「あの…」 「なんですか?」 桃ずきんくんは、こわごわ鬼灯お母さんにたずねます。 「ずきん取っちゃダメですかね?」 「アッ?」 「瞬時のメンチ切り怖ぇ!」 桃ずきん…もとい桃太郎くんは、実は桃色のずきんがあまり好きではありませんでした。 桃色なのは桃太郎の名前からだから仕方ないとしても、頭から肩にかけてすっぽり被る形がいやでした。 「なんだか女の子みたいだし、小太りの自分がかぶっていると、まるで防災頭巾か、農家のおばさんみたいじゃないスか」 そう、鬼灯お母さんにいいました。 「ほう、気にくわないようですね… 私が桃太郎さんに似合うように、わざわざ生地から仕立てた桃色のずきんが」 「いや、そういう訳じゃ…」 「残念です、お母さんは悲しいです」 そういいながら片手で金棒を持ち、もう片方の手のひらで金棒の先の方をくるりくるりと回しながら弾ませ、眉間のシワをよせ、ガンを飛ばしながら迫り来る鬼灯お母さんの迫力は大変こわいものです。 何人たりとも逆らうことなど出来ません。 「わかりました、かぶればいいんでしょ、かぶれば!」 「わかればいいんです、わかれば」 機嫌が治ったようでホッとした桃ずきんくんに鬼灯お母さんはいいました。 「いいですか、森には恐ろしい白澤狼…というか駄獣がいます」 「だ、駄獣?」 「奴の話に耳を傾けず、道草などせず、まっすぐマキおばあさんの家に行くんですよ。 というか、知らない人から話しかけられたら無視が基本です」 「はい、わかりました鬼灯お母さん。 いってきます」 鬼灯お母さんに見送られ、桃ずきんくんは、マキおばあさんの家へ向かいました。 しばらく歩くと森が見えてきました。 桃ずきんくんが森にさしかかろうとするのを、森の中からじっと見ている者がいました。 それは、駄獣いえ白澤狼でした。 白澤狼は女の子と遊んだ帰り道でした。 そこへ桃ずきんくんがこちらへ向かってくるのを見たのです。 あの子、男の子なのに可愛い子だなあ。 ほっぺはふっくらふくふくだし、体もまんまるして柔らかそうだ。 すっごく美味しそうだ。 ぜひ遊びたいなあ 白澤狼は、なかなかに不謹慎な事を考えてました。 そして、桃ずきんくんに近寄って行きました。 桃ずきんくんが森の中をずんずん行くと、白澤狼が声をかけてきました。 「こんにちは、桃ずきんくん」 「……」 「こんにちは」 「……」 「ちょっとおー無視しないでよ!」 「知らない人とは話しちゃだめって、お母さんがいってました」 「えーなにそれ。 新たな出会いの妨げだよ」 「じゃ、急いでますんで」 「ちょっ、ちょっと待ってよ」 あまりにしつこい白澤狼にうんざりしながら、仕方なく目を向けてみました。 白澤狼は他の狼達と違っていて、毛並みは真っ白でふわふわとしており、つやつやと輝いてました。 綺麗な毛並みだな…もふもふしたら気持ちよさそうだ 桃ずきんくんは、気になってチラチラ白澤狼のふわふわの体やしっぽとかを見てました。 「ねえ、どこに行くの?」 「マキおばあさんのところへお見舞いで、金魚草ワインと金魚草葡萄パンを届けにいくっス」 「ふうん、そうなんだ。 そうだ、お見舞いにお花なんかあげたらどう?」 「結構です。 じゃ、急ぐので」 「待ってよ、待って。 お見舞いにお花もらったら、女の人は喜ぶもんだよ。 マキおばあさんもきっと喜ぶよ」 「喜ぶ?」 無視していこうとした桃ずきんくんでしたが、マキおばあさんが喜ぶと聞いて足がとまりました。 いつも鬼灯お母さんが持って行く、金魚草の花束や金魚草入りの食べ物を、お礼は言うけれども明らかに困って受け取っていたのを桃ずきんくんは知っていたので、マキおばあさんを喜ばせたいといつも思っていました。 「本当に喜んでくれますか?」 「うん、うん。 