ありおりはべりいまそがり。 ありをりはべり

ありをりはべり

ありおりはべりいまそがり

基本の状態動詞 日本語の動詞の殆どは変化動詞です。 状態を表すものではありません。 状態を表す動詞としては• いる があります。 おる も使われますが、若干古い言葉という感じもします。 古文だと• あり、おり、はべり、いまそがり です。 変化動詞の状態表現 変化動詞の状態表現には、「て」を付加した上、 状態動詞「ある」「いる」あるいは その省略表現である「る」を付加します。 例えば• 「持つ」の状態表現は「持っている(持ってる)」• 「食べる」の状態表現は「食べている(食べてる)」 となります。 そして、• 「知る」の状態表現は「知っている(知ってる)」 です。 変化動詞の状態表現の否定形 さて、状態表現の否定形はどうでしょう?• ところが、• 自然な表現では• 「知る」は半状態語である 「知る」は変化動詞なのですが、その形態的否定語• 「知らない」は変化の否定語ではなく、否定状態を表す語 となっているのです。 つまり• 日本語の状態動詞は「ある」「いる」「知らない(否定形のみ 」 があると言えるのです。 「知る」は単体では変化語ですが、その否定「知らない」「知りません」 が「状態語」となる「半状態動詞」なのです。 否定語の時制に関する考察が にも書かれています。 #「知らない」が特殊化した理由 「知らない」が特殊である理由の一つは「知る」という変化が 認識しづらいということがあると思います。 意識的動作と見なし難いこともあります。 「覚える」というのは 「作業」ですが「知る」というのは「作業」とは言いづらい面 があります。 「覚える」ことは否定できても「知る」ことは否定が難しい のです。 「知る?」などという現在形疑問が考え難いというのもそもそも "知る"という概念がかなり特殊なものであることを示しています。 「知らない」は頻度が低いため古い言い方が残った。 例えば 「君知るや南の国・・」という表現では「知る」は状態を 表す言葉です。 # 状態活用(現在進行形連体活用 状態語でない語でも、体言に結びつく場合、現在進行状態 を表す活用ができる場合があります。 例えば• 眠れる森の美女• 迷える子羊 などです。 これらに関する考察を に置きました。 英語ではknowそのものが「特殊」な状態語となっています。 他の言語ではどうなのか興味が沸きます。 ### 余談 タイトルが「ある、いる、知らない」でなくて「あり、おり、知らない」 となっているのはもちろん「あり、おり、はべり、いまそがり」を 連想してもらうためです。 ちょっとわざとらしすぎるかも知れません。 ### ところで 「あり、おり、はべり、いまそがり」というのは妙に語呂が良くて 気にいってるんですが、 「いまそがる」って本当に普通の言葉として使われていたんでしょうか? あんまり見たことが無いように思います。 」というフレーズが有ったような 気もしますが、当時としても特殊な言葉だったとか、 ある特定の著者しか使ったことのない言葉だとかって ことはないのでしょうか? あるいは"流行語"のように一時期のみ使われた 言葉だった。

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◇あり、おり、知らない;日本語の状態動詞: 万象酔歩

ありおりはべりいまそがり

基本の状態動詞 日本語の動詞の殆どは変化動詞です。 状態を表すものではありません。 状態を表す動詞としては• いる があります。 おる も使われますが、若干古い言葉という感じもします。 古文だと• あり、おり、はべり、いまそがり です。 変化動詞の状態表現 変化動詞の状態表現には、「て」を付加した上、 状態動詞「ある」「いる」あるいは その省略表現である「る」を付加します。 例えば• 「持つ」の状態表現は「持っている(持ってる)」• 「食べる」の状態表現は「食べている(食べてる)」 となります。 そして、• 「知る」の状態表現は「知っている(知ってる)」 です。 変化動詞の状態表現の否定形 さて、状態表現の否定形はどうでしょう?• ところが、• 自然な表現では• 「知る」は半状態語である 「知る」は変化動詞なのですが、その形態的否定語• 「知らない」は変化の否定語ではなく、否定状態を表す語 となっているのです。 つまり• 日本語の状態動詞は「ある」「いる」「知らない(否定形のみ 」 があると言えるのです。 「知る」は単体では変化語ですが、その否定「知らない」「知りません」 が「状態語」となる「半状態動詞」なのです。 否定語の時制に関する考察が にも書かれています。 #「知らない」が特殊化した理由 「知らない」が特殊である理由の一つは「知る」という変化が 認識しづらいということがあると思います。 意識的動作と見なし難いこともあります。 「覚える」というのは 「作業」ですが「知る」というのは「作業」とは言いづらい面 があります。 「覚える」ことは否定できても「知る」ことは否定が難しい のです。 「知る?」などという現在形疑問が考え難いというのもそもそも "知る"という概念がかなり特殊なものであることを示しています。 「知らない」は頻度が低いため古い言い方が残った。 例えば 「君知るや南の国・・」という表現では「知る」は状態を 表す言葉です。 # 状態活用(現在進行形連体活用 状態語でない語でも、体言に結びつく場合、現在進行状態 を表す活用ができる場合があります。 例えば• 眠れる森の美女• 迷える子羊 などです。 これらに関する考察を に置きました。 英語ではknowそのものが「特殊」な状態語となっています。 他の言語ではどうなのか興味が沸きます。 ### 余談 タイトルが「ある、いる、知らない」でなくて「あり、おり、知らない」 となっているのはもちろん「あり、おり、はべり、いまそがり」を 連想してもらうためです。 ちょっとわざとらしすぎるかも知れません。 ### ところで 「あり、おり、はべり、いまそがり」というのは妙に語呂が良くて 気にいってるんですが、 「いまそがる」って本当に普通の言葉として使われていたんでしょうか? あんまり見たことが無いように思います。 」というフレーズが有ったような 気もしますが、当時としても特殊な言葉だったとか、 ある特定の著者しか使ったことのない言葉だとかって ことはないのでしょうか? あるいは"流行語"のように一時期のみ使われた 言葉だった。

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「ありおりはべりいまそかり」とは?意味や使い方をご紹介

ありおりはべりいまそがり

「ありおりはべりいまそかり」とは、 日本語の古語でラ行変格活用をする動詞をまとめて読み上げたものです。 完了の助動詞を「きけりつぬたりたしけむ」と連続して読んで覚えたりもするように、よくある語呂合わせのようなものです。 「ありおありはべりいまそかり」に含まれる動詞は以下の4つです。 共通するのは「いる」という意味を持つことですが、敬語表現が違っていたりします。 動詞 他の表記 敬語 意味 あり 存在する おり をり いる、座っている はべり 謙譲 お側に控える、伺候している 丁寧 あります、ございます いまそかり いまそがり、いますかり、いますがり 尊敬 いらっしゃる、おいでになる 【例文】• 今は昔、竹取の翁というもの ありけり(今となっては昔のことだが、竹取のお爺さんという者がいた)• 立てれども をれどもともに戯れ(立っていても座っていても、一緒に遊び戯れ)• 宰相中将、左大弁など はべりたまひて(宰相中将、左大弁などが伺候なさって)• 歌一首、作りて はべり(歌を一首作ってございます)• 才も賢く いまそかり。 (学識も優れておられる).

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