年表 西暦(年齢) 1412年(1歳)フランス東部ドンレミ村に生まれる。 1424年(12歳)ジャンヌ、神のお告げを聞く 1429年(17歳)シャルル王太子への謁見(えっけん) 1429年(17歳)5月、オルレアン解放 1429年(17歳)7月シャルル王太子、フランス国王に即位 1430年(18歳)コンピェーニュで捕らえられる 1431年(19歳)ジャンヌの宗教裁判が開始 1431年(19歳)5月30日 火あぶりの刑で死去 フランスを救った、17歳の少女ジャンヌダルク 凄まじい100年戦争の時代に生まれたジャンヌダルク フランスは イングランドとの100年戦争(1337年〜1453年)真っ只中の時代。 イングランドはフランス北部を制覇し、フランス国内でも内部勢力が分裂。 当時フランス王に即位するはずだったシャルル王太子はもはや国家権力を失い、なす術をなくしていました。 また、あまりに長すぎる戦争によって疲弊しきったフランス兵たち・・・。 フランス王国は 「絶体絶命の危機」にありました。 ジャンヌ、神のお告げを機にいざ王太子謁見へ! そんな頃、フランス東部に位置する人口200人ほどの小さな村ドンレミ村にジャンヌダルクは生まれ、農家の普通の女の子として育ちます。 しかし、イングランド軍によって村は襲撃されます。 悲しみと恐怖に暮れる日、彼女は神からのお告げを聞くのです。 「イングランドと戦ってフランスを救うのです。 そしてシャルル王太子をランスでフランス国王に即位させなさい。 」 彼女はこのお告げを聞くものの、普通の農家の少女である自分に何が出来るのだ・・・と悩みます。 しかし、苦しむ人々を見て立ち上がった彼女は シャルル王太子に謁見(えっけん)するためシノンに向かいます。 ジャンヌ軍、オルレアン奇跡の解放に成功 シャルル王太子に神のお告げを伝えたジャンヌ。 既にあらゆる手を尽くし途方に暮れていたシャルルは、ジャンヌを異例の待遇で軍の指揮官の1人に抜擢します。 そして、この100年戦争でフランスにとって重要な地域であった 「オルレアン」での戦いを任命するのです。 しかしオルレアンはすでに7000人のイングランド兵に包囲され陥落寸前。 しかし彼女は自ら負傷しても立ち上がり、彼女の軍のシンボル 「百合の花」をモチーフとしたジャンヌ軍の旗を翻し勇敢に戦います。 その姿に心打たれたフランス兵たちは士気を取り戻し、彼らはオルレアン解放を奇跡的に成し遂げたのです。 この勝利後、フランス王戴冠の場所ランスを奪還し、 1429年シャルル王太子は、彼女が聞いた神のお告げの通り、フランス王に即位しました。 見捨てられたジャンヌ その後、フランス中に彼女の噂は伝わり、 「フランスを守る聖女」と呼ばれます。 一説によると、ジャンヌの元にはフランス中の民衆から助けを求める手紙が届いたそう。 彼女は一通ずつ丁寧に返信をしたと言われます。 しかし、この頃シャルル王はイングランドと政治的和平交渉に挑もうとしていました。 しかし、そんな王の企みはうまく働きません。 またこの頃から、シャルル王には 「ジャンヌの支持が大きくなりすぎているのでは・・・。 」 という 彼女の存在を疎む側近の声も聞こえ始めてきていました。 それでもジャンヌはフランス王国のため、首都パリ奪還を目指すします。 しかし勢力の少なさから奪還失敗。 王からの軍事支援も次第に減っていき、ジャンヌはとうとうコンピェーヌでイングランド派ブルゴーニュ公国軍の囚われの身に。 この時、シャルル王は彼女を救う手立てを十分に計ることもせず、 自身をフランス国王に導いた彼女を 見殺しにしてしまったのです。 悲運の最期・・・火あぶりの刑 イングランド軍としては、フランスを手中に収めるため、 民衆から絶対的支持を受ける彼女を何としてでも貶める必要がありました。 フランス北部ノルマンディ地方の街ルーアン、ヴーマルシェ広場で処刑が執行されます。 彼女は灰になるまで焼かれ、その灰はセーヌ川に流されたといいます。
次のリンク 読んでみて 著者の藤本ひとみ氏がフランスを旅しながら、ジャンヌの生誕から火刑にされるまでを追ったエッセイ本です。 ジャンヌ・ダルクには多くの逸話がありますよね。 それについて、これまで残されている資料を元に、著者の考察を交えた解説がされています。 歴史本は堅苦しい印象があって、読むのに抵抗がある人も少なくないでしょう。 藤本ひとみ著の『ジャンヌ・ダルクの生涯』は、多くの資料が写真付きで掲載され、彼女についての逸話も簡略化されて説明されています。 歴史本が苦手な人でもとても読みやすい1冊です。 みんなのレビュー ファンタジーすぎるジャンヌダルクの生涯を、奇跡として片付けずに要因を探っていくっていうのは興味深い。 初めて会う皇太子を見抜いていたのはすでに容貌を聞いていたから、戦で勝利できたのは実はフランス軍側に十分な戦力があって、強気に攻勢をかければ誰でも勝てる状況だったとか。 こう聞けば納得できそうな気がする。 現実離れした偉業には違いないけど。 引用元: 奇跡の少女ジャンヌ・ダルク リンク 読んでみて ジャンヌ・ダルク研究の権威であるレジーヌ・ペルヌー氏が書いた、一般向けの本です。 裁判での答弁を一部抜粋しており、ジャンヌ・ダルクがいかに聡明な10代の少女だったのか分かります。 また、時系列順に書かれているので読みやすく、当時のフランスがジャンヌ・ダルクにどのような対応をしたのか詳しく書かれています。 