女の子が大好きな僕が保証するよ」 「なんだそりゃ」 「まあまあ、この近くにお花畑があるから案内してあげるよ」 「ありがとう、狼さん」 「僕の名前は、白澤狼だよ」 「そうなんスか、ありがとう白澤狼さん」 連れだって歩いてしばらくいくと、一面に色とりどりのはなが咲いている花畑に着きました。 「うわー綺麗だな」 「でしょ、でしょ」 桃ずきんくんが感心したように声をあげると、白澤狼は自慢気にフンフン鼻を鳴らします。 その様子がおかしくて桃ずきんくんは、思わず笑ってしまいました。 「なあに?」 「いや、別に」 「さあたくさん摘んで、マキおばあさんに喜んでもらおう」 「そうですね」 早速桃ずきんくんは、見たこともない花もあって夢中になって花をつみました。 その様子を白澤狼は寝そべりながら楽しげにながめてました。 あんなに夢中になって、可愛いな。 それに見ていると、なんだか気持ちがほかほかとあったかくなって和むなあ 白澤狼は、しばらく桃ずきんくんを見つめていましたが、やがて大きなあくびをすると眠ってしまいました。 桃ずきんくんはたくさんの花をつんでカゴにいれましたが、あまりに辺りが静かなので見回すと、白澤狼が寝ているのに気づきました。 あれ、寝ちゃったんだ。 ちょっと夢中になりすぎて悪かったかな。 それにしても… 眠っている白澤狼の側によりながら、見事な毛並みを見つめました。 もふもふしたい!すっごくもふもふしたい!このふわふわをもふもふしたい! 桃ずきんくんは、寝ているのに悪いかな?とは思いましたが、もふもふの誘惑には勝てず、白澤狼のそばに座ってそおっと白いふわふわの毛をなで始めました。 うわー気持ちいい毛並みだなぁ しばらく思う存分もふもふを堪能していましたが、そのうちうつらうつらしてきて白澤狼に寄りかかってて寝てしまいました。 桃ずきんくんが寝てそれほど時間がたってない頃、白澤狼は目を覚ましました。 体にちょっとした重みを感じてそちらを見ると、桃ずきんくんが寄りかかって眠っているではありませんか。 「なんだかすごく気持ちいい撫でられ方をした夢みてたんだけど、夢じゃなかったんだ。 ありがとう、気持ちよかったよ」 白澤狼は寝ている桃ずきんくんにささやきますが、桃ずきんくんは起きる気配がありません。 どうしようかな?起こすのかわいそうだな。 それにしても、ほっぺたがふっくらしてて可愛いな。 さわってみたいな 狼の手で触ろうとしても、鋭い爪があってふれれば傷つけてしまいそうです。 「そうだ!」 白澤狼がそう呟くと、どうした事でしょうか。 白澤狼の体の輪郭がゆらゆらゆらめいて、狼の姿から人間の若い男の姿に変わっていきました。 ただ、耳としっぽは狼のまま残ってます。 「これなら、ほっぺた触れるね」 寝ている桃ずきんくんを起こさないように気をつけながら、寝ている桃ずきんくんの隣に寝そべり、白澤狼はにこにことふくふくのほっぺたを指でつついたり、優しくつまんだりしてました。 それからしばらくすると、桃ずきんくんは目を覚ましました。 いけない!うっかり寝ちまった。 ん? なんだか自分のほっぺを、むにむにしている者がいます。 ぼんやりした頭を横にすると、見たこともないきれいな顔をした青年が自分の横に寝て、にこにこと楽しそうに自分のほっぺたをつまんでいるではありませんか。 「わっ!あんた誰だよ。 白澤狼さんは?」 ビックリ仰天して飛び起きた桃ずきんくんに、青年ー白澤狼は答えます。 「僕が、白澤狼だよ。 人狼て知ってる?狼だけど人間にも成れるんだよ」 白澤狼の言う事はなかなか信じられませんでしたが、頭にぴょこんとあり時折ぴくぴくと動く白い耳と、さっきからふわりふわりとゆれている白いしっぽは見覚えのあるものでした。 「へえ、あんたスゴいな」 感心したかのように桃ずきんくんが言うと、白澤狼はうれしそうでした。 「ねえ僕、君の事気に入っちゃった。 僕ともっと遊ぼうよ」 「だめだよ。 マキおばあさんの家に行くんだから。 お花畑案内してくれてありがとう」 桃ずきんくんは、白澤狼にお礼を言うと、いそいでマキおばあさんの家に向かいました。 白澤狼は残念そうに見送りましたが、いい考えが浮かびました。 そうだ。 マキおばあさんの家に先回りしよう。 そしたらきっとまたなでてくれるに違いない 桃ずきんくんは今までなでてくれたどの女の子よりも気持ちよかったもの 僕はずっとずっと、桃ずきんくんと遊びたいな 「逃がさないよ」 にこりと笑ってそう呟くと、白澤狼は走り出しました。 一歩一歩走るたびに、体の輪郭が薄れ姿が元の狼に戻っていきました。 狼の姿で走る白澤狼は、まるで白い稲妻のようです。 マキおばあさんの家までの近道を通り、獣の足で走ったので、桃ずきんくんより早く着いたようでした。 窓からそおっと中の様子をうかがうと、誰もいないようでした。 マキおばあさんの姿が見えないのが不思議でしたが、桃ずきんくんと遊びたい白澤狼は気にしない事にしました。 すばやく家の中に入り、ベッドを見つけると そうだ、ベッドの中に入っておどかそう。 桃ずきんくんびっくりするだろうなあ くふくふと楽しそうに笑いながら白澤狼はベッドにもぐり込みました。 マキおばあさんのベッドなのでサイズが小さめでしたが、我慢して桃ずきんくんを待つことにしました。 その頃、ようやっと桃ずきんくんがマキおばあさんの家に着きました。 すっかり遅くなっちまった。 マキおばあさん待ちくたびれているだろうな。 花を喜んでくれるといいな ドアを開け、マキおばあさんが寝ているであろうベッドへ近寄ります。 …あれで隠れているつもりなんだろうな 桃ずきんくんがベッドを見ると、布団に隠れきれてない白澤狼がいるではありませんか。 しっぽがぱたぱたと布団からはみ出てゆれています。 何やっているんだろう、この人いや狼は 桃ずきんくんは軽く脱力しましたが、白澤狼があまりに期待に満ちた目で、こちらをわちわちした様子でうかがっているの見ると、仕方ないとばかりに相手にしてやる事にしました。 『マキおばあさん』と呼ぶことはなんとなくやめて『おばあさん』と呼ぶことにしました。 「こんにちは、おばあさん」 「こんにちは、桃ずきんくん」 「あれ?なんだか声がおかしいスね」 「ゴホッゴホッ、病気だからね」 「おばあさんの耳は、どうしてそんなに大きいスか?」 「それはね、桃ずきんくんのかわいい声をよく聞きとるためにだよ」 「おばあさんの目は、どうしてそんなに大きいスか?」 「それはね、桃ずきんくんのかわいい顔をよく見るためにだよ」 「おばあさんの手は、どうしてそんなに大きいスか?」 「それはね、桃ずきんくんの柔らかい体を抱きしめるためにだよ」 「おばあさんの口は、どうしてそんなに大きいスか?」 「それはね、美味しそうな桃ずきんくんを食べるためにだよ!」 桃ずきんくんに飛びかかろうと、白澤狼がベッドから飛び出しました。 その時です。 「そこまでえええええええええええ!!!」 森中に響き渡るようなバリトンボイスと、 ひゅん、と空気がうなる音が桃ずきんくんの耳のそばで聞こえたかと思ったら、 「ぐぼわぉ」 白澤狼がくぐもった悲鳴をあげて、投げられた金棒の下敷きになっていました。 「危ないところでしたね、桃ずきんさん」 「大丈夫?桃ずきんさん」 そこには、三つ揃いのスーツに大きめな黒いサングラスをつけ、ライフルを片手に持って白澤狼に狙いをつけている、鬼灯お母さんと、 鬼灯お母さんの後ろで、大きな目をまたたかせ、こわごわと様子をうかがっているマキおばあさんがいました。 「なんで、ここに鬼灯お母さんが?」 桃ずきんくんが鬼灯お母さんに問おうとした時です。 「容疑者確保!ただ今の時刻、16時20分 !」 「囮は無事です!繰り返します、囮は無事です!」 「至急、現場を保全しろ!」 