カラー付きの絵画が多く載っており、流し読みをするだけでも楽しめるでしょう。 みんなのレビュー 世界史で習った程度しか知らなかったジャンヌ・ダルクに興味があって、コンパクトにまとまっているものをと思ったら、この本に行き着いた。 図版も多く、自分の希望を満たせる内容だった。 引用元: 図説 ジャンヌ・ダルク リンク 読んでみて 百年戦争については歴史の授業で習いますよね。 上田耕造著の『図説 ジャンヌ・ダルク』は、ジャンヌ・ダルクがどのように活躍したのかだけではなく、百年戦争の歴史的背景について、図や地図などを使って詳しく解説しています。 当時の歴史的背景を知ることで、国にとってジャンヌ・ダルクという存在はどう思っていたのか、考えさせられる内容になっています。 みんなのレビュー ジャンヌダルクが生まれた時代の歴史的背景から、ジャンヌダルクの足跡までを丁寧に解説した本。 特に、歴史的背景の解説だけでもページの半分を費やしており、ジャンヌダルクという人物だけを知るという本ではなく、フランスの過去を下敷きに、彼女の人生を解説した本と言う感じです。 英雄譚にはつきものの、神話化された話が今も残っているのが興味深い。 引用元: トウェイン完訳コレクション マーク・トウェインのジャンヌ・ダルク ジャンヌ・ダルクについての個人的回想 リンク 読んでみて 著者のマーク・ウェイン氏が、ジャンヌ・ダルクの幼なじみのルイス・コントという設定で、彼女の人生を語った叙事詩本です。 ルイス・コントの個人的回想として描かれているので、歴史を追うという感じではなく、身近な人間から見たジャンヌ・ダルクを詩情豊かに表現しています。 テンポ良く語られる物語は、読んですぐに本の世界に取り込まれるでしょう。 みんなのレビュー 男装が処刑の理由だと初めて知った時は、なんて理不尽なんだろうと思ったのですが、服装なんて関係く、色々言いがかりをつけて処刑したかっただけなんだろうとおもう。 17歳だった少女が軍人としてフランスの自由のために戦い。 19歳で処刑される。 国王が身代金を渡していれば、ジャンヌダルクは助かっていたのかもしれない。 どうして神はジャンヌにこんな試練を与えたのだろう。 なんともやりきれない。 彼女から届いたメッセージを元に、彼女が火刑台に立つまで、何を想い、何に救いを求めていたのか描かれています。 新しい観点から見たジャンヌ・ダルクについて書かれた1冊です。 みんなのレビュー ジャンヌ・ダルクに関して、今までに接したことのない全く新たな、そしておそらくより真実に最も近い視点から見たこの著作は、ジャンヌダルクにあまり興味のなかった私が一気に読み進めてしまうほどおもしろいものでした。 引用元: ジャンヌ・ダルク リンク 読んでみて 初心者には少し読みにくいですが、専門的な本を読みたい人に向いています。 前半の戦争の話しよりも、後半の異端裁判でジャンヌ・ダルクの心情や、イギリスの動きについて重点を置いています。 裁判シーンでは、当時の書簡や裁判記録がそのまま使われており、その時代の迷信深さや宗教に関する考え方が伝わってくる1冊です。 ある程度、キリストやジャンヌ・ダルクについて知った後に読んでみると良いでしょう。 みんなのレビュー 「もう駄目だ、我々は聖女を焼き殺してしまった!」この最後の言葉が印象に残りました。 後悔してももう遅いですよね。 ジャンヌは魔女狩りをされて天国に行ってしまったのだから… ジャンヌダルクといえば百年戦争で活躍した事で有名です。 どう活躍したかが詳しく書いてあるのかな?と思っていたのですが、それよりも裁判の事が詳しく書かれていてびっくりしました。 引用元: まとめ 今回は、ジャンヌ・ダルクについて初心者におすすめの本や、違った角度から見た本を紹介しました。 実は、ジャンヌ・ダルクが描かれた絵は、すべて彼女が亡くなった後に描かれたものです。 それ考えながら読んでいくと、自分にとってのジャンヌ・ダルク像が生まれるのではないでしょうか。 ジャンヌ・ダルクについて知りたい方、この記事をぜひ参考にしてみてください。
次のジャンヌダルク ジャンヌダルク ジャンヌダルク。 地球連邦の軍艦。 地球連邦・リガミリティア連合軍の旗艦です。 艦長さんはムバラク・スターン。 真のジン・ジャハナム ウッソ・エヴィンのお父さん、ハンゲルグ・エヴィン も乗っていました。 ジャンヌダルクは、艦首にビームシールドが付いている以外は、外見上は「逆襲のシャア」の時代の時代のラーカイラムとほとんど同じように見えました。 ジャンヌダルクは地球でのエンジェルハイロウ攻防戦の中で被弾してエンジンを損傷した後、ザンスカール帝国軍の守りに穴を空けるべく特攻を仕掛け、その特攻の途中にクロノクル・アシャーのリグ・コンティオにブリッジを破壊され、沈黙...。 その後、沈黙したジャンヌダルクはエンジェルハイロウ空域を彷徨い、最後はムッターマ・ズガン将軍の乗るスクイードに激突してスクイードを道連れにしてから沈んでいました... ただでは死なず... ジャンヌダルクと言う名前はフランスの英雄にして聖人のジャンヌダルクからだと思います。 ジャンヌダルクが登場したのは第41話~第43話、第45話、第47話~第48話、第50話~第51話。
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