ドアから烏天狗の一団がわらわらと入ってきて気絶した白澤狼をしばりあげました。 どうやら、家の外でもわいわいと何やら騒がしく動き回っているようです。 「なんなんスか、これは?」 あまりの展開に呆然としている桃ずきんくんに、サングラスをスーツの胸ポケットにしまいながら鬼灯お母さんが答えます。 「最近、森で女性をナンパする悪い狼、そこの淫獣の事ですが、苦情が警察によせられてましてね。 私にも協力して欲しいと要請があったんですよ」 「でも、なんで鬼灯お母さんが…」 「私からご説明いたしましょう」 声のする方をみると、見目麗しい少年がドアから入ってきました。 「あなたは?」 桃ずきんくんが尋ねると少年は答えます。 「私は、烏天狗警察庁長官義経と申します。 鬼灯お母さんには、非常勤で秘密捜査官として時々こうやって協力していただいているのですよ。 つまり、パートタイム刑事 デカ ですね」 「はあ」 思いがけない鬼灯お母さんの正体に、びっくりするやらでなにやらで、桃ずきんくんは返事をするのがやっとでした。 そこで桃ずきんくんは、はたと気づきました。 「ちょっと、囮ってなんスか!囮って!」 鬼灯お母さんにつめよりますが、鬼灯お母さんはシレッと答えます。 「ああ、なかなか駄獣が捕まえられないので、囮を使う事になったのですが、マキおばあさんにそのような事させる訳にもいかなかったので申し訳ありませんが、桃ずきんさんを囮に使わさせていただきました」 「なんか理不尽な気が」 文句を言う桃ずきんくんを睨み付け、鬼灯お母さんは言いました。 「あなた、あれほど寄り道しないように言ったのにしたでしょう?おまけにもふもふに弱いから、ついていく事も計算済みです」 「うっ」 そう言われるとぐうの音もでません。 そのうち、気絶していた白澤狼が目を覚ましたようで、あたりの様子を見て驚いているようでした。 「ええっ何これ?」 「ようやっと目を覚ましましたね、この悪い狼いえ駄獣め」 そう言うと、ライフルの銃口を白澤狼の額に押しつけます。 白澤狼はジタバタと縄をとこうと暴れ始めました。 「なんだよ、僕悪いことなんかしてないよ!離せよ、陰険ハシビロウが!」 「嘘おっしゃい。 あちこちで手当たり次第ナンパしまくっているという苦情が警察に寄せられているんですよ」 「ただ単に女の子たちと遊んだだけじゃないか!」 「お黙りなさい!複数同時にとか、外道すぎます。 今、この場で裁いてやってもいいのですよ。 これには人狼用の銀の弾丸がこめられていますから」 「ううっ、あんまりだ」 さめざめ泣き出す白澤狼を見て、桃ずきんはかわいそうになってきました。 「鬼灯お母さん、白澤狼さんがかわいそうじゃないスか?」 「何言っているんですか。 こんな奴に情けは無用です」 しかし、桃ずきんくんには白澤狼が悪いやつには思えませんでした。 お花畑で花をつんでいる間もじっとしてただけだし、小さなベッドに狼姿で隠れてたのも間抜けすぎましたし、鬼灯お母さんが言うようには到底思えません。 今だって、うるうるとした瞳で桃ずきんくんを見上げる姿は哀れなものです。 「お願いします!俺に免じて助けてやって下さい!」 桃ずきんくんは、鬼灯お母さんに頭を下げて頼みました。 「桃ずきんくん、そこまで僕の事を」 白澤狼は暴れるのをやめ、さらに目をうるませます。 桃ずきんくんは白澤狼に問います。 「もう、ナンパはしないスね?」 「うん、しないしない。 桃ずきんくんが遊んでくれるなら、もうしないよ」 「遊ぶっていっても、なでるのもありなんスか?」 「もちろん!それが一番いい」 「鬼灯お母さん、こうして心を入れかえてくれるみたいだし、俺が面倒みますからお願いします!」 どうしたものかと鬼灯お母さんが頭をめぐらせていると、後ろにいたマキおばあさんが鬼灯お母さんのスーツの裾を控え目に掴みながら、上目遣いに言いました。 「桃ずきんさんがこうして頭を下げてお願いするなんて、ほとんどないじゃありませんか。 桃ずきんさんがかわいそうです。 それに断ったら桃ずきんさんに嫌われてしまいますよ。 マキだって、そんな冷たい鬼灯お母さんは好きじゃありません」 「マキおばあさんまで…」 鬼灯お母さんは、大好きな桃ずきんくんに嫌われるのは嫌でしたが、もっと大好きなマキおばあさんに嫌われるのは、もっと嫌でした。 「…仕方ありませんね。 では、保護観察と言うことで、解き放ってもよろしいでしょうか?義経さん」 ため息まじりに鬼灯お母さんが義経さんに告げると、苦笑いしながら義経さんは言いました。 「まあ、実際に乱暴狼藉を働いたという訴えはなかったですし、桃ずきんさんの言う事は聞くようですし、鬼灯お母さんが納得なら私はかまいませんよ」 その言葉を聞いて、桃ずきんくんは喜びました。 「ありがとうございます!鬼灯お母さん、義経さん」 桃ずきんくんは、二人にお礼を言い白澤狼の縄をといてやりました。 「よかったな、白澤狼さん」 縄をとかれた白澤狼は大喜びです。 鼻先を桃ずきんの顔にこすり付け、お礼をいいます。 「ありがとう、桃ずきんくん。 もう君以外とは遊ばないよ」 桃ずきんくんもうれしそうに白澤狼のふわふわした毛並みをなでてあげました。 そうしてなでていると、白澤狼の輪郭がぼやけてきて、またあの青年の姿になりました。 もちろん、白い毛並みの耳やしっぽはそのままです。 「わっ、びっくりした。 本当に変身するんスね」 「うん、すごいでしょ」 にっこり笑って自慢げに白澤狼が言うものですから、桃ずきんくんは笑ってしまいました。 「桃ずきんさん、帰りますよ」 鬼灯お母さんが桃ずきんくんに声をかけます。 その隣にはマキおばあさんも待っています。 桃ずきんくんは、鬼灯お母さんの隣に並び、その桃ずきんくんの隣に、桃ずきんくんの腕に腕をからめた白澤狼が並びます。 その様子を心底おもしろくなさそうにながめて、鬼灯お母さんは舌打ちをし、いまいましげに言いました。 「チッ、命拾いしましたね、けだものが。 せっかくの両手に花ならぬ、両手に桃なのを邪魔してくれやがって、この駄獣が」 白澤狼も負けていません。 「うるさい、むっつり助平。 僕は桃ずきんくんひとすじなんだから。 ねー桃ずきんくん」 白澤狼は自分の頬を、桃ずきんくんの頭にすりすりしながら言いました。 早まったかなあ と、ひそかに桃ずきんくんは思いましたが、白澤狼があまりにうれしそうに笑い、耳もぴくぴくと動き、しっぽもふわりふわりと楽しげに揺れていたので、まあいいかと思いました。 桃ずきんくんと白澤狼の様子をくすくす笑いながら、楽しげに見ていたマキおばあさんを、優しく見つめていた鬼灯お母さんは、思い出したとばかりに、マキおばあさんに言いました。 「そうそう、今日の夕飯は金魚草の煮込みシチューですよ」 「オギャアアアアアアアアアアアアア」 マキおばあさんの悲鳴が響き渡る中、烏天狗の警察官の一人が心配そうに、義経さんに言います。 「このような事をしても大丈夫でしょうか?」 義経さんは、部下の烏天狗に言い聞かすように答えました。 「大僧正坊からも鬼灯お母さんの意見は通すように言われてますし、それに鬼灯お母さんが見張りますから、再犯の可能性は薄いと思います。 大体、ナンパの取締りにちょっと大げさすぎなんですよ。 それに…」 四人が去った方向を見て、微笑んで言いました。 「番 つがい を見つけた狼は、終生その伴侶を裏切る事はないでしょうから」 おしまい.

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#鬼灯の冷徹 #桃太郎 地獄おとぎ話劇場「桃ずきんくん